※シャイガールなため可愛らしい星のステッカーで失礼します。
ご本人もとても可愛いです。
様々な分野で活躍する社会人にフォーカスして、価値観やキャリアの積み方を根掘り葉掘り聞いちゃおう☆というコーナーです。
今回は、会社員として経理のお仕事を頑張っている、牛尾かほりさん(24歳)にお話を伺いました。
実は元幼稚園教諭の牛尾さん。
なぜ、一般企業への転職を決めたのか。
等身大の考え方に、迫ります。
幼稚園教諭から、一般企業の経理へ。異業種へ踏み込んだ理由とは

宜しくお願いします!
牛尾さんは、元幼稚園教諭なんですよね。

そうです!
大学を出てからは、幼稚園の先生をやっていました。

うんうん、分かります。ぽいです。
(牛尾さんは笑顔が素敵で、柔らかい雰囲気の持ち主です)

へへへ。

なんで、一般企業への転職を決めたんですか?

社会を知りたくなったからです。

社会…?

もともと夢だった幼稚園の先生になれて、楽しかったんですけど、幼稚園ってある意味特殊な、狭い世界じゃないですか。
それで、「自分って社会を知らないんじゃないか」と思うようになって。
部活もやってこなかったから上下関係もあんまり経験していなくて、自分大丈夫かなって。
で、一般的な社会…と考えて思いついたのが、企業に入ることだったんです。
一般企業の就職活動は、初めて。そこで学んで、ビビビっと来た。

ずいぶん思い切った決断で…それで、なぜ経理という仕事に?

実は、経理という仕事は全然頭にありませんでした(笑)
話すのが好きだから、営業とか接客とかがいいだろうと思っていたくらい。
事務職は向いていないだろうなって。

また正反対なところに来ましたね。

そうなんですよ。
これは、就職活動をしてみて、わかったことなんですけど。
自分は、話すのは好きだけど、数字とかノルマに向かって走るのは、あんまり向いていないんです。
というのも、面接で数字の話が出てきたときに、すごく違和感を覚えて。
プレッシャーというか。

評価基準が数字じゃない方がいいなと思った?

まさに。
それで、幅広く色んなところを受けてみようと思って、事務職も候補に入れて…
今の会社を受けたんです。そうしたら。

そうしたら…?

ビビビっと来たんですよね。
これ、なんでか分からないんですけど、直感っていうんですかね。
他の会社を受けたときは、「ここでいいのかな」って悩みながら面接をしている感じがあって。
でもここはそれがなくて、「ここで働きたい!」って思ったんですよ。
合否連絡が来るまでも、まあソワソワして。
ビビビっと来たんですよね。「ここで働きたい!」って思ったんですよ。

おう…直感…
実はね、先月の記事でまさに直感について話していた人がいるんですよ。
なんてタイムリー(笑)

え、そうなんですか…
なんて偶然!
読んでみます(笑)

なんで、「ここで働きたい」って思ったんだろう…?

たぶん、なんですけど。
面接した人の雰囲気が良かったのかなって。
ああ、この人たちと働いてみたいなって思ったんですよね。

おお…

??

さっき言った勘の話をした松本さんもね、同じようなこと言ってた…(笑)
牛尾さんの場合、初めは自分の興味のある仕事を軸に就活をしていたけど、そこで詳しいことを知って幅を広げたと。
それで、結局「人」にたどりついたんですね。

そう!その通りです!よく分かりましたね!!

あ、うん、今、聞いたから…(笑)
結局「人」になるっていうことですよね。
ちょっと意地悪なことを言うと、転職の動機だった「社会を知れそう」という理由ではなかったんですね。

確かに…そうですね。
でも、もう一般企業というだけで、自分にとってはだいぶ広い社会だったです。
仕事が楽しくなってきたから、転職活動へ。その真意とは?

なるほど。
ふと思ったんですけど、幼稚園を辞めることに抵抗はなかったんですか?

ないと言えば、嘘になります。

幼稚園の仕事は順風満帆だったんでしょうか。

うーん、もちろん楽しかったし、子どもが大好きっていうのは大前提としてあるんですけど。
最初は、正直しんどい時もありました。
新人で右も左も分からないし、でもプロだし。
ちょっと厳しい先輩もいらして、落ち込むことも多々あって…。

うんうん。

だけど、なんか、自分がしんどいから辞めるっていうのは嫌だったんです。
少なくとも、自分が楽しいと思えるようになるまでは、続けようと思って。
じゃないと、後ろ向きな理由で辞めることになるじゃないですか。

そこは踏ん張りどころだ、と。

そうですね。
だから、具体的に転職を考え始めたのも…
実は、仕事が楽しくなってきてからなんです。

なかなかレアですよね。
悔しいけど、もう楽しめそうにないから転職する、という人が多いかと思います。
もしも楽しくなったら、そのまま続けそう。

楽しくなったからこそ、社会を知りたいという思いが強くなったのかもしれません。
余裕、と言うとあれですけど。

視野が広くなって、他の可能性を考え始める、ってことかも。

それです!なんでそんなに分かるんですか!言語化!!

(笑)

慣れてきて、向き不向きを考え出したのもあるかもしれません。
少人数の園だったんですけど、めずらしく同期がいる代で。
私、彼女のことめちゃくちゃ尊敬していて。
すごいなーって思ってたんです、子どもをまとめる力が。
あ、これその人が読んでたら恥ずかしいな…(笑)

読んでもらいましょ。笑
牛尾さんは、まとめるのが苦手だった…?

苦手ってわけじゃないんですけど、どちらかというと一人ひとりの気持ちをめちゃくちゃ考えるタイプだったんです。
「この子は〇〇だから、これは難しいな」「あの子は□□っていうタイプだから、もう少し難しいことをさせてみよう」みたいな。

え、めっちゃいい先生じゃないですか。

うーん、そう言っていただけることもあったんですけど…
それだとブレちゃうんです。
「○○ちゃんは良くて、△△くんはダメ」みたいな感じになっちゃう。
それをうまく伝えられないというか…

なるほど…

で、ちょっと自信をなくしたり。
仕事は楽しい。子どもも大好き。
でも、もしかしたら他に向いている仕事があるんじゃないかって。
そこでモヤモヤするのも嫌だったんです。
この気持ちのまま子どもに接するのもどうかと思ったし。
それで社会を見てみよう、と。
自信をつけたい、自立をしたい。一種の力試しだったのかもしれない。

自信をつけたい、という気持ちもあったのかなって思うんですけど、どうでしょう。

それはあるかもしれないです。
今の仕事も、まだ始めて3か月なんですけど、分からないことだらけ。
なんか、ひとつ自信を持ってやれるようになりたいなとは思います。

そうね、自信は大事。

あと…自立したいって思いも強くて。
ずっと実家暮らしで。
私、末っ子なのもあってか、親が先回りしてやってくれたり、すごく心配されたりするんです。
それは有難いんですけど、1人でできるようになりたかった。

それで、心機一転。

はい。
社会を知って、経済的にも自立して、家事もこなして。
あと、夜少しでも遅くなるとすぐ連絡が来るので…
それも有難いんですけど、ちょっと遊びたいなって(笑)

一種の力試し的な要素もあるかもしれない。

まあ、それで今、わちゃわちゃすることもあるんですけど。

それが楽しいんでしょ。

そうなんです。え、分かりますか?

分かりますよ~
私は社会人スタートと同時に長崎で一人暮らしを始めたので。
(ヤマシタは大阪出身です)
大学時代は門限が厳しかったから、それもあって、新しい仕事と自由が楽しかった(笑)

え!なにそれめちゃくちゃ聞きたいです!
※本当に私の大学時代のエピソードと社会人1~2年目時代の話を繰り広げました。ここでは割愛。

やだもう私ばっかりしゃべっちゃって。

いやいや!もっと聞きたいんですけど。
その、自信のつけ方とか、理不尽な目に遭ったときの行動とか、仕事の考え方とか…!
※本当に、話しました。
自信のつけ方とか、理不尽な目に遭ったときの行動とか、仕事の考え方とか…。
ここでは割愛。

なるほど…もっと聞きたい…

また別日を設けましょう(笑)
本当に自立をするためには、自信が必要

でも、その自立したい・自信をつけたいっていう考えは、今の20代に響くことじゃないかなって思います。

自立は、行動しちゃえばだんだんできるようになると思うんです。
でも自信がどうにもこうにも…

経験が浅いとなかなか、ですよね。

そうなんです。でもそれで終わらせたくない。
まずは今、しっかり経理の仕事を身につけたいと思っていて。
もっと勉強しなきゃって、動いているところです。

行動に移せるのは素晴らしいですよね。

まだまだこれからですけど…
あと、ちゃんと考えるくせをつけようと思って。

例えば…?

私、人の目が気になりすぎて、分からないことをすぐに訊いてしまっていたんです。
人を待たせられないな、自分の意見が間違っていたらダメだなって思うと、自分で発信できなかった。
人の目が気になりすぎて、自分から発信できなかった。

だけど、それじゃ自分がいる意味がないというか。
ちゃんと考えて、調べて分かることは調べて、進んでいかないとって。
そりゃ何時間も考えたり調べたりしてたら仕事にならないと思うんですけど、誰かに頼ってばかりじゃだめだなって思って。
自分でできることは、ギリギリまでやりたい。

それも自立ですね。

そう、ですね!
で、そのためには…やっぱり自信が必要で。

めちゃくちゃ伏線回収してきますね。笑

(笑)

でも、大切だと思う、そういう気持ち。

「自立」と「自信」っていうのが、今の牛尾さんのテーマなのかもしれないですね。

おおおおおおおおおおお!!!!!!!

(え、なになに!?!?)

それです!また!
私が言葉にできなかったことを、まとめてくださって!!!!
ありがとうございます!!!!!!!!!!

めっちゃ褒めてくれるやん…
こちらこそ、ありがとうございました。
応援しています!
インタビューを終えて…
- 自分がしんどいから辞めるっていうのは嫌だった
- 社会を知って、経済的にも自立して、家事もこなして。1人でできるようになりたかった。
- 自分でできることは、ギリギリまでやりたい。
インタビューのオファーをしたとき、「私なんかでいいんですか?」と驚き、インタビュー後も「ああ…記事にならなかったらごめんなさい…ボツにしてください…」と言っていた牛尾さん。
ですがヤマシタの見る目は間違っていなかった!
共感できるリアルな言葉とともに、彼女自身の意思の強さや想いをしっかり話してくれました。
それでいて、私の話に興味を持ち質問をするなど、「吸収したい」「自信をつけたい」という意欲・可能性をすごく感じました。
(誰目線なんだ…)
20代前半って、「そもそも転職するかどうか」から悩む方も多いはず。
学生から社会人になるなかで生まれる心境の変化・目標は人それぞれですが、彼女のように全くの異業種への転職を考えている方もいらっしゃるのでは。
そんな方は、牛尾さんのように「自分が見てみたい世界」「目標とする姿」を考えると、いいかもしれません。