エステティシャンになりたいと思っている人の中には、「面接が苦手」「志望動機をどう答えればいいのかわからない」と感じている人もいるかもしれません。
美容業界未経験の場合は、余計に難しく考えてしまいますよね。
そこでこの記事では、面接で役立つ志望動機の答え方をご紹介します。
迷った時は「なぜ自分はエステティシャンになりたいのか」を考えましょう。
エステティシャンを目指そうと思ったきっかけをはっきりさせれば、面接で自信を持って志望動機を伝えられますよ。
- エステティシャンになりたいと思ったきっかけ
- エステティシャンになりたいきっかけは志望動機に生かそう
- エステティシャンの志望動機の例文
- エステティシャンの志望動機のNG例
- エステティシャンの面接のポイント
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エステティシャンになりたいと思ったきっかけ
エステティシャンを目指すきっかけはひと様々。
中でも、実際に活躍している人はどんな理由でエステティシャンになったのか気になりますよね。
そこで、ここではエステティシャンを目指したきっかけを現役エステティシャンの経験から紹介します。
自分にコンプレックスをもっていたから
お肌や体型など、自分に何らかのコンプレックスを持っている人は多いものです。
コンプレックスを解消するためにエステに行き、実際に解消できたという経験をしたかもしれません。
自分のコンプレックスを解消したことがきっかけで、エステティシャンになろうと決意した人もいます。
「エステ技術を活かしてお客様の役に立ちたい」という思いは強い志望動機になるでしょう。
おしゃれや美容に興味があるから
ファッションやメイクなど、おしゃれ・美容への興味が高ければそれらも志望動機になります。
「ファッションのトレンドは見逃せない」「コスメやメイクの研究が好き」という人もいるでしょう。
おしゃれや美容に対する興味の高さは、エステティシャンとして働く上で役立ちます。
エステティシャンはお客様にメイク技術や美肌のコツをアドバイスしたり、簡単で効果の高いセルフケア方法を教えたりしますよね。
美容への興味が高く、それを活かした職業に就こうと思ってエステティシャンを目指す人もいるんですよ。
過去のエステ体験が素晴らしかったから
自分が実際にエステに行き、そこで受けた施術が素晴らしかったことがきっかけになった人もいるでしょう。
素晴らしいエステ体験をすれば、「こんな施術をお客様に提供できるエステティシャンになりたい」と思うことがあるかもしれません。
エステに行ったことで美しくなれたという経験は、エステティシャンを目指す強い動機になります。
「エステの素晴らしさをお客様にも味わってほしい」と感じたなら、エステ業界に踏み込んでみてもいいかもしれませんね。
エステティシャンになりたいきっかけは志望動機に活かそう
エステティシャンになりたいと感じたきっかけをはっきりさせたら、そのポイントを志望動機に活かしましょう。
エステティシャンになりたいと思ったきっかけを、熱意とともにアピールすればインパクトある志望動機になりますよ。
自分自身の体験を志望動機に練り込もう
インパクトのある志望動機にするためには、自分自身の体験を盛り込むことが効果的ですよ。
自分がエステでどれだけ素晴らしい体験ができたかを盛り込むだけでなく、エステを体験したことでエステや美容に対する関心が高まったこともアピールするといいでしょう。
自分自身の体験を盛り込まず、「華やかなイメージがある」「エステを通してお客様を美容面でサポートしたい」という一般的なイメージで志望動機を考えると漠然としがちです。
採用する側にとって、漠然とした志望動機より自分自身の経験が明確に盛り込まれた志望動機のほうがいい印象になりますよ。
好印象な志望動機を作るためには、「自分がどのようなエステを受けたことがあるか」「その結果どう感じたのか」「どんなメリットがあったか」を明確にするといいでしょう。
それらに、さらにエステティシャンへの熱意を交えて伝える方法がおすすめです。
働きたいという熱意もしっかり伝える
エステティシャンとして就職するためには、自分自身のエステ体験やそれを活かしたいことを伝えるだけでは不十分かもしれません。
「なぜそのサロンで働きたいと思ったのか」を忘れずに伝えることが大切です。
エステティシャンは人気の職業である反面、離職率や転職率が高くなっています。
そのため、サロン側としてはできるだけ長く働いてくれるかどうかを重視しているんです。
応募したサロンに対して「絶対にここで働きたい」という強い熱意をアピールすると、好印象になります。
応募したサロンの魅力ポイントや好感もてるサービスや、お店で貢献したいことを伝えるのもいいかもしれません。
エステティシャンの志望動機の例文
志望動機はまとまったけれど、実際にどう書けばいいのか分からない人もいるでしょう。
効果的にアピールできる志望動機を書くためには、例文を参考にする方法がおすすめです。
就活用だけでなく、専門学校に入学するときに役立つ例文も紹介するので参考にしてくださいね。
新卒の志望動機
新卒からエステティシャンを目指す場合の志望動機の具体例をみていきましょう。
ここでいう「新卒」とは、美容系の専門学校を卒業する場合です。
例文1
私は以前から美容に興味があり、エステティシャンとしての技術や知識を学ぶために専門学校に通う道を選びました。 専門学校で学んで資格を取得しており、それを活かして働きたいと考えております。
実務経験はありませんが、お客様を美しくしたいという強い気持ちは誰にも負けないつもりです。 お客様の悩みを解決するために学んだ知識や技術を活かしながら一生懸命働かせていただきます。 |
例文2
私は以前から肌トラブルを抱えており、それを解決するためにエステサロンに通っていました。 エステサロンで継続的に施術を受け、ホームケアのアドバイスを頂いた結果悩みを解決でき、感動したことを覚えております。
今度は自分がお客様の悩みを解決する側に回りたいと思い、美容学校でエステティシャンの技術を学ぶ道を選択しました。 学んだ知識や技術を活かしてサロンに貢献したいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 |
未経験の志望動機
美容業界の経験はないものの、エステティシャンに転職したいと考えている人に役立つ例文も見ていきましょう。
例文1
前職は小売店で接客を行っておりました。 美容業界で働いた経験やエステティシャンとしての資格はありませんが、接客を通して培ったヒューマンスキルや明るさを活かして働かせていただきます。
普段からメイクやコスメなどに興味があり、その知識を活かして誰かの役に立つことが願いです。 エステティシャンはピッタリの道だと感じており、この度応募させていただきました。 不足している知識や技術は積極的に学びますので、どうぞよろしくお願いいたします。 |
例文2
前職は事務職でエステ業界は未経験です。 肌荒れを解決するためにエステサロンに通ったことがきっかけで、エステ業界に興味を持つようになりました。
トラブルが徐々に改善していくことを実感することは素晴らしいと感じており、その素晴らしさを多くの人に味わって欲しいと思い、応募させていただきました。 未経験なので知識や技術など不足している面が多々ありますが、意欲的に勉強する所存です。 エステを通して人を美しくしたい、抱えている悩みを解決したいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 |
転職の志望動機
すでに美容業界の経験がある人の場合、これまでの経験を積極的にアピールするのがいいですよ。
2つの例文を紹介しましょう。
例文1
美容学校を卒業後、エステサロンで5年間勤務した経験があります。 トータルエステサロンだったのでさまざまな施術を経験しましたが、その中でフェイシャルエステへの興味・関心が高くなりました。
これまでの経験を活かしながらフェイシャルエステの技術をさらに磨きたいと考えていたところ、フェイシャルエステ専門の求人を見つけたので応募した次第です。 より高度な技術を意欲的に学び、サロンに貢献したいと考えていますのでどうぞよろしくお願いいたします。 |
例文2
痩身エステで3年半の実務経験を積み、認定エステティシャンの資格を取得いたしました。 資格取得後も痩身エステで勤務しておりましたが、お客様の悩みを総合的に解決したいと思うようになり、トータルエステサロンへの転職を考えました。
より技術を磨いて貢献できるサロンを探していたところ、御社の求人が目に留まったので応募させていただきました。 日々進歩する技術を積極的に取り入れ、サロンに貢献したいと考えております。 |
専門学校の志望動機
就職前に技術を身につけようと思い、専門学校への進学を選ぶ人もいますよね。
専門学校の入学試験でも面接が行われることがあります。
その場合は以下の例文を参考にしましょう。
例文1
貴校を志望した理由は、現役のエステティシャンから必要な技術を教えてもらえることに魅力を感じたからです。 エステティシャンを生涯の仕事にするために必要な技術を総合的に身につけたいと思っております。
実習の時間も多く、より実用的な学習ができることに魅力を感じました。 エステティシャンとして働くために必要な知識や技術をトータルで学習したいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 |
例文2
貴校のカリキュラムを確認したところ、非常に充実していてより深い知識や技術が身につけられることに魅力を感じました。 エステティシャンはお客様の悩みを解決するために非常に高い技術を求められます。
貴校でなら必要な知識や技術を安心して学べると感じ、この度志望させていただきました。 資格取得も目指していきたいと考えています。 お客様の悩みを解決して笑顔にできるエステティシャンを目指して成長していきたいです。 |
エステティシャンの志望動機のNG例
エステティシャンの求人に応募したときに、あまりいい印象ではない志望動機もあります。
うっかりそのような志望動機を書いてしまわないためにもNG例についてチェックしておきましょう。
・自分の技術を猛烈アピール
・苦手分野を主張する
・独立をアピールする
まずひとつ目のNGは、自分の技術を過度にアピールすることです。
美容学校でエステティシャンとしての技術を学んだことや、複数の資格を取得したことを主張しすぎるとサロン側は不愉快にさせてしまう可能があります。
自分の技術は、就職後にパフォーマンスで見せるようにしましょう。
次に、苦手分野を主張することもNGです。
苦手分野を話す時点で、課題を乗り越えようという前向きな姿勢が伝わりません。
また、将来的に独立したいことをアピールすることも避けましょう。
将来ビジョンがあることはいいことですが、志望動機としてアピールすると「技術を盗まれるのではないか」「長く働いてくれないのではないか」とサロン側を不安にさせてしまいます。
サロン側は、意欲的に新しいことを学びつつ長く働いてくれるエステティシャンを募集していることを覚えておきましょうね。
エステティシャンの面接のポイント
サロン側は、面接で応募者がどんな態度を取るか、どんな印象なのかお客様目線になって評価しています。
ここでは、覚えておくと面接の突破口になるポイントを4つ紹介しますね。
重要なポイントを押さえておけば、チャンスに一歩近づけますよ。
エステティシャンは面接がとても重要
エステティシャンは技術職でありながら接客業です。
お客様の悩みをヒアリングしたり、ホームケアの方法を教えたりするのも重要な業務となります。
そのため、採用するサロン側は面接での態度や印象、明るさを重要視しているんです。
ほかにも、「このサロンで働きたいという熱意があるか」という点もチェックされますよ。
グループ面接の型式で行われることもあるため、インパクトと説得力のある志望動機になるよう工夫しましょう。
面接で想定される質問の答えを用意
面接で想定される質問の答えを事前に用意しておくことも、面接を突破するためのコツです。
よくある質問には、「自分が受けたエステの種類と感想」「応募したサロンの施術内容についての考え」などがあります。
自分が受けたエステについて聞かれた場合は、内容と効果を詳しく伝えるといいですよ。
たとえば、「肌荒れに悩んでエステに通ったところ、適切な施術とアドバイスのおかげで肌荒れを解消できた」などと伝えます。
応募先のサロンが行っている施術内容について聞かれたときは、事前に調査した内容とそれに対する感想を述べましょう。
そのため、事前にきちんとサロンについてリサーチすることが大切ですよ。
明るい印象を与える身だしなみ
エステティシャンの面接では、身だしなみも重要な判断材料になります。
エステティシャンは華やかなイメージの職業ですが、派手すぎるファッションは避けましょう。
基本的に、スーツを始めとする落ち着いた印象のファッションで望むことがおすすめです。
メイクは、自分の顔やお肌をより美しく見せられるようつくります。
接客業かつ、美を追求する職業であることを意識しましょう。
全体として明るい印象を与えられるか、派手すぎたり地味過ぎたりしないか、客観的に見て好印象を与えられるかどうかを意識することが大切ですよ。
自己PRの内容
面接に自己PRはつきものなので、事前にきちんと対策しましょう。
「自己PRをしてください」といわれて、しどろもどろにならないようにすることはとても大切です。
美容学校などでスキルを学んでいる場合は、よりスキルアップしてサロンに貢献したいことをアピールしましょう。
経験者の場合は、得意とするエステの分野や実績などを自己PRに含められますね。
未経験から転職を目指している場合は、接客に役立つヒューマンスキルを盛り込みましょう。
明るさや笑顔などをアピールできると好印象ですよ。
エステティシャンは、採用の際に「信頼性のある人か」「身体や肌に直接触れる施術を任せられるか」なども重要視されます。
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エステティシャンは資格が必要ないので、未経験でも挑戦しやすい職業です。
エステティシャンを目指すきっかけとなる出来事をうまく志望動機に盛り込むことで、より印象的になりますよ。
でも中には、志望動機をまとめるのが苦手な人や、面接が苦手な人もいますよね。
そんな人は、ぜひパスキャリにご相談ください。
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