転職を考えているという方は、
「今の会社にはどのタイミングで辞めるって言ったらいいだろう」
「引き留められたり気まずくなったりしないかな…」
とお悩みかもしれません。
たしかに、辞めることって言いにくいですし、退職まで気まずさを感じながら過ごすのは避けたいですよね。
でも、退職までの流れを正しく押さえておけば、
- 引き留められて退職しにくくなる
- 辞めるまでの期間がとても気まずい
こんな風にならず、スムーズに辞められるんです。
ここでは、どの時期に何をするのか、どんなことに気をつければいいのかを分かりやすくお伝えします。
円満に退職したい!という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
これでキレイに辞められる!退職までの正しい流れ
時期 | やること | ポイント |
---|---|---|
2か月前 | 退職の意思表示 | ・まずは直属の上司に言う ・「退職してもいいですか」ではなく「退職します」 ・退職理由は濁す ・転職先の会社名は明かさない |
1か月前 | 退職日の決定 退職届の提出 引継ぎ開始 |
・引継ぎには余裕を持つ |
2週間前 | ご挨拶周り | ・他部署や取引先に失礼のないように ・後任の紹介もしっかりする |
1週間前 | 調整 | ・返却物の確認をする ・必要書類に不足がないかチェックする |
退職日当日 | 感謝の気持ちを伝えて円満退社 | ・IDパスや保険証などの返却物はぬかりなくチェックする ・最終出勤日の挨拶やメールも忘れずに |
これは、退職日までの大まかなスケジュールです。
退職希望日の2か月前には直属の上司に退職の意思を伝えられると、スムーズです。
ただし、会社によって就業規則で「3か月前の告知が必要」となっている場合もありますので、確認してくださいね。
※法律上では2週間前の告知が必須となっていますが、あまり急だと他のメンバーに迷惑をかけてしまいます。なるべく就業規則に沿えるように配慮しましょう!
退職までの流れで一番気をつけるべきなのは、最初の「退職の意思表示」です。
以下の4つのポイントを、しっかり意識してください◎
- まずは直属の上司に言う
- 「退職してもいいですか」ではなく「退職します」
- 退職理由は濁す
- 転職先の会社名は明かさない
ここでしくじると、後々気まずくなってしまいますので要注意。
具体的にどうすればいいのか、詳しくご説明します!
周りから聞くほど上司にとって嫌なことはない!まずは直属の上司に伝える
あまり上司との関係性が良くない場合や、他部署に仲のいい同期や先輩がいると、ついつい先に退職を伝えがち。
退職の相談をするのはOKですが、口外しないようにお願いしておくのがマナーです。
上司からすると、部下の退職をまわりから聞くことほど嫌なことはありません。
退職日まで気まずい思いをしたくない!
という方は、「まずは上司に伝えること」を徹底してくださいね。
許可を得るのではなく「退職します」と言い切る
退職の意思を伝えるときにやってしまいがちなのが、「辞めたいんですけど…」「辞めてもいいでしょうか」と、許可を求めてしまうこと。
これだと、「もう少し頑張ってみようよ」「今辞められたら困るよ」と、引き留められてしまいます。
退職をあやふやにされて、辞めたいのにズルズルと半年も経ってしまった…なんてことになりかねません。
上司には、「〇月で退職したいです」「〇月で退職します」と、しっかり言い切ることが大切です。
もしも転職先が決まっているのなら、「〇月から新しい職場が決まっています」と伝えるのもおすすめ。
もうここには残る意思がないこと、退職は固い決意だということを伝えましょう!
「改善するから残って」と引き留められる口実に…退職理由は濁す
退職の意思を伝えると、ほぼ100%「どうして?」と理由を尋ねられますが、うまく濁しておくのが賢い選択です。
「もう少しお給料がほしくて」
「○○の仕事がしたくて」
「□□が嫌だった」
など、具体的に話してしまうと「お給料アップするから!」「その仕事ができるようにするから!」「改善するから!」と、引き留められる材料になってしまいます。
スムーズに退職をしたい方は、理由を聞かれても「一身上の都合」と話すか、「すみません…」と濁しておくのがベストです◎
転職後の情報は言わない方が◎転職先の会社名は明かさない
退社後の進路が決まっている場合も、明かさないのがベターです。
特に、同業他社に入社する場合は要注意。
「うちのどこに不満があったんだろう」と詮索されたり、「○○社から引き抜かれたんだって」「うちの会社の情報を持って行くんじゃないの?」と根も葉もない噂をされたりすることがあります。
「教えてくれたっていいじゃない」「仲間でしょ?」と言ってくる人もいますが、本来、職場での付き合いをする人たち。
退社後まで無理につながることはありません。
特別仲のいい同僚にはプライベートの一環として伝えてもいいですが、他の人たちには進路は黙っておきましょう。
どうしても返答に困るときは、「しばらくゆっくりしようかなと思って」と言えば、それ以上深掘りされずにすみますよ◎
退職日が決まったら余裕を持って引継ぎ・挨拶を
上司に退職の意思を伝えたら、あとはトントン拍子で進んでいくことがほとんど。
退職日の決定や退職届の提出を済ませ、引継ぎや挨拶を行います。
自分がいなくなったあと、周りのメンバーが困らないように引継ぎ書をしっかり作り、今自分が取り組んでいる仕事も片づけらるようスケジュールを組んでくださいね。
また、返却物の確認もお忘れなく。
IDパスや保険証、スマホやPC、制服など「貸与」されているものは必ず最終日までに会社へ返しましょう。
何が貸与なのか、不安な方は総務や人事に確認をしてくださいね。
退社後「〇〇を返してもらってないんですけど…」と連絡が来るのは自分も相手もあまり気持ちのいいものではありません。
立つ鳥跡を濁さず、キレイに辞められるように余裕を持って退職準備を進めましょう!
準備を万端にして退職へ!スムーズに辞めて新しい道をスタートさせる
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
引き留められずに、スムーズに退職する方法をお伝えしてきました。
要のポイントとなるのは、「上司に退職意思を伝える」とき。
ここさえ押さえておけば、だらだらと引き留められたり気まずい思いをしたりせず、キレイに辞めることができますよ◎
うちの上司すぐ引き留めそうだなあ…
今いるのは人員不足の会社だから、辞めるのを嫌がりそう…
と不安な方は、退職の意思を伝えるときに「次の会社の入社日が決まっている」ことを言いましょう。
すでに次のスケジュールが固まっていることが分かれば、上司や人事もおとなしく引き下がってくれることが多いです。
「やっぱり辞めたら迷惑がかかっちゃうかな…」と思って強く言えない!という方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。
自分が辞めてからのことを考えてもらうために、2か月前に伝えているんです。
堂々と辞めて大丈夫ですよ◎
もしもまだ内定がない方は、1か月以内の内定獲得実績が豊富なパスキャリを、使ってみてくださいね。
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