「なかなか希望休が取得できなくて、プライベートと両立できないから転職したい…」
「体力的にきついので、しっかりと休める仕事がしたい」
「でも、接客から転職するならどういった仕事を選べば良いの?」
このようなことでお困りではないでしょうか。
接客から転職をするのなら、接客で培った経験を活かして転職活動をすると効率よく失敗しない転職をすることができます。
そこで今回は、転職を検討する接客経験者に向けて
- ・ 接客から転職を考える理由
- ・ 接客から転職する際におすすめの職種5選
- ・ 接客から転職する際のポイント
をご紹介していきましょう。
この記事を最後まで読むことで、接客の経験を活かして効率よく転職活動を進めることができますよ。
- 接客から転職を考える理由
- 接客から転職する際におすすめの職種5選
- まとめ
接客から転職を考える理由
接客業はお客様からの感謝がダイレクトに伝わってきて非常にやりがいがある反面、休みが取りづらかったりある程度は体力勝負だったりと、長期的に続けるのが難しい部分もあります。ライフスタイルが変わっていく中で、転職を考え出すこともあるでしょう。
接客から転職を考える理由として、主に次の6つが挙げられます。
- ・ 売り上げノルマがきつい
- ・ 休みが取れない
- ・ 不規則なシフトがつらい
- ・ 人間関係がうまくいかない
- ・ 長く続けられる気がしない
- ・ 給料が低い・上がらない
接客経験がある方は、どれか一つは身に覚えがある方も多いのではないでしょうか?それぞれ詳しく解説していきましょう。
理由①売り上げノルマがきつい
接客から転職を考える理由として、売り上げノルマがきついことが挙げられます。
職場によってはノルマが課されていない場合も多いですが、暗黙の了解でノルマが求められることも。達成してもどんどん目標値が上がっていく中で、負担に思ってしまう人も少なくないでしょう。
理由②休みが取れない
接客業はお客様に対してサービスを提供したり、商品を販売する仕事です。そのため、必然的にお客様が集まりやすい土日祝日などは出勤が求められることも多いでしょう。
加えて、接客業は人の入れ替わりが激しい業界でもあります。欠員を埋めるために休み返上で出勤するなど、なかなか自分が思うように休みが取れないことに対して負担に思う人も少なくありません。
理由③不規則なシフトがつらい
接客業のシフトはお客様が来店する可能性がある時間は全て対応できるように組まれます。24時間体制の仕事であれば8時間ずつの交代制を取られていることも。日勤と夜勤が入り組むシフトにどうしても体が慣れず、苦労をする人もいるでしょう。
理由④人間関係がうまくいかない
どこの職場にも言えることですが、人間関係がうまくいかないことによる退職理由も多いものです。特に販売業の場合は売り上げがかかってくるため、お客様をスタッフ同士で取り合わなければならなくなることも。そういった問題が少しずつ重なり、人間関係に亀裂を入れてしまうことも多いのです。
だんだんと悪くなるスタッフ同士の関係性に嫌気がさして転職に踏み切る人も少なくありません。
理由⑤長く続けられる気がしない
接客業は体力勝負の仕事です。
先ほどもお伝えしたとおり、休みが取りづらい、不規則なシフトに加えて勤務時間もお客様に合わせて長くなってしまうことも多々。働いているうちに「本当にこの職場でやっていけるのだろうか」と自分の将来に対して不安に思い、転職に踏み切るのです。
理由⑥給料が低い・上がらない
接客業は基本的に給料が上がりづらいものです。
お客様の1日の人数、スタッフの数、店舗の規模、販売できる商品の数や単価など、限りがあるからです。無限に売り上げを増やせない以上、給料がなかなか上がらないのも仕方ないことなのです。
そのため、ライフステージの変化とともに収入を増やす目的で転職を検討しだす人も多いのです。
接客から転職を考え出したら、パスキャリに登録するのがおすすめです。キャリアアドバイザー自身が転職経験者ばかりなので、あなたの気持ちに寄り添いベストなアドバイスをします。今の仕事に悩みがある方は、まずは相談だけでもしてみませんか。
接客から転職する際におすすめの職種5選
続いて、接客から転職する際におすすめの職種を5つご紹介しましょう。
接客で培ったスキルを活かしながら効率的に転職できる職種は次の通り。
- ・ 営業
- ・ 事務・受付
- ・ 別ジャンルの接客
- ・ 人材関係
- ・ 製造系
それぞれ詳しく解説していきましょう!
営業
接客で培ったコミュニケーションスキルや販売(提案)スキルを活かすためには、営業職が最適です。接客と営業は販売するサービスや商品が違うだけでほぼ流れは同じもの。そのため、接客出身者は営業職で成果を出しやすいのがポイントです。
- ・ 休みが取れないのが辛い
- ・ 不規則なシフトが辛い
これらの理由で転職を考えており、接客自体を苦痛に感じていないのであれば営業職がおすすめ。営業職の中でもほとんどの場合土日が休みになる法人営業を選ぶとなおライフワークバランスが取りやすくなるでしょう。
事務・受付
接客から転職するなら事務や受付もおすすめです。こちらも接客で培ったコミュニケーションスキルを活かして業務を円滑に進めることができるでしょう。
- ・ 接客は好きだけど、売り上げノルマがきつい
このような理由で転職を考えている場合は、事務職や受付に転職することでノルマから解放されて自分が思うまま接客をすることができるでしょう。事務職であれば他の部署や取引先と連携を取らなければならないことも多いため、そのコミュニケーションスキルを存分に発揮できるはずです。
別ジャンルの接客
接客から転職する先として、別ジャンルの接客に移るのもまた一つの方法です。
不満によっては別ジャンルの接客であれば解消されることもあるからです。
例えば、深夜営業がある個人居酒屋に勤めている人で以下のような不満があるとしましょう。
- ・ 酔っ払いの相手をするのが辛い
- ・ 残業がなぁなぁになってしまい、手当がついていない
これらの点が不満の場合は、お酒を提供しない大手チェーンのカフェなどに転職すれば酔っ払いの相手をしなくて済みますし、サービス残業に悩まされることも少ないでしょう。
このように、接客といっても別ジャンルのものであれば現状抱えている不満を解消できます。
人材関係
人材関係の職種も接客経験者には非常におすすめです。
- ・ 人材派遣業
- ・ 人材紹介業
- ・ 就労移行支援
など、人材関係の仕事はとにかく人と話して相手を理解するのが仕事といっても過言ではありません。相手を理解し、最適な環境を提案する必要があるため、接客でお客様の要望を汲み取ってきた接客経験者は人材関係職種が向いているのです。
人材関係職種は休みがきちんと取れ、比較的ライフワークバランスが良いのもポイント。
- ・ 体力的にも長く続けられる気がしない
このような理由で転職を考えるのであれば、人材関係の職種は相性が良いでしょう。
製造系
接客業から製造系の職種も、案外転職先としておすすめです。
人と関わる接客業から一転、黙々とルールに沿って作業を進める必要がある製造職。対人関係でストレスを抱えたり、売り上げノルマに追い詰められて心が疲れてしまった人は製造系の職種に移ってみるのも良いでしょう。
- ・ 人と話すのが好きだと思って接客にしたけど、思ったより向いていなかった
- ・ 人に嫌われるのが怖い
接客をしている上でこのようなお悩みが出てきた人は、思い切って全く別業種の製造系に移行してみることをおすすめします。
まとめ
接客業はコミュニケーションスキルが鍛えられ、かつお客様にサービスや商品を提案するため提案スキルが鍛えられる仕事です。しかし、お客様に合わせた勤務体系で疲れを溜めてしまったり、休みが取れないことでライフワークバランスが両立できずに転職を考えることもあるでしょう。
接客業から転職を考える場合は、営業、事務・受付、別ジャンルの接客、人材関係の職種がおすすめ。これらの職種は接客で培ったスキルをうまく活用して転職できます。接客で対人関係に疲れてしまった人は製造系の職種に移行しても良いでしょう。
接客から転職を考え出したら、パスキャリに登録するのがおすすめです。パスキャリはスタッフが全員女性の人材紹介サービスで、接客からの転職に強いのもポイント。まずは本当に転職する必要があるのか、自分の市場価値を知るためにも一度カウンセリングを受けてみても良いかもしれません。