「営業のノルマに追われてストレスがかなり辛い」「営業は断られると、落ち込んで辛い」と悩んでいらっしゃる営業職の方は多いのではないでしょうか?
毎日のことなので、辛さやストレスを抱え込みすぎると、精神的にも肉体的にも体調を崩してしまう可能性もあります。そんな時、ちょっとしたヒントで、少しでもストレスを軽減し、乗り切るためのヒントとなる方法を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
- 覚えておいて損はない営業の大変さを乗り切る方法
- 「営業なんて大変」と感じた時こそ営業のメリットを見直そう
- ベテラン営業マンの魅力に学ぶ「つらい営業を楽しくする方法」
- 女性の営業の大変さの解決方法はある?
- 解決方法がなければ転職を考えるのもあり
- パスキャリなら女性営業職の悩みを相談できる
覚えておいて損はない営業の大変さを乗り切る方法
営業をしている時に「大変だ」と感じてしまう、よくある3つの例と、乗り切る方法を紹介します。
営業で困った時に、様々なシーンで役立つ方法なので、参考にしてみてください。
「営業のノルマや目標に追われて大変と」感じる
営業は、自社製品やサービスの契約や売り上げに結び付ける役割を担う仕事です。
何件契約しなければならないというノルマや、売り上げ目標は常に与えられる宿命にあります。
個人として、またチームとして目標やノルマを課せられ、目標やノルマが達成できないと、給与に響いてしまい、減給になる場合もありますし、上司から注意を受ける場合もあり、「大変だ」と思う方は多いのではないでしょうか。
<乗り切る方法>
よく年齢はただの数字といいますが、ノルマもいったんただの数字と割り切って置き換えてみましょう。
ノルマを達成できないから仕事の能力がないというわけではありません。
やり方がダメなだけという可能性が高いです。なぜ目標が達成できないのかを分析して、やり方を変えてみると、きっと新しい結果が出てくるはずです。
振り返ってみる点は2つあります。
- ・ 成功率から、アプローチ数を考え一日の目標を設定する
- ・ 営業トークのアプローチのバリエーションを考えているか
目標設定は簡単です。例えば月に20件というノルマがあるとすれば、1日に何件契約しなければならないかを計算します。
そして、1日の目標を達成するには、どれぐらいアポを取り、アプローチしなければならないのかを計算してみましょう。
1日1件契約を取りたい場合、成約率が5件に1件だったら、5件はアポを取り、アプローチするべきということです。
まずは、目標達成できるような数字に基づいて、行動してみましょう。
次に、トークのバリエーションの作り方を紹介します。営業トークの台本を、まずは4パターン用意してみましょう。
もちろんもっと多く考えてもいいですが、手ごたえが多い営業トークを採用していくと、ぐんぐん成約が伸びる可能性があります。
基本的な4つのパターンを紹介します。
- 1. 問いかけ型トークの例
- 自社商品の良い点やアピールポイントを伝えるためには、初めの話しかけ方が肝心だったりします。
- 「~という商品(サービス)は、こんな魅力やメリットがあるのでおすすめです」という営業トークがあるとしましょう。
そこに「最近〇〇でお悩みという方が多いのですが困っていることはないですか?」と相談を受けるスタンスの営業トークのパターンを作ってみましょう。
御困りごとを相談されたら、そこからそのお悩みを解決するために、こんな商品(サービス)がありますと提案できますよね。 - 2. 不安解消型トークの例
- 自社商品の良い点やアピールポイントを伝えるためには、初めの話しかけ方が肝心だったりします。
- 「~という商品(サービス)は、こんな魅力やメリットがあるのでおすすめです」という営業トークがあるとすれば、そこに「最近〇〇でお悩みという方が多いのですが、何か困っていることはないですか?」と相談を受けるスタンスの営業トークのパターンを作ってみましょう。
御困りごとを相談されたら、そこからそのお悩みを解決するために、こんな商品(サービス)がありますと提案できますよね。 - 3. プラスイメージ提案型トークの例
- 「うちはそんなものは要らないよ」と真っ向から否定された時にはどうしていますか?
- 「今は必要ないかもしれないですが、近い将来~となるため、きっとお役に立ちますよ」と、否定されたことを、おすすめする理由を単純明快に示して、なぜ今この商品(サービス)を提案しているのかについて説明し、プラスのイメージを与えるトークをしてみましょう。
- 4. 相手を肯定&自社メリットの提案型トークの例
- 「いらないよ」と断られた時に切り替えすもう一つの方法を紹介します。
- 「確かにそうですが、私どもの商品(サービスは)他社とちがって、~いう点がお客様のお役に立てると思います」と、相手の否定をいったん受け止めた後に、自社商品はもっとお客様にとってメリットありますよ、と伝えてみましょう。
「断られると精神的にへこんでしまい大変と」感じる
どんなアプローチをしても「結構です」と断わられることがあまりにも続くと、「大変だ」と思ってしまいますよね。
時には冷たい言い方で断られると、自分を否定されたような気分になって傷ついてしまう方もいるかもしれません。
<乗り切る方法>
- ・ 営業は断られて当たり前という感覚で臨む
- ・ お配りする資料を工夫する
営業は、断られて傷ついていては精神が持ちません。断られて当たり前と思うと、案外傷つかないものです。
繊細な方は、営業で顧客相手と話す前に「断られて当たり前だけど、とりあえず話してみよう」というセリフを自分に言い聞かせてみてください。あまり思い詰めることなく営業活動ができるようになります。
断られてもお配りする資料で、相手に訴求できる場合もあります。名刺を添えて、「興味があれば連絡ください」というスタンスでも、飛び込み営業の場合は反響がある場合があります。
「出張や移動が大変で体力的に大変」と感じる
外回りの営業職は、とにかく移動が大変です。雨の日も風の日も移動しなくてはならない時がたくさんあります。
体力にあまり自身が無い方にとっては、慣れるまでは重労働といえるでしょう。
<乗り切る方法>
- ・ 栄養ドリンクやビタミンを取り、靴を工夫する
- ・ リモート対応を試みタブレットを持ちながら移動する
営業の仕事は、体力の消耗は避けられない部分があります。運動で鍛えるのもいいですが、栄養ドリンクをおすすめします。特に疲労にいいとされている栄養ドリンクは、体力が追い付いていない方にはおすすめです。
また、靴一つで疲労感は全く違うものです。合わない靴や、靴の底がすり減った靴はメンテナンスをして、出来るだけ足に負担をかけない靴を履くように心がけましょう。
最近はリモートで営業できるチャンスが増えてきました。オンライン営業が可能かどうかメールで問い合わせてみましょう。
また、移動時間に、リサーチなどをサクッとできると時間を有効に使う事ができるので、資料を見やすいタブレットを持ち歩くと便利です。
「営業なんて大変」と感じた時こそ営業のメリットを見直そう
会社に入社して、営業のポジションを望んでいた方も望んでいなかった方も、営業職のメリットを考えなおしてみましょう。
大変な時もありますが、楽しく感じられるポイントもあります。
「監視されず自由でいられる」
内勤の仕事は、上司に常に監視される環境のもとで働かなくてはなりませんが、外勤の営業は常に監視されているわけではないので、移動中には外を歩くのが好きだという方は気分転換になります。
また、ノルマを達成すれば、比較的自由が比較的許される場合もあります。監視されずに行動ができるのは、営業職ならではことといえるでしょう。
「報酬で稼げる」
ノルマがある場合はストレスが多いですが、しっかりとノルマを果たし、成果をあげれば給与に反映されます。成果によって歩合給がある場合も多いので、稼げる自信がある方は、同年代より沢山稼げる可能性もあります。
歩合給かどうか、インセンティブはどれぐらいもらえるのかを、入社するときにチェックしましょう。
色々な人と出会える
営業職につくと、普段関わることのないような年上の方や、会社の役員クラスの方と取引する場合もありま
営業活動を通して、コミュニケーションをとっているうちに、人脈が増え、将来助けてもらうことがあったり、商店の店主様ならば、少し割引してもらったりすることがあるかもしれません。
人脈を広げられることは、自分の人生にとってプラスになることでしょう。
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ベテラン営業マンの魅力に学ぶ「つらい営業を楽しくする方法」
営業職がいかに大変な仕事かと感じている方が多い一方で、営業職な好きでずっと長年続けているベテランの方も多くいます。
営業職が大好きなベテランの方に共通して言えることは、「お客様に喜んでもらえることが楽しい、好きだ」という気持ちがモチベーションとなっていることです。
自社のサービスや商品を導入して「よかった」と喜んで頂けると、営業にやりがいを見出すことができるようになります。
そして、喜んで頂けるために、どのようにアプローチしようかということを楽しむ感覚で接してみましょう。
きっかけは、世間話かもしれませんし、相談を受けるとかもしれません。いい情報を相手にお届けすることを楽しむ感覚をつかむことができれば、水を得た魚のように結果がついてくることでしょう。
もちろん、出来る限り数多くアポを取り、アプローチをすること前提として必要になります。電話でのアポ取りだけではなく、ネットからの反響や、メールからの反響など、インターネット上でのツールを活かし、出来る限り見込み客の数を増やしてみましょう。
女性の営業の大変さの解決方法はある?
女性の営業職は、女性ならではの大変さや悩みが多いのではないでしょうか。
- ・ 女性だからといって軽くあしらわれてしまう
- ・ ヒールで足が疲れ、体力的に大変だ。
- ・ 子どものことで仕事を最優先できないことがある
また、女性特有の体調の変化もあるため、コンディションが悪い中で営業をしなければならないということもあるかもしれません。
それでも、女性の営業職は、企業からの求人の需要は常にあり、企業から求められている職種です。
女性としての大変さをカバーできるように工夫してみましょう。
女性だからと甘く見られないようにする対策としては、世間話からではなく、商品やサービスについての専門用語を部分的に使って理論建てた話を盛り込みながらアプローチしてみることです。
これは、内勤営業でも、どんなことでも共通して使える対策なのでおすすめです。
ヒールの疲れや体力的な面は、マッサージをするなど疲労回復のメンテナンスを工夫しましょう。
外回りの営業で、移動の距離が長い場合には、ヒールではなく、歩きやすいビジネスライクな靴にしてみるのもいいでしょう。
また、子育てと営業職を両立させたいと思ったら、いざという時に子どもの面倒を見てくれる親や友人と、常にコミュニケーションをとって連携しておく方法が理想的です。
解決方法がなければ転職を考えるのもあり
営業職の大変さに悩み、精神的に追い詰められ、毎日が憂鬱で辛い方は、思い切って転職を考えてみることも、打開策としてのひとつの方法です。
その場合、営業職そのものが嫌なのか、ノルマが嫌なのか、職場の環境が嫌なのか、自分の気持ちを確かめてみましょう。
人に商品の良さを話すことが得意で、顧客相手の反応も手ごたえがあり、営業職は好きだけれども、ノルマや目標値が高すぎて嫌だ、ということであれば、ノルマなしの営業職を探すという方法もあります。
また、職場の環境が嫌なのでれば、現在の営業職の経験を生かして、転職できる可能性があります。
その場合は、転職エージェントへ、事情を相談するのが一番確実です。
より多くの企業の情報の中から、話を進められそうな求人を紹介してもらえる可能性が高まります。
パスキャリなら女性営業職の悩みを相談できる
パスキャリは女性に強い転職エージェントです。
女性の営業職の求人や、非公開求人も多数あります。
「営業で感じている大変さを聞いてほしい」「現在の営業職を活かせる職場に転職したい」「ノルマが大変じゃない営業職を紹介してほしい」といった相談を聞いてもらえます。
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