美容部員に憧れている人の中には、「華やかなイメージだけれど、職場環境は怖そう……」「先輩のいじめや派閥もあるって聞いた……」など、美容部員の仕事について不安に感じている人もいるかもしれませんね。
このような不安は美容部員に限ったことではなく、同じ異性が集まる職場に多いんですよ。
そこで今回は、美容部員の仕事についての本音をチェックするとともに、美容部員にしか味わえないような喜びややりがいについても紹介します。
美容部員の仕事を始める前に不安な気持ちを解消すれば、気持ちよくスタートすることができますよ。
- 美意識高い美容部員だからこそオーラが違う!
- 美容部員は先輩が怖い?
- 美容部員の仕事はきつくて怖い?
- 美容部員は勤務条件が悪くて怖い?
- 美容部員は楽しくやりがいのある仕事!
- 長く働ける職場はパスキャリで探そう!
美意識高い美容部員だからこそオーラが違う!
「化粧品やメイクが好き」という理由から美容部員になる人も多く、実際に美意識の高い女性が多く在籍しています。
反対に、美意識が高くないと勤まらない仕事でもありますよ。
なぜなら、お客様のお手本になるようなメイクスキルに加えて、自身の顔も広告となるよう地道なスキンケアなどで美しさをキープする必要があるためです。
このように美意識の高い女社会について、オーラが張り詰めていると感じる人もいるかもしれませんね。
特にブランド系の美容部員の場合、オーラだけでなくブランドの顔としてのプライドも加わり、近づきがたい雰囲気になってしまいがちです。
美容部員は先輩が怖い?
美容部員のあるあるで「先輩が怖い……」という、体験談を耳にしたことがある人もいるかもしれません。
嫉妬や嫌がらせをはじめ、化粧ポーチの抜き打ちチェックやうわさ話など、気になる人間関係について見ていきましょう。
嫉妬や嫌がらせがある?
美意識の高い女社会であり、プライドも高くオーラが張り詰めた美容部員の職場環境では、残念ながら嫉妬や嫌がらせが起きてしまう可能性はあります。
自身の売り上げが先輩の手柄となったり、新人なのに売り上げがいいと嫉妬や嫌がらせを受けたりすることもあるかも。
ただし、美容部員だからといって、必ずしも嫉妬や嫌がらせがあるというわけではありませんよ。
逆に、女性同士だからこそオープンに話ができて仲良くなる職場も多くあります。
化粧ポーチの抜き打ちチェック!
美容部員の中には、上司による化粧ポーチの抜き打ちチェックを受けた人もいるようです。
抜き打ちチェックの目的は、プライベートで使っている化粧ポーチの中に自社商品以外が入っていないかを確認することです。
もし化粧ポーチの中に他社の商品が入っていれば、自社商品を愛用していない理由について追求されることも。
ただし、他社の製品を研究することは、説得力のあるセールストークやお客様との共感に必要なこともありますよね。
他社製品を使っている人は、自社製品の改善につながるようなコメントを用意しておくといいかもしれませんよ。
うわさ話はあっという間に広がる
商品やトレンドの情報収集が習慣化している美容部員だからこそ、うわさ話が好きな人も多いのが特徴です。
また、ほとんどが女性で成り立つ職場であるため、どんなうわさ話であってもあっという間に広がります。
「うわさ話は苦手……」という人でも、女社会ではまわりに歩調を合わせる必要があることから、人間関係に疲れてしまうこともあるでしょう。
ただし、時間が経つにつれて距離感の取り方もわかってくるため、最初は戸惑うかもしれませんが慣れていく人も多くいますよ。
デパートの美容部員の世界はさらに怖い?
「デパコスが好きだから、デパートでの美容部員に憧れる」という人もいますよね。
デパートの美容部員は、ブランドの顔としてのプライドがあるため、スーパーやドラッグストアに比べるとさらに怖い世界かもしれません。
デパートの美容部員といっても、メーカー勤務だけでなく、百貨店やデパート側から化粧品会社に派遣という形で勤務している人もいます。
そのため、デパートの美容部員は、メーカーとデパートそれぞれに派閥ができやすいのも特徴です。
美容部員の仕事はきつくて怖い?
資格や経験がなくても目指せる美容部員ですが、その分入社後にみっちりと研修を行うところが多く、特に入社後すぐの仕事はきつく感じるようですよ。
また、ヒールのある靴で1日中立ち仕事だからこそ、体力が必要とされます。
入社すぐの仕事はきつい!
華やかなイメージがある反面、覚えることが多くてきつい美容部員の仕事ですが、入社すぐは特に研修で大変さを実感するでしょう。
入社すぐの研修は、皮膚や身体の基礎知識から販売のロールプレイまで学ぶべきことは膨大です。
ただし、未経験で入社した人も美容部員として働けるようにしっかりと教えてもらえますよ。
研修は大変である反面、学校に行ったり資格を取ったりと時間とお金をかけなくても美容部員になれるのはうれしいポイントですね。
立ちっぱなしで足がきつい!
立ち仕事である美容部員には、華やかなイメージからは想像できないほどの体力がいります。
ヒールのある靴で1日中立ちっぱなしでいるため、「足がきつい……」と感じやすい環境です。
むくみはもちろん、魚の目やタコ・外反母趾・内反小指など足にさまざまな症状を抱えやすい傾向にあります。
また、毎日同じ靴でストッキングを着用しているのが原因で、においが気になる美容部員も多いようですよ。
美容部員の仕事で大変なことについてもっとよく知りたい方は、こちらの記事を見てみてくださいね。
美容部員は大変でつらいことだらけ?離職率や楽しく続けるコツも紹介
お客さまのプレッシャーがきつい!
お客様とのコミュニケーションに対するプレッシャーや、商品知識の不足からくる不安というものは少なからずあるかもしれません。
しかし美容部員の仕事は、お客様の美容や健康をサポートし、笑顔を届けるやりがいのある仕事です。
知識やスキルは研修や経験を通じて身につけられますし、お客様との関わりを通じてコミュニケーション能力も向上します。新たなステップに踏み出す勇気が大切です。
美容部員の仕事は成長のチャンスであり、自分の可能性を広げる一歩です。
前向きな姿勢と努力を重ねることで怖さを克服し、素晴らしいキャリアを築くことができますよ。
美容部員は勤務条件が悪くて怖い?
「美容部員は怖いだけでなく、勤務条件が悪い……」と、耳にしたことがある人もいるでしょう。
勤務先によって異なりますが、一般的な勤務時間や残業・給料など美容部員の勤務条件について紹介します。
勤務時間は実質8時間
美容部員であっても労働基準法により、フルタイムの勤務時間は実質8時間程度です。
とはいえ、勤務先によって営業時間が異なるため、勤務時間帯は変わってきます。
デパート勤務の場合であれば、9時~20時のあいだで早番や遅番にわかれて出勤するのが多いでしょう。
また、雇用形態によっては毎日違うお店に出勤する場合もあり、通勤時間が多くかかったり少なかったりします。
実質8時間だとしても、移動も含めると10時間以上になることも。
お客様次第で残業になることも
残業は勤務時間と同じように店舗によって異なります。
イベントのときやセール期間などの繁忙期以外は、残業になることはほとんどありません。
ただし、閉店時間が遅い店舗で勤務していると、仕事帰りに来店するお客様もいて残業になってしまうこともあります。
終業時間の直前にお客様が来店した場合、そこからタッチアップしたり発注業務をしたりしていると、どうしても帰宅するのが遅くなってしまいますよね。
ただし、このようにお客様次第で残業になるのは、美容部員だけでなく接客業のあるあるといえるでしょう。
仕事内容のわりに給料が低い?
入社時には研修があったり、常に変化するトレンドや新作商品についての勉強が欠かせなかったりと大変なことも多い美容部員ですが、仕事内容に比べると給料はそれほど高くはありません。
ただし、美容部員の中でも営業職や企画に就くなどのキャリアアップをすれば、給料も上がりますよ。
また、勤務先によってはインセンティブ制度を採用しているところもあるため、売り上げ次第では給料を上げることも可能です。
美容部員は正社員になれない?
仕事内容に比べるとそれほど高くはない美容部員の給料ですが、メーカーによっては正社員や契約社員などの雇用形態によっても異なります。
美容部員になる際、最初から正社員として採用を勝ち取るのは難しく、契約社員からスタートする場合がほとんどです。
メーカーによっては試験に合格すると正社員へとキャリアアップができることもありますが、契約社員しか選択肢のないところも。
求人を見るときにはしっかりとチェックしておくのがおすすめですよ。
美容部員は楽しくやりがいのある仕事!
女性ばかりの職場だからこそ怖いと感じる面もある美容部員ですが、それは美容部員に限ったことではありません。
美容部員には美容部員でしか味わえないような大きな喜びややりがいがあるんですよ。
大好きなコスメを仕事にできる
美容のプロである美容部員ならではのやりがいとして、大好きなコスメに関わる仕事ができるという点です。
「メイクをするのが好き」「コスメが大好き」という理由から美容部員になった人にとっては、まさに天職といえるでしょう。
就職後も研修やセミナーなどでメイクやスキンケアに関する技術を習得できるのも魅力ですよね。
好きなことを仕事にできる喜びは、大きなやりがいにつながりますよ。
お客様に感謝される
接客業のやりがいとして挙げられるのが、お客様からの感謝ですよね。
自身が施したメイクやおすすめした商品によって喜ぶお客様の笑顔を見ることは、美容部員としての大きなやりがいにつながります。
美容部員が対応するお客様の中には、お肌やメイクに悩んでいたりコンプレックスを抱えていたりする人が多いでしょう。
メイクでお客様を美しく導くことで喜んでもらえるのはもちろん、自信を持ってもらえることは大きな幸せですね。
自分もどんどんきれいになる
美意識の高い人が多い美容部員にとって、働きながら自分もどんどんきれいになれる仕事は魅力的ですよ。
定期的な研修があるため、常にトレンドを意識したメイクを習得できます。
美容部員として得た知識や技術によって、自身に似合うメイクやコスメ、適したスキンケアなどがわかるのもメリットです。
ブランドの顔として働く美容部員は、常に人の視線を意識した立ち居振る舞いが必要となります。
そのため、自分磨きを極めたりモチベーションを維持できたりと、どんどんきれいになれますよ。
長く働ける職場はパスキャリで探そう!
大変な仕事ではあるものの、やりがいも大きい美容部員への転職を考えているのであれば、美容系に強いパスキャリがおすすめです。
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悩みや不安を解消した上で条件に合った仕事を探せるため、「こんなはずじゃなかったのに……」と後悔するリスクも減りますよ。
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