「今の仕事のままで良いのかな?」
「キャリアアップしたいけれど、方法がわからない」
「自分に合う仕事はなんだろう?」
一度はこのような悩みを持ったことがあると思います。
そんな時に頼りになるのが、キャリアカウンセラーという存在。キャリアカウンセラーは、幅広い業界で期待されている仕事です。
この記事では、キャリアカウンセラーの仕事内容や活かせるスキルについて詳しく解説します。年収についても触れていますので、キャリアカウンセラーに興味がある人は、ぜひ最後までご覧ください。
- キャリアカウンセラーとは?キャリアコンサルタントとの違い
- キャリアカウンセラーになるためには?必要な資格やスキルも紹介!
- キャリアカウンセラーの年収はどのくらい?
- キャリアカウンセラーに向いている人5つの特徴
- まとめ
キャリアカウンセラーとは?キャリアコンサルタントとの違い
キャリアカウンセラーと聞いて、なんとなくイメージはつくけれど具体的な仕事内容や、どこで活躍しているのかわからない人も多いのではないでしょうか。
実はキャリアカウンセラーを求めている業界は多く、幅広い場所で活躍しています。
もしかしたら、あなたもキャリアカウンセラーのお世話になったことがあるかもしれませんね。
個人の特性を見極めながらキャリアデザインをサポートする人
個人の経歴や能力を見極め、その人に1番最適なキャリア作りのサポートをするプロがキャリアカウンセラーです。
キャリアとは仕事の経歴を指す意味でよく使われますが、生き方そのものを指す言葉でもあります。
つまりキャリアカウンセラーは、仕事だけではなく、働きながら人生を生き生きと過ごすための総合的なサポートをする仕事です。
主に以下のような場所で活躍しています。
- ・ 就労支援センター
- ・ 企業の人事
- ・ 教育関連
- ・ 人材会社・派遣会社
- ・ 行政機関
キャリアコンサルタントや、キャリアアドバイザーとの違い
似たような職業にキャリアコンサルタントや、キャリアアドバイザーという仕事があります。これらはキャリアカウンセラーとどのような違いがあるのでしょうか。
実はこの3つの業務内容に大きな違いはありません。但し、キャリアコンサルタントには、「キャリアコンサルタント」という名前の通りの国家資格が存在し、取得していなければ名乗ることはできません。さらにこの資格は、5年ごとに更新が必要です。
キャリアカウンセラーとキャリアアドバイザーは、さまざまな民間資格が存在しますが、取得していなくても活動ができます。業務に大きな差はありませんが、国家資格ができたことにより取得している人を優遇する企業も増えてきました。
本格的にキャリアカウンセラーの仕事をしたいと考えているのであれば、キャリアコンサルタント資格の取得を視野に入れても良いかもしれません。
最適なサポートができた時は大きなやりがいが!
キャリアカウンセラーは大げさな言い方かもしれませんが、個人の人生の岐路に関わる仕事です。その人の経歴や人生プランをじっくりとヒアリングし、適切なキャリアサポートをする必要があります。
そのためその人に最適なキャリアプランを提案し、喜ばれたときには大きなやりがいを感じられるでしょう。活躍の場は、いろいろあるので将来性が大きいことも魅力です。
就職や転職はもちろん独立も狙える!
教育の場や、人材関連など活躍できる場所がいろいろあるキャリアカウンセラー。組織に属さず独立して働くことも可能です。
まずは経験やスキルを積み上げていくことが大切。様々なケースを取り扱い、実践を重ねていくことで実績ができ、クライアントからの信用も大きくなるでしょう。独立を視野にして働くことで、仕事へのモチベーションもさらに高まります。
キャリアカウンセラーになるためには?必要な資格やスキルも紹介!
キャリアカウンセラーになるには、どのようなスキルが必要なのでしょうか。資格についても詳しく解説します。
資格には民間資格と国家資格がある
先ほども触れましたが、キャリアコンサルタントには国家資格があります。取得しなければキャリアコンサルタントと名乗ることができないので注意しましょう。
キャリアコンカウンセラーには、さまざまな民間資格があります。持っていなくても活動は可能ですが、取得していることにより知識があることをアピールしやすいです。キャリアカウンセラーとして働きたいと考えている人は、取得も視野にいれておくとよいでしょう。
必要なスキル
キャリアカウンセラーには、資格は必要ありませんが求められるスキルはあります。
特に重要なのが「傾聴」スキル。相手の話をじっくりと聞き、寄り添うことができなければカウンセリングはできません。相手の話を受け入れる姿勢が大切です。
相手が話しやすい雰囲気を作ることで、より詳細に相手の能力や適性を引き出せるでしょう。
また、クライアントの悩みはそれぞれ異なります。実践はもちろん最新の情報や、必要なスキルは常に学ぶようにしましょう。
キャリアカウンセラーの年収はどのくらい?
キャリアカウンセラーがどのくらいの年収なのか気になりますよね。キャリアカウンセラーの平均年収は431万円です。
キャリアカウンセラーの年収まとめ
引用元:キャリアカウンセラーの年収まとめ
ただし、これは社員だった場合の年収です。キャリアカウンセラーの年収や給与は、働く業界や雇用形態により大きく差があります。
独立した場合は、どれだけクライアントを見つけられるかによります。最初は年収200万円ほどかもしれません。しかし、実績や信頼を積み上げてクライアントを増やしていけば、大きく稼ぐことも可能です。
キャリアカウンセラーに向いている人5つの特徴
キャリアカウンセラーは誰でも挑戦できる仕事ではありますが、向き不向きはどうしてもあります。ここではキャリアカウンセラーに向いている人の特徴を解説するので参考にしてみてください。
相手に寄り添いながら話を聞ける人
キャリアカウンセラーとして大切なことは、相手の話に寄り添うことです。相手が話しやすい雰囲気を作り、どんな話でも受け入れる姿勢を持つことができる人は、キャリアカウンセラーに向いているといえるでしょう。
アドバイスしたい気持ちが強いばかりに自分の話ばかりする人は、逆に向いていません。しかし「聞き上手ではないかも?」と思っても心配はいりません。
「聞く」ということを意識しながら日常を過ごすことで、自然と聞き上手になれます。
人の役に立ちたいという思いが強い人
キャリアカウンセラーを頼ってくる人は、自信をなくしてしまったり、どうして良いかわからなくなってしまったりなど悩みを持つ人が多い傾向にあります。
かなり神経を使うので相談を聞いているうちに、気持ちが引きずられてしまう人はキャリアカウンセラーの仕事にストレスを感じやすいかもしれません。
話を聞き、一緒に悩み考え背中を押してあげたいという思いが強い人は、キャリアカウンセラーに向いているといえるでしょう。
最新の情報に敏感な人
業界の情報や就職に関する制度など、キャリアカウンセラーには広い知識が求められます。
そのため常に情報収集し、学ぶ姿勢が大切です。これを面倒くさいと感じる人は、キャリアカウンセラーには残念ながら不向きといえるでしょう。
逆に、常にセミナーや講習で学んだり、積極的に情報収集したりできる人はキャリアカウンセラーに向いているといえます。
相手の価値観を大事にできる人
価値観はひとそれぞれです。話を聞いているうちに、自分とはまったく違う価値観のクライアントと関わることも多いでしょう。しかし良かれと思って自分の価値観を押し付けるようでは残念ながら向いていません。
キャリアカウンセラーは、相手の価値観を大事にしたうえで最適なサポートをすることが求められます。価値観を大事にすることで、相手も心を開いてくれるでしょう。
秘密をきちんと守れる人
クライアントによって相談内容はさまざまです。なかには個人情報やプライベートに関することも。クライアントはキャリアカウンセラーを信用して話してくれます。
そのため、得た情報をほかに漏らすことは厳禁です。たとえ親しい友人や身内にも、クライアントから知り得た情報は話してはいけません。キャリアカウンセラー全体の信用にも関わります。
「この前こんなクライアントがいて、こんな話があったよ」などと、話してしまう人はキャリアカウンセラーには向いていません。
まとめ
キャリアカウンセラーについて解説しました。さまざまな活躍の場があるキャリアカウンセラーはこれからも需要が増えていくでしょう。
カウンセリングを通じて困っている人の力になりたい、助けたいと考えている人はキャリアカウンセラーに挑戦してみてはいかがでしょうか。
自分が向いているかどうかわからない、自分に合いそうな求人がなかなか見つからないという人は、パスキャリにご相談ください。
あなたの適性や要望をヒアリングし、就職や転職をサポート。非公開求人も多数取り扱いがあるので、思わぬお宝求人に出会えることも。相談は無料なので、お気軽にご活用くださいね。