様々な分野で活躍する社会人にフォーカスして、価値観やキャリアの積み方を根掘り葉掘り聞いちゃおう☆というコーナーです。
今回は、人材系の会社で営業をしている武井舞さん(23歳)にお話を伺いました。
素敵な笑顔が印象的な武井さんは、ある特殊な経緯で今のお仕事に就いたそう。
20代女性ならではのトークも飛び出し、楽しいインタビューとなりました。
希望通りじゃなくても、第三者の目を信じてみた。
「武井です!宜しくお願いします!」

人材系の会社で、営業をしている武井さん。
笑顔がまぶしい!
今日は宜しくお願いします。

お願いします!
あの、パスキャリの過去のインタビュー読ませてもらったんですけど…
お二人(入ヶ町二政さん、池上亮さん)の内容が濃くて…
私こんなにエピソードないんですけど大丈夫ですか?
お二人強くないですか?

たしかに、お二人のエピソードは強い…
でも大丈夫!
武井さんの等身大の話を聞かせてください!

分かりました!

ではさっそく!
この仕事を始めた理由やきっかけを知りたいです!

実は私、けっこう特殊な経緯で。

(あるやん、エピソード…)
と言うと?

もともと受けたのは、WEB広告を担当するまったく別の部署だったんです。
でも面接で「実はもう定員に達しちゃって…」と言われて。
そのときの担当者が「向いていると思う」と紹介してくれたのが、今の部署です。
もう一度面接を受けて、正式にここで採用となりました。
「エピソードないんです」と恐縮した直後に特殊エピソードを繰り出すおちゃめな武井さん。

定員に達していた…そんなことがあるんだ。

はい(笑)
だから、実はこの仕事ってもともとやりたかったことではないんです。
紹介されて、面接受けて、受かって気づいたらここにいる感じ。

抵抗はなかった?

紹介されたってことは、客観的にみて向いているってことだから、やってみよう。
そう思ったので、抵抗というのはなかったです。
身近なのに、なんにも知らないって気づいたら、強く惹かれていった。

もともとのWEB広告は、なんで興味を持ったんでしょう。

漠然と、WEB業界っていうのに憧れがあったんですよ。
どんな仕事があるのかも、正直全く知りませんでした。
全く触れたことのない世界だから、ひたすら「WEB 未経験」で検索かけて探していましたね。

とにかく業界に興味があったと。

はい。

でもなんでそんなに、WEB業界に興味があったんだろう。
けっこうパソコンとか好きなんですか?

いや、全然詳しくないです。(笑)
でも、自分のなかで「WEB業界が身近な存在だった」というのが大きいかもしれないです。
子どものころからインターネットや携帯が当たり前にあって、SNS世代で。
なのにその仕組みや業界を、全く知らない。
だから興味を持ったのかなって思います。
まだまだ成長しそうって思ったし。

身近なのに知らない、これはいいトリガーかもしれないですね。

うふふ。安易ですよね。(笑)
経験から得た、「めちゃくちゃ好きなことは仕事にしない方がいい」という学び。

たしか前は旅行会社で働いていたんですよね。

そうですね。
3年くらい、旅行会社で働いていました。

そこを辞めたのは…聞いてもいいですか。

もちろん。
自分自身、すごく旅行が好きなんですけど、自分でプランを立てるのとお客様に立てるのは違うなって感じたんです。

たとえば…?

自分が旅行好きだからこそ、いいスポットとかおすすめの場所をおすすめしたくなるんですよ。
でも、お客様はわりと「○○に行きたい」と言う方が多くて。
ああ、○○はそんなに楽しくないよ~と思いつつ、楽しみにされているお客さんには言えないし。

たしかに、言えない…

でも、自分が担当するからにはいいスポット盛り込みたいし。
自分はそれをベストだと思っていないけど、相手にそれを押し付けるのも嫌だ…という葛藤がありました。
なかなか自分のイメージに合致しなかったんです。
自分の「いい」と相手の「いい」は違うという学びにはなりましたが、熱が入りすぎたのかな、「めちゃくちゃ好きなことは仕事にしない方がいい」と思いましたね。
葛藤を全力で表す武井さん
経験を積んでも分からないことは出てくる。だから体感して吸収する術を身につけたい。

なるほど。
今の仕事は、どうですか?
完全な未経験で、大変かなって思うんですけど。

そりゃもう!
楽しいけど、大変なことの方が多いかもしれません。
自分がやったことない仕事を紹介するわけですから。
クライアントとの話のなかにも、初めて聞く単語がたくさん出てくるので大変です。

じゃあ、日々勉強…?

や、えっと…

???

「勉強」は、そんなにしてないです…
場数を踏めば分かるようになるかなって思っているので、とにかく実践を優先させてます。
知識だけ入れてもなって思って。

なるほどなるほど。
分からないことを放っておくわけじゃないけど、頭でっかちにならないよう実践しながら吸収している、と。

そうですね。
それに、経験を積んでも分からないことは出てくると思うので、体感して吸収していく術を身につけたいなって。
とかいって、机に向かう勉強が嫌いなだけなんですけど(笑)
当面の目標は、アイデアを形にするためのプレゼン力を上げること。

入社から半年、やりがいを感じることはありますか?

一番大きいのは、自由度。
前の会社はけっこう大きかったので、言われたことをやれば成立したんです。
それに間違いもなかったし、あんまり自分で考えなくてもよかった。
でも今は、「○○をしたいです」って言える。
それに対して、「もう少しここを詰めて、提案してみたら?」というアドバイスももらえる。
この環境がモチベーションを上げてくれていて、やりがいになっています。

武井さんは入社から半年ほどだと伺いましたが、どんな提案を?

当日欠勤対策です。
人材系なんですけど、お仕事をお渡ししても当日に欠勤する会員さんが多くて。
どうしたもんかなと考えていたときに、「仕事情報を載せているマイページ画面の表記やデザインで、会員さんに訴求できないかな」という考えが浮かんだんです。
そこで、デザイナーに「ここのデザインって、こうできますか」「こんなことを伝えたいんですけど、この言葉で伝わりますか」って相談して。
先輩方がフォローしてくださったのもあって、実際にデザインを変えることができました。
まだ変えたばかりなので結果は出てないんですけど、どうなるのか楽しみですね。
「自分で考えて、それを提案する。この流れがめちゃくちゃ楽しい。」

入社してすぐでも、そうやって耳を傾けてもらえるのは嬉しいですよね。
今後、やってみたい仕事とかってありますか?

今は、とにかくどんどん結果を出したいなと思っているのと、楽しくできればいいなって思ってますね。
あとは提案力を身に着けたい。
最近、自分の提案力のなさに気づいたんです。

提案力?

今までは、提案する機会自体がなくて、気づかなかったんですけど。
この会社で自分のアイデアを伝えるようになって、なんて伝わらないんだと思って。
まわりに興味を持ってもらわないと始まらないし、誤解がないように伝えなきゃいけない。
なのに自分はそれができていないなって思うことが多々あるんです。
だから、上手にプレゼンをできるようになりたいです。

アイデアは出てくるけど、それを実現に向けて進める初めの一歩が難しい、と。

そうですね。
あと○○だから△△で、って説明ができなくて。
もどかしい。

論理的な説明が難しい…?

そうです。
上司に話しても、穴だらけなんです。
そこを自分でカバーしたうえで話したいのに、それが不十分なのが、とてももどかしいなって。
言いたいことがちゃんと伝わっているかも不安で。
予算を割かないといけない施策だと余計に厳しくなるので、そこもちゃんとできるようになるのが、当面の目標です。
今は先輩にアドバイスもらったり、すごいなって思う先輩の真似をしたりして、技を盗んでいます。

先輩の真似をしたり技を盗むのは、大切ですよね。
でも、分かっていてもそれが難しかったりしませんか。

初めはどうしようって思いました。
でも、小さなことから真似をしてみようと思って。
自分はいつも口頭だけで提案していたんですけど、ある日先輩が必ずプロジェクターを使って図解していることに気づいたんです。
自分に「言えば伝わるだろう」っていう思い込みがあったんだ、と反省しました。
こんなふうに、少しずつ学ばせてもらってます。
あとは…
あ、噂をすれば先輩。
やっぱり考える、結婚と仕事のバランス。

あとは…?

仕事じゃないですけど、プライベートの充実を目指しています。
お母さんが20歳で自分を生んでるから、そろそろ考えていて…

分かる…
でもまだ今年24歳ですよね、全然大丈夫ですよ!
(ヤマシタは今年28歳)

でも出会いがないですもん…
この調子でいくと…

やめてやめてやめて!!笑
でもたしかに、ないですよね…

ないんですよ…

がんばりましょう…(遠い目)
結婚しても仕事は続ける派ですか?

働く時間とか場所にもよるので、必ずこの会社で!とは言えないですけど、仕事はしたいですね。

働くのが好き?

…というわけではないんですけど。
専業主婦のイメージがわかないんです。
外で働きつつ、家事もしたいなって思います。
だから時短とかパートとか、外と家とをバランスよく過ごせたらいいなって思っています。
いわゆるバリキャリでは、ないんですよ。
…まあ結婚の予定ないんですけどね(笑)

20代女子の多くは一度は考える悩みかもしれない(笑)

占いとか行きたいですもん。
将来どうなるんだろうって思います。
世の中どうなっているんだろう。
「世の中どうなっているんだろう。」

めっちゃ考えてる…
世の中まで巻き込んでる…
でもリアルな悩みですよね。

ほんと、リアルな悩みです。
あと、仕事の面をみても、プライベートが充実していたら、いい影響を与えると思うんですよね。
自分の場合、それがまあ結婚とかっていう方向なだけで、プライベートの中身は人によると思うけど。
仕事だけバリバリ、というのは自分には合っていないな…というのはハッキリしています。
…これここで言って大丈夫かな(笑)

大丈夫、大丈夫(笑)
とはいえ今仕事でクリアしたいこともあるようだし、両方これから右肩上がりになりそうですね!
楽しみ!

だといいんですけど(笑)
だんだん今の仕事にも慣れてはきているので、新しいことにもチャレンジしていきたいです!
インタビューを終えて…
- 「身近なのに知らない」から興味を持った
- 「紹介されたってことは、客観的にみて向いているってことだから、やってみよう」
- 「体感して吸収していくすべを身に着けたい」
無邪気な笑顔を見せながら、しっかりした芯を見せてくれた武井さん。
決して他人任せなわけではないけれど、「客観的に見た自分」に身を預けてみたり、分からないことに出合ったときの術を考えたり。
柔軟さがあるからこそ、前に進んでいけるんだと気づかせてくれました。
20代前半、色んな選択肢に目が回りそう!という方も多いのでは。
そんなときは、ふと自分から離れてみるのもいいかもしれませんよ。
武井さん、ありがとうございました!