いつも綺麗にしていて、華やかな、世界中を飛び回る仕事。そんな、世界中で憧れる女性が多いCA(キャビンアテンダント)ですが、実際になってみてから転職を検討する人も実は多いものです。
そこで今回は、CAから転職を検討する理由と、転職で活かせるスキル、失敗しない転職の方法など、CAから転職したい人に向けて転職のための情報を網羅して解説します。
- ・ 「CAから転職をしたいけど、失敗はしたくない」
- ・ 「CAとして勤めたけど、どんなスキルが身についているのかわからない」
- ・ 「転職活動をしたことがないからどうすれば良いか不安」
という方は、この記事を最後まで読むことでCAから転職をする際のポイントがわかり、失敗しない転職をすることができますよ。
- 「CA(キャビンアテンダント)から転職したい」と思う理由
- CAから転職は人材紹介を利用するのがおすすめ
- CAから異業種への転職先おすすめ5選
- まとめ
「CA(キャビンアテンダント)から転職したい」と思う理由
CAになるのはとても狭き門です。本当に努力してCAになったにも関わらず、転職をしたいと思う理由は主に次の3つ。
- ・ ライフイベントがきっかけでプライベートと仕事を両立できなくなったから
- ・ 体力的に負荷が大きく続けるのが難しくなったから
- ・ 人間関係が大変だったから
それぞれの理由を詳しく解説していきましょう。
プライベートと仕事を両立できなくなった
結婚や出産、介護などのライフイベントがきっかけでプライベートと仕事の両立が難しくなり、CAとしてのキャリアを断つ人は多いようです。特に出産後は育児と両立して働ける職場が良いと考えるため、転職を考えるのです。
体力的に負荷が大きく続けるのが難しくなった
CAは非常に体力的な負荷が大きい仕事です。長時間のフライトで拘束時間が長い上に、お客様の手荷物を一緒に運んだり、機内サービスで動き回ったりと、想像以上にハードなところにギャップを感じる人も多いでしょう。
人間関係が大変
CAは女性が多く集まる場所で働きます。そのため、一番立場が上のCAを気遣って萎縮してしまったり、きついことを言われて心を痛めてしまう…なんて新人CAも少なくありません。人間関係が大変で、転職を選ぶCAも多いのです。
CAから転職する時に活かせるスキル
CAから転職する時に活かせるスキルとして、次の3つがあります。
- ・ 気遣いスキル
- ・ 接客スキル
- ・ バイタリティ
それぞれ詳しく解説しましょう。
気遣いスキル
CAは長時間のフライトでたくさんのお客様の様子に気を配り、心地良い機内空間を提供しています。だからこそ、気遣いスキルが非常に高くなっているのです。何か困っている人の空気を敏感に察知し、それに対してふさわしい行動をとる。
これは、誰でもできるものではありません。CAとして働いてきたからこそ身についたスキルです。気遣いは他の企業でも十分に活用できるため、転職活動の際は自信を持ってアピールしましょう。
接客スキル
場にふさわしい立ち振る舞いや所作、言葉遣いを身につけたCAは、接客スキルも秀でているものです。この接客スキルを活かせる職種は接客業だけでなく、社外の人とやり取りをする仕事であれば重宝されること間違いありません。
接客スキルは一朝一夕にして身につくものではありませんから、長い時間をかけて培った接客スキルはきっと、転職活動でも役立ってくれるはずです。
バイタリティ
入社までの狭き門をくぐり抜け、長時間のフライトに耐えているCAはバイタリティも非常に高いです。何かアクシデントが起こっても前向きに対応し、周囲のお客様に不安を与えないように振る舞うことができた経験はどの仕事でも活きるでしょう。
仕事だけでなく、今後の人生においても非常に重要になるスキルです。
CAから転職は人材紹介を利用するのがおすすめ
CAから転職するなら、人材紹介を利用すると失敗が少ないです。
先ほどCAとして転職にも活かせるスキルを紹介しましたが、これらのスキルはいずれも数値化して見ることができないため、非常に判断が難しくなります。
自分1人で転職を進めようとすると、自身の魅力をうまくアプローチできずに転職活動がうまくいかなくなるケースも。しかし、人材紹介を利用すれば客観的にスキルを『見える化』してくれるため、転職活動も進めやすくなるでしょう。
CAから転職する際におすすめの人材紹介はパスキャリです。パスキャリはアドバイザーが全員女性の人材紹介サービスで、女性ならではの目線で長期的にキャリアを築き、働いていける企業を紹介してくれます。今後どのように働いて行きたいかなどをしっかり相談することで、ミスマッチの少ない転職ができるでしょう。
CAから異業種への転職先おすすめ5選
続いて、CAから異業種へ転職する際におすすめの転職先を5つご紹介します。CAで培ったスキルと親和性が高いのは次の5つの職種です。
- ・ ホテルコンシェルジュ
- ・ 秘書
- ・ 事務職
- ・ 営業職
- ・ 販売員
それぞれ詳しく解説していきましょう。
ホテルコンシェルジュ
ホテルコンシェルジュはCAから転職する際におすすめの仕事の一つです。CAは業務上英語を使用するため、ある程度の英語力が必要ですが、ホテルコンシェルジュもさまざまな国のお客様が宿泊するため、英語力はあるに越したことはありません。
また、接客に適した立ち振る舞い、おもてなしができるため、CAから転職しやすい職種と言えるでしょう。
秘書
CAから転職するなら、秘書もおすすめです。
フライトのスケジュールに応じて遅れが出ないように適切に対応してきたCAは、スケジュール管理能力にも優れています。加えて一定以上の英語力があり、社外のお客様とのやり取りも任せられる接客スキルが身に付いているので、まさに秘書はCAにもってこいの仕事でしょう。
たくさんの同僚に囲まれることもないため、人間関係のわずらわしさを感じずに働きたい方にはピッタリです。
事務職
事務職は通年でたくさんの企業から募集があり、かつCAのスキルを活かして働ける職種です。社内だけでなく社外(取引先)とのやりとりもあるため、気遣いスキルや接客スキルを活かして働くことができるでしょう。
また、事務職未経験でも歓迎してくれる企業が多く、秘書などに比べたらハードルが低いのが特徴です。
体力的に負荷を感じずに働きたいという方におすすめです。
営業職
CAから転職するには営業職もおすすめです。営業職はこちらも事務職と同様に気遣いスキルと接客スキルが活きる仕事で、かつ自身の頑張りが数字(お給料)に直結しやすいため、バイタリティのあるCAには非常におすすめ。土日祝日は休みなことも多く、プライベートと両立しやすい点も魅力です。
人と接することが好きでCAを志望した場合、営業職でもその目的をぶらさずに働くことができるでしょう。
販売員
販売員は、こちらも接客スキルと気遣いスキルが活かせる仕事として、CAから転職する際にはおすすめです。通年で求人が出ているため、いつどのタイミングでも転職をしやすいのもポイント。接客に適した振る舞いができる点は採用担当者からも魅力的に映るため、転職の難易度としては低いです。
好きな場所で働きたい、家の近くで働きたい、育児と両立して働きたいなどの理由がある方は販売員がおすすめです。
まとめ
せっかく苦労してCAになったとしても、思い描いていた理想と現実のギャップに耐えられなくて転職を検討することもあるでしょう。また、ライフステージの変化とともに働き方を変えたいと思い、転職を検討しているのかもしれません。
CAから転職をする際、失敗しないようにするためには人材紹介を活用すると良いでしょう。人材紹介とは企業と求職者をマッチングさせてくれるサービスのことですが、プロの目線からどんな企業が合っているのか判断し、履歴書の添削から面接、入社まで一貫してフォローしてくれるのです。もちろん利用は無料ですから、使わない手はありません。
人材紹介の中でもパスキャリがおすすめ。アドバイザーが全員女性のため、女性が働きやすい企業という目線で仕事を紹介してくれます。また、未経験歓迎の求人も多いため、CAから転職する際にはピッタリです。
一度パスキャリに登録して、どんな仕事があるのか、自分の魅力はどんなものなのかなど、客観的に棚卸してみると良いでしょう。