「営業職についたのはいいけれど、辛い、辞めたい」と思ったことはありませんか?
または、今まさに辞めたいと思っているけれども、「どうしたらいいかわからない」「でもこのままでは辛すぎる」と悶々と悩んでいる最中の方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、営業職を辞めたいと思った時の理由と解決方法について、比較的多い事例を紹介し、解説します。
また、辞めて転職を希望した場合にやるべきことや、営業職から転職しやすい職業なども紹介します。
- 営業を辞めたいと思ったときのセルフチェック
- 営業を辞めたいと感じる理由と対処方法
- 営業を辞めたいと思ったらやるべきこと
- 営業経験から転職しやすい業界・業種とは?
- 解決策は転職エージェントへの相談がおすすめ
- 営業を辞めたいと思ったらパスキャリへ相談しよう
営業を辞めたいと思ったときのセルフチェック
営業を辞めたいと思う時は、精神的に苦しい気持ちとなり、ストレスを抱えていることが多いです。
そんな時は、つらい気持ちに支配されてしまい、現状を打破できるような分析力を見失ってしまいがちになります。
まずは辞めたい理由と、メリット・デメリットをはっきりさせることで、問題解決へ道が開ける可能性があります。
リラックスして、簡単なセルフチェックをしてみましょう。
セルフチェック1:なぜ辞めたいのか理由を書きだしてみよう
現在の仕事を辞めたいと思う理由は様々です。
しかし、辞めたいと思うということは、つらい気持ちが伴っている場合が多いです。
冷静になぜ辞めたいと思っているのかについて正直な自分の気持ちを書きだしてみると、前向きに解決できる糸口が見つかる可能性があります。
営業という仕事自体が嫌なのか、営業は好きだけれども就業環境が嫌なのか、何が嫌なのかなど、自分の気持ちを確認しましょう。
例えば、営業は好きだけれども職場の人間関係が嫌だということであれば、配属の異動を申請できる企業もあります。
感情的なことが原因なのか、仕事内容が納得いかないのかなど、思い出してみましょう。
セルフチェック2:辞めることによるメリット・デメリット
仕事を辞めたいと思った時に、すぐに辞めてしまうと収入が絶たれてしまうというデメリットがあります。
また、もし転職がすぐに決まれば、もっといい条件の収入になるというメリットも考えられます。
辞めるタイミングも、ボーナスをもらってから辞めた方が収入面ではメリットがある可能性がありま。
キャリア形成を考えている方は、勤続年数によって、「今すぐやめることで経歴に響くデメリットがあるのではないか?」と心配される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
営業の仕事を辞めたいと思った場合、辞めるタイミングも含めてメリット・デメリットについて考えることをおすすめします。
ただし、自己判断が難しい場合には、転職エージェントに相談することをおすすめします。
営業を辞めたいと感じる理由と対処方法
営業をやめたいと感じる理由で、比較的多い事例と、対策の例を紹介します。
感じている理由と同じような理由があれば、対策を参考にしてみましょう。
飛び込みやアポ取りが辛い
外回りの営業は、飛び込みをしても、アポ取りをしても、すぐに断わられてしまう場合があります。
そのようなことが続くと、やる気を失ってしまい、「営業は辞めたい」と感じてしまうかもしれません。
対策:飛び込みについては、「ダメでもともと」の精神で挑むことをおすすめします。
断られたからといってへこんでいては、精神が持ちません。
何を言われても、あまり気にせず、数をこなしてみましょう。
また、顧客対象は、何を必要としているかを調べ、話題のきっかけをつかむように心がけます。
声をかける最初の一言二言で、相手に伝えるべきポイントが伝わるように、結論を端的に伝える工夫も大切です。
配布する資料を工夫ができる環境であれば、一目でアピールポイントや、お客様にとって何が必要かをおすすめすることができます。
ノルマがきつい
どこの会社でも、ある程度の売り上げの目標やノルマはあるもの。
メリットがあるデザインになっているかなども見直してみることです。
しかし、営業職となると、個人の成績に関わることとなり、収入についての悩みが生じてくる場合があります。
収入アップが見込めないことや、ノルマを果たせないというプレッシャーで、精神的に辛くなり辞めたいと悩んでしまうのも無理はありません。
対策:ノルマを達成している先輩や同僚がいれば、そのような方と比べてみて「自分は何が足りないのか」を探ってみましょう。
売らなければらないというプレッシャーから、売り込みの姿勢が強くなってしまうことがあります。
顧客相手が必要としていることや困っていることに耳を傾ける姿勢を忘れてはいけません。
悩みや御困りごとを何度か聞いているうちに、信頼関係が生まれ、契約して頂ける可能性はあります。
一般的に営業成績のいい営業マンは、無理に売ろうとはせず、相手顧客が何を一番優先させたいかを察知します。
まだ実践していなければ、試みてみましょう。
話し方が上手いかもしれませんし、商品やサービスの説明が上手いかもしれません。
そもそも自分には適性がないのでは?と思う
営業職には就いたけれども「取引先の顧客と話すことや付き合い自体が苦になる」「断られるとすごく傷ついて、いつまでも引きずってしまう」という悩みを抱えていませんか?
「そもそも自分は営業に向いていないのかも?」と悩んでしまい、辞めたいという気持ちになることもあるのではないでしょうか。
対策:営業に向いている方の特徴として、「コミュニケーション力がある方」「ストレスに強い方」「負けず嫌いの方」などと言われることが多いです。
コミュニケーション力とは、気配りができる、聞き上手であることも含まれています。
積極的に話しかけることが苦手ということであれば、聞き上手になることに徹してみるのも一つの方法です。
また、ストレスを抱え込まない対策として、仕事とプライベートの気持ちをしっかり切り替えることをおすすめします。
プライベートで趣味などを充実させることで、気持ちの切り替えはしやすくなります。
自分でやりたいことを見つけて楽しむ時間を作ってみましょう。
扱う商品やサービスに興味や関心がない
営業で顧客にアピールする商品やサービスに、営業担当自らが魅力を感じていなかったり、自信をもっておすすめできないと、うしろめたい気持ちになったり、契約が成約しても喜びが得られなかったりする可能性があります。
対策:商品やサービスについて、見落としているアピールポイントがないか、調べ直してみましょう。
商材のメリットといわれるもの全てをアピールしなくても、この部分はアピールできるというポイントを絞って紹介してみましょう。
また、同じジャンルの他社製品と比べてみて、良いポイントを見つけてみましょう。
しかし、商材の全てにおいて「自分にはおすすめできない」と感じてしまうようであれば、自分の気持ちに正直になり、転職を検討するのもいいでしょう。
また、そもそも興味あるジャンルではなかったということであれば、この機会に、興味のある商材のある業界に絞って転職してみることをおすすめします。
営業を辞めたいと思ったらやるべきこと
今の仕事を辞めたいと思う時に、すぐに辞めたほうがいい場合と、そうでない場合があります。
また、辞めるとなったら踏まなければならない手順というものもあります。
状況に応じて判断することが大切で、適切な手続きの手順を把握しておきましょう。
精神的・身体的に辛くすぐにでも退職を希望する場合
営業を辞めたいと思った時点で、精神的、身体的にあまりにも辛いという状況であれば、
健康第一に考え、お休みをいただくか、即退職した方がいい場合があります。
心身共に、健康であってこそ、日々働けるというものです。
健康を害してまで我慢をすることはありません。
ストレスによって辛いのであれば、医師に相談するのもいいでしょう。診断書が出る場合もあります。
すぐに退職にするか、または休職を希望であれば休職の制度があるかは会社に確認しましょう。
その上で、即退職したいのであれば、上司に相談しましょう。
上司への伝え方は、会社の中で二人きりになれる場所で、退職の理由をはっきり伝えることが肝心です。
「なんとなく嫌だから」というあいまいな理由では、退職を認めてもらえません。
退職はやむを得ないと分かってもらえるように、明確な理由を伝えましょう。
即退職となれば、退職の手続きをとりましょう。
退職の手続き方法については、会社の人事の方に確認しましょう。
仕事をしながら転職活動をする場合
退職したいと考えた時、きちんとした退職の理由があるけれども「収入面で安定させるために、仕事をしながら転職活動をしたい」と思う方も多いのではないでしょうか。
その場合は、転職活動の時間を確保できるように、スケジュールを調整できる環境であれば、工夫しましょう。
また、現在の職場の待遇に、手当が出ないなどの不満がある場合、転職先の手当てなどの条件を確認し、同じ不満を抱くことのないように注意しながら転職活動をしましょう。
営業経験から転職しやすい業界・業種とは?
外勤営業の経験を活かせる業種は様々です。
営業経験は、コミュニケーション力やプレゼン力が経験値としてあるとみなされ、様々な業界で転職できる可能性はあります。
一部の例を紹介します。
流通業
流通業界は、商品を仕入れて物を販売する業界です。大きなビジネスを動かす可能性もあります。
コミュニケーション力と、売り上げへ繋げるための交渉力などの経験を活かすことができるでしょう。
サービス業
サービス業は、顧客のニーズに応えながら、対価を得る流れを含み、提供方法も、人対人を介するものや、インターネットなどのツールを介するものまで、様々な業態があります。
業種は、インターネットサービス業、宿泊・飲食サービス業、教育、福祉、広告業など、様々です。
例えば、飲食店やホテルなどの接客に関わるサービスは、営業で培ったコミュニケーション力が役立ちます。
また、例えばIT技術の営業に携わっていた方は、未経験の方比べると商品知識だけでもかなり精通している方と期待され、人と話す力やコミュニケーション力を活かし、インターネットの付随サービスの受付やサポート業務などへ転職できる可能性もあります。
広告業
メディアや広告業界は、商品やサービスの魅力をアピールする仕事のため、営業経験のプレゼン力が活かされる可能性があります。
クリエイティブな面にも興味がある方には向いている業種といえるでしょう。
その他の職種
その他に、営業スキルを活かせる職種としては、内勤営業、営業事務、商品企画、マーケティングなどがあります。
全く畑の違う業界に転職を希望したい場合には、年齢的なものや、業界独特の動向などがあるため、転職エージェントのアドバイザーに相談してみることをおすすめします。
解決策は転職エージェントへの相談がおすすめ
営業を辞めたいと思ったら、同じ営業職でも別の会社の営業職へ転職を希望する場合や、全く違う業種や職種に転職を希望する場合があります。
転職エージェントを利用すれば、確かな最新情報が手に入り、転職できる可能性のある企業を絞ってゆくのに無駄な時間をかけずにすみます。
働きながら転職活動を進める場合、時間も限られている為、希望する会社の情報をなるべく詳しく知りたいと思うものです。
また、「よりいい条件の求人はないか?」といった漠然とした要求にも、数ある求人の中からおすすめの求人を紹介してもらえる可能性もあります。
営業を辞めたいと思ったらパスキャリへ相談しよう
パスキャリは、営業職から転職するためのお手伝いができる転職エージェントです。
特に女性の求人に強く、アドバイザーが皆女性のため、営業を経験した女性ならではの悩みも相談できます。
女性で営業経験ありの方から、今までの悩みを引きずらないような転職をしたいと悩んでいる方や、女性ならではの就業時間の相談や、給与面なども相談できます。
非公開求人も多数あり、土日祝日もカウンセリング可能なため、現在の営業職を続けながら、パスキャリのアドバイザーのサポートを受け、転職活動を行うことをおすすめします。ぜひ登録してみてください。