女性営業の仕事をはじめて、ノルマに追われたり、契約に結び付かなかったりと、思い通りにいかず悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時には、営業のスキルを学べる本を読むことをおすすめします。
ここで紹介する営業力に役立つ本の著者は、いわゆる「ダメ営業」から奮闘と努力でトップセールスになった方々が多く、著者自らの体験から生み出されたノウハウには驚きと発見があります。
「この方法は試してみたい!」と思える、やる気スイッチが入るようなノウハウを学べます。活字が苦手な方も気軽に読める本も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 駆け出しの営業ウーマンに読んでほしい本
- 女性の営業力に自信が持てる本
- 営業トークを磨ける本
- 成績がアップしない時に女性営業が参考にしたい本
- 女性営業の質をグレードアップできる本
- パスキャリは女性のための転職エージェント
駆け出しの営業ウーマンに読んでほしい本
入社して間もない女性営業の方におすすめの、営業の基本を学べる本を紹介します。
時間をかけて遠回りして失敗するよりも、営業職に必要な、覚えておくべき基本的なマナーやノウハウを、本を通して覚えておくことは、将来的にもきっと役に立つことでしょう。
「営業女子 働き方の基本がわかる教科書」(著者:太田彩子)
女性の営業の具体的なノウハウやテクニックが紹介されています。
女性の営業としてこれからデビューする方や、仕事を始めて間もない方に特におすすめです。
著者はリクルートのトップセールスとして活躍されていた方で、営業女子にある悩みの解決方法を具体的に導いています。
女性の営業は、女性の消費者としての能力も生かせる仕事であることや、平均年収も高く未経験で挑戦することができ、成果を上げやすいため、女性の営業が今注目を浴びているという営業職の魅力についても述べています。女性の共感力がいかに大切であるかも学ぶことができます。
(参照出典・引用:https://www.amazon.co.jp/dp/483342214X/)
「営業1年目の教科書」(著者:菊原 智明)
営業の全くの未経験の初心者の方や新人の営業研修で疲れていて、細かい活字の本を読む気力がない方におすすめです。
105点のイラストがあり、眺めているだけでポイントが参考になります。右も左もわからない駆け出しの時に参考になる、営業の基本的ルールやマナーを把握できます。
著者は前トヨタホーム時代に、4年連続でトップ営業となった方で、その時のノウハウがたくさん詰まっています。
(参照出典・引用:https://www.amazon.co.jp/dp/B07STJDFBD/)
女性の営業力に自信が持てる本
「営業の世界は、所詮男社会だ」とあきらめていませんか?
女性として営業職に限界を感じている方や、女性ならではの営業職を極めたいと思っている方におすすめの本を紹介します。
女性営業職の強みをメリットとしてとらえられるようになり、女性として活き活きと営業の仕事にのぞめるようになるでしょう。
「営業力を高めると、人生も楽しくなる! 売れる女性営業の新ルール」(著者:山本 幸美)
ズバリ現実社会にマッチしている女性営業の悩みに答えてくれる内容です。
現代社会の女性営業の悩みは様々です。「営業職は家庭や介護と両立できないのでは?」「コロナ渦で営業現場の変化に戸惑っている」「営業は男性社会に感じられ女性として限界を感じる」など、様々な悩みを抱えているのではないでしょうか。
この本では悩みを乗りきるノウハウと成功している営業女性の共通点を項目別に紹介しています。
オンラインでの営業の工夫点や、プライベートでお誘いに対しての切替しトークの方法、顧客からの無理な要望があった場合の断り方など、女性営業が現代社会の中で個人的に悩んでしまいがちなことのお悩み解決の参考になる内容です。
半年間売り上げゼロから、個人営業、法人営業ともにトプセールスを達成した女性営業経歴のある著者の説得力ある内容です。
(参照出典・引用:https://www.amazon.co.jp/dp/4495540084/)
「売れる女性の営業力」(著者:太田彩子)
女性ならではの営業での強みに自信を持ちたい時におすすめです。
この本では「男性と同じやり方では売れない、女性営業で成功するためには女性ならではの6つの感性を生かした営業が必要」と伝えています。
著者は「Hot Pepper」のトップセールスウーマンで、リクルート入社当初は成績が振るいませんでしたが、男性と張り合うことをやめ、6つの感性を活かしたやり方に変えたところ、最優秀営業賞であるMVP賞を受賞するほどになったといいます。
実際の経験をもとに、女性営業が陥りやすい7つの失敗例と7つの成功例を紹介しているため、女性営業の注意すべき点を確認できます。
(参照出典・引用:https://www.amazon.co.jp/dp/4534046049/)
営業トークを磨ける本
女性営業でも男性営業でも、営業トークというものは営業の肝となるものです。
「社内の研修を受けてやっているけれどもなかなか契約に結び付かない」などでお悩みの際に役立つ本を紹介します。
アポイントやクロージングなどシーン別に使えるトークなどが参考にできるような本を紹介します。マンガで学ぶノウハウ本は、気軽に楽しく読めるので、活字が苦手な方にもおすすめです。
「『3つの言葉』だけで売上が伸びる質問型営業」(著者:青木 毅)
営業で断れることに嫌気を感じている方におすすめの本です。
著者のメッセージは営業の辛さを和らげてくれる、目からうろこのノウハウです。
営業が辛いと感じるのは、断れることが前提としてあるから、という視点に立ち、この本では、商品説明に頼るのではなく、お客様のために何ができるのかが大切で、質問型の3つのフレーズを使おうという手法を紹介しています。
必要な3つの質問「たとえば?」「なぜ?」「ということは?」を
会話に取り入れるだけで、お客様は買いたい意思表示を示すのです
お客様の買いたいという欲求を高めるために質問をし、買う理由を話してもらう、という手法が紹介されています。
また、営業の5つの段階、「アプローチ」「アポイント」「プレゼンテーション」「クロージング」「フォローアップ」においても質問型の営業が、どのように効果的かを、具体的なロールプレイングで解説されています。
5社の事例を挙げているので、それぞれの業種別に参考になります。
質問型の営業トークは、断られずに、購買意欲を引き出せるようなノウハウとしてぜひ修得しておきたいトーク手法といえます。
(参照出典・引用:https://www.amazon.co.jp/dp/4478029334/)
「マンガでわかる! セールストークの基本」(著者:松田 友一)
マンガで営業トークを学べる本です。活字の厚い難しめの本が苦手な方や、楽しく学びたい方におすすめです。マンガのテキストの良いところは、イラストとセリフが結び付いて頭に入ってくることころです。
電話のアポ取りから、初回の訪問、詰めの一押しの伝え方などを、わかりやすくマンガで解説しています。
また、お客様の心を開く質問の仕方や、お客様にプッシュする積極トークなどの、トップ営業マンの営業トーク術も学べます。
著者は国内最大手自動車販売会社に入社後、セールスマンの数々のタイトルと賞を獲得し、世界を股にかけてトレーナーの訓練を重ね、1994年世界No.1のトレーナーとして承認された方で、これまで29万人の営業に指導をし、実績を出している方です。
売れる営業がしていることは、お客様の疑問や不安を解消することとで、どんな場面でもお客様の心の声を想定してトークを展開し、その上で購入のメリットを的確に提案すると、すんなりとクロージングへ導ける
マニュアル通りではなく、お客様の気持ちを考えたトークを展開したい方にもおすすめの本です。
(参照出典・引用:https://www.amazon.co.jp/dp/4799109022/)
成績がアップしない時に女性営業が参考にしたい本
「女性営業として、お客様に話しは聞いてももらえるのに今一つ契約まで至らない」という悩みや「研修通りにがんばっているのに営業成績が上がらない」と落ち込んでいるのなら、ここで紹介する本にあるような王道のノウハウ本と、ちょっと視点をずらしてみるノウハウ本の両方に触れてみることをおすすめします。
「もう悩まない! 売上が確実にアップする女性営業の教科書」(著者:髙野 美菜子)
「お客様とコミュニケーションがとれていて、仲良くなれるのに、契約に結び付かないのはなぜ?」「接待の上手な断り方ってないかしら?」などと、心の中で出口がみつからず、落ち込んでしまい、営業成績が停滞していることはありませんか?
営業成績がビリか、3年連続でトップになった著者の体験から見つけたという営業術を学べます。
経験に基づいた王道の営業のノウハウと創意工夫をわかりやすく伝えています。コツコツと着実に成績をのばすために、女性の営業に行く前の心がまえや、成績に結び付くようにするコミュニケーション術にも注目です。
(参照出典・引用:https://www.amazon.co.jp/dp/4756917607/)
「成約率98%の秘訣」(著者:和田 裕美)
お客様から即決をしていただけない状況や理由は様々ですが、お断りされる場面に対して、何か対応できないものか悩んでいる方におすすめです。
お客様から良い返事を引き出すにはどうしたらいいのかがわかる内容です。
営業トークも、「うちは必要ないよ」と断られてしまった時、「確かにそうですよね、でも」といったん肯定して切り返してゆくといった手法は知られていますが、この本では、「でも、だからこそ、今準備したほうがいいのです」とお客様へ、プラスの提案に変えてゆく方法などが紹介されています。
保険、不動産、化粧品、スポーツジム、歯科の5つの業界で、遭遇しがちな場面を紹介しており、今日から使える例がたくさん紹介されています。
(参照出典・引用:https://www.amazon.co.jp/dp/4761270810/)
女性営業の質をグレードアップできる本
営業女性は、話し方を学ぶことで、飛躍的に営業力を高められる可能性があります。話し方をグレードアップすれば、どんな場でも通用するスキルとなります。
また、売れる営業をする人は、モチベーションを保つための秘訣や自分なりのルールを持っていることが多いものです。ここでは、話し方と、成功者の営業ルールを学べる本を紹介します。
「女性のためのもっと上手な話し方」(著者:日野佳恵子)
例えば、テレビのインタビューを見て、「この人の話は話し方がいい」とか「この人の話し方、なんとかならないの?」とついつい感じてしまうものです。
また、カウンターショップで保険や携帯電話について相談しても、カウンターの担当の話がわかりにくいと、がっかりしたり、イライラしたりしてしまうものです。
話し方というのは、人の感情を操るものであり、それだけに大切にしなければいけません。
無駄な言葉や無駄な前置きを省いて、ストレートに伝えるべきことを分かりやすく優先順位をつけて伝える話し方は、そらく、営業職でなくともどんな仕事でも通用するスキルです。
この本で紹介しているような、仕事で評価される話し方を身につけることによって、女性の営業職としてはよりグレードアップできますし、さらに評価されるようになるでしょう。
(参照出典・引用:https://www.amazon.co.jp/dp/4799316613/)
「497日連続で契約を取りまくった私の営業ルール」(著者:高橋 彩)
著者は有名銀行で、497日連続で契約を取った方です。筆者が提唱するルールは、誰にでも実践できて、すぐに活用できるアイデアが満載です。シンプルでも営業成績が伸びるような秘訣を学ぶことができます。
成功者から学べるものを自分のルーチンワークにも取り入れてみて、どれだけ成果があがるものかワクワクしながら試してみるのもいいでしょう。
(参照出典・引用:https://www.amazon.co.jp/dp/4806140775/)
パスキャリは女性のための転職エージェント
営業のノウハウ本を読んでいると、ちょっとした感動が心を動かし「女性の営業職をやってみたい」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
営業職は、自分なりの工夫や努力で給与アップできる可能性のある仕事であり、女性の人生を豊かにしてくれる仕事といえます。
パスキャリは、女性営業職に転職したい方に役に立つ転職エージェントです。「未経験でも営業職にチャレンジしてみたい」「今よりさらに営業職として飛躍したい」と思っている方などにおすすめです。非公開の求人もあります。ぜひ登録してみてくださいね。