「セラピストになりたい」「未経験だけどセラピストに挑戦したい」と転職を検討している人もいるでしょう。
セラピストとして働きたいなら採用選考を突破する必要があり、エントリーシートに志望動機を書かなければなりません。
そこで今回は、セラピストへの転職を成功に導く志望動機の書き方を紹介します。
志望動機は相手に熱意ややる気を伝える重要な文章なので、ポイントを押さえた書き方を目指しましょう。
事前にポイントをチェックすれば、相手に伝わる志望動機を書けますよ!
- 志望動機は相性テスト?!
- セラピストの志望動機を書くポイント
- セラピストに使える志望動機の例文
- セラピストの面接でチェックされるポイント
- セラピストの面接でよく聞かれる質問
- 志望機は書類でも面接でも「本気度」が重要!
- 志望動機や面接が苦手ならパスキャリにお任せ!
志望動機は相性テスト?!
志望動機は、応募者と職場がマッチしているかどうかを判断する相性テストといえるでしょう。
採用担当者は、セラピストとして働くのにふさわしい人や、将来の見込みがある人を採用したいと考えています。
セラピストに求められるものは以下の通りです。
・ヒューマンスキル
・セラピストとしての技術
・業務を遂行する意思の強さ
ヒューマンスキルは、お客様とコミュニケーションが取るために必要な能力です。
セラピストはお客様と対話する仕事なので、高いヒューマンスキルが求められます。
経験者なら、セラピストとしてどんな技術を身につけているのか聞かれるでしょう。
志望動機を書くときは、これらの3ポイントを意識するのがカギですよ。
セラピストの志望動機を書くポイント
転職を成功に導く志望動機を書くには、ここで挙げるポイントを意識するといいでしょう。
ここでは、セラピストの志望動機を書くポイントを6つ紹介します。
ポイントを押さえて、採用担当者に自分をしっかりとアピールしましょう。
(1)セラピストになりたい志を伝える
セラピストを目指す人には、セラピストになりたい理由がありますよね。
「なぜセラピストになりたいのか」「どんなセラピストになりたいのか」を具体的に盛り込みましょう。
志望動機として書くときには、具体性だけでなくオリジナリティも大切です。
例文そのままではなく、「この人は本当にセラピストを目指しているんだ」と伝わるように自分の言葉で書きましょう。
(2)選んだ職場へのこだわりを伝える
採用担当者が聞きたいと考えている「数多くのサロンの中でなぜここを選んだのか?」という疑問に答えられる志望動機を書くのがポイントのひとつです。
「客として利用して素晴らしいと思った」「スタッフの人柄が良くて安心できた」など、自分が選んだサロンに対するこだわりを伝えましょう。
(3)人と接するのが好きであることを伝える
セラピストはカウンセリングでお客様と接する仕事なので、人と接することが好きでなければ務まりません。
「前職の接客業で培ったコミュニケーションスキルを活かしたい」「人の悩みを聞くのが得意」など、アピールできるポイントを伝えるとよいでしょう。
特に未経験で転職したい人は、積極的に伝えたいポイントです。
(4)人を癒したい気持ちを伝える
セラピストは、さまざまなスキルを活用して人を癒す職業です。
身体と心の両方に癒しを与えることがメインの仕事なので、他人の悩みに共感して癒したいと思っていることや精神面のケアをするのが得意で生きがいを感じていることを盛り込むといいでしょう。
(5)セラピストに活かせるスキルを伝える
経験者が転職する場合、これまでに身につけたスキルをアピールできます。
「どんなジャンルのセラピストとして働いていたのか」「得意分野は何なのか」をわかりやすく書きましょう。
未経験者でも「親がセラピストだった」「友人の相談役として悩みを聞いていた」など、アピールできるポイントがあるかもしれません。
いずれも好印象を与えるので、忘れずに盛り込むことが大切です。
(6)転職なら転職したい理由を伝える
転職するときは「前職を退職した理由」と「どんな目的で転職したいと思っているか」を伝えましょう。
注意したいのは、前向きな言葉で伝えることです。
ネガティブな伝え方をすると、採用担当者に「すぐにやめてしまうのではないか?」と思われてしまうかもしれません。
「別ジャンルのセラピーに挑戦したい」「さらなるキャリアアップを目指したい」など、ポジティブな伝え方をすると好印象になりますよ。
セラピストに使える志望動機の例文
志望動機に盛り込みたい内容がわかっても、実際に書くとなると迷ってしまいますよね。
ここでは、「未経験者」「異業種からの転職」「同業種からの転職」に分けて、志望動機に使える例文をチェックしていきましょう。
未経験者向け
未経験者の場合、専門的なスキルや経験をアピールできないので、ヒューマンスキルやセラピストになりたいという熱意を伝えるといいでしょう。
これまで家電量販店で販売員として5年間働いてきました。お客様がどのようなアイテムを求めているのかをヒアリングし、適切な商品を紹介して満足してもらうことに喜びを感じます。販売員として培った接客スキルを活かし、お客様の悩みに共感して適切な施術ができるセラピストになりたいと考えています。 |
職場の近くにあるリラクゼーションサロンに定期的に通ってアロマセラピーを受けており、セラピストとして人を癒すことに魅力を感じていました。 セラピストを生涯の仕事にしたいと思って求人を探していたところ、アロマセラピーを重視している御社の求人を拝見し、応募いたしました。これまでに培った接客技術を活かし、セラピストとしての技術を身につけて貢献したいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 |
異業種から転職する人向け
異業種から転職する人も未経験者同様、前職で培ったスキルの中でセラピストでも役立つものをアピールできるでしょう。
セラピストになりたいという強い熱意を伝えることも大切です。
私はこれまで、通販事業者で事務として働いていました。そこでコスメを取り扱っていたことが美容に興味を持つようになったきっかけです。 その後、整体・リラクゼーションサロンに通うようになり、セラピストという職業に出会いました。元々美容に興味があったこと、サロンで癒し効果を得て満足できたことからセラピストを目指したいと思い、今回応募いたしました。 お客様の悩みに共感し、可能な限り解決できるセラピストになれるように努力していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。 |
同業種から転職する人向け
同業種から転職する場合、これまでに培った経験やスキルを最大限にアピールしましょう。
経験やスキルは転職時に大きな武器になります。
志望動機で漏れなく伝えられるように、転職の理由とともにしっかりと書きましょう。
私はリラクゼーションサロンでアロマセラピストとして働いていました。サロンでは施術前後にカウンセリングを行いますが、アロマセラピーに満足しているお客様の中にも骨盤の歪みという別の悩みを抱えている人が多いことに気づきました。 そこで、整体師を目指したいと思うようになり転職を検討していたところ、整体を重視している御社の求人を発見して応募いたしました。アロマセラピストとして身につけた技術を活かしつつ、さらなるキャリアアップを目指しますのでどうぞよろしくお願いいたします。 |
セラピストの面接でチェックされるポイント
志望動機が伝わって書類選考を通過したら、次は面接を突破しなければなりません。
ここでは、セラピストの面接に臨むときに意識するポイントを3つ紹介します。
コミュニケーション能力
セラピストの主な業務のひとつが「カウンセリング」です。
カウンセリングではお客様の身体面・精神面での悩みを聞き出す必要があり、コミュニケーション能力の高さが求められます。
面接では、「お客様ときちんとコミュニケーションが取れるか」「円滑に会話を続けられる会話力を備えているか」を厳しくチェックされるでしょう。
面接担当者の質問に答える際には、明るくハキハキと答えることが大切です。
相手の目をきちんと見て、高いコミュニケーション能力を備えていることをアピールすると好印象を与えられますよ。
笑顔
セラピストはお客様を癒す仕事です。
お客様に癒しを感じてもらうには、笑顔で接客する必要があります。
笑顔であいさつできること、いつも明るく振る舞えることをアピールするといいでしょう。
また、実際に笑顔でいることを意識して面接に臨むのもポイントのひとつです。
面接中は終始笑顔で受け答えしましょう。
答えに困るような質問があっても、笑顔を絶やさないことが大切です。
清潔感があるか
セラピストは直接お客様と接する職業なので、清潔感は欠かせません。
施術の際にはお客様の身体に直接触れるため、清潔感がなければ不安を与えてしまうでしょう。
服装や髪型、持ち物をきちんと整えておくことが大切です。
面接時にも、面接担当者は清潔感があるかどうかを細かくチェックしています。
準備に手を抜かず、常に清潔感を意識しましょう。
セラピストの面接でよく聞かれる質問
受け答えに困らないように、事前にどんな質問が想定されるのか考えておくことが大切です。
ここでは、面接でよく聞かれる質問を2つ紹介するので、回答例を確認して対策しておきましょう。
準備して当日を迎えれば、落ち着いて面接に臨めますよ。
「どんなセラピストになりたい?」
この質問の背景には、キャリアプランを知りたいという思いが隠れています。
回答に盛り込みたいのは、自分が理想とするセラピストの姿です。
「アロマセラピーのスペシャリストになってお客様に喜んでもらえるセラピストになりたい」「カウンセリングに力を入れ、適切な施術をすることによって、信頼されるセラピストになりたい」など、自分が目指すセラピストの姿を具体的に伝えましょう。
曖昧な回答は印象が良くありません。
自分が何を重視し、何をしたいのかを答えるといいでしょう。
「セラピストとはどんな仕事?」
この質問で聞きたいのは、セラピストに対するイメージだけではありません。
華やかなイメージとは異なり、実際にはハードな仕事であることを理解しているか知りたいという意図があります。
回答には、「人を癒す仕事であること」「大変な部分もあるけれど、やりがいのある仕事だと思っていること」の2つを盛り込むといいでしょう。
セラピストの華やかな部分だけでなく、ハードな部分も理解していることを示せれば、「この人なら安心して任せられる」と判断してもらえますよ。
志望動機は書類でも面接でも「本気度」が重要!
志望動機は、仕事を続けるモチベーションです。
書類選考や面接を突破するためだけでなく、セラピストを続けていく上で力になるものといえるでしょう。
転職活動をする際には、エントリーシートに記載したり面接で話したりするため、志望動機を相手に伝える機会が多くなります。
大切なのは「本気度」なので、セラピストを生涯の仕事にしたいという強い思いをしっかりと伝えましょう。
本気でセラピストになりたいと熱意を持って伝えられれば、セラピストへの道が開けるかもしれません。
志望動機や面接が苦手ならパスキャリにお任せ!
セラピストになるには、書類選考や面接を突破する必要があります。
書類選考や面接では志望動機が重視されるため、自分の思いを余すところなく伝えることが大切
です。
ただし、志望動機の書き方や伝え方がわかっても、エントリーシートの記入や面接が不安だと感じる人もいるかもしれません。
そのように感じている人は、エントリーシートの記入方法のアドバイスや面接対策といったフォロー体制を万全に整えているパスキャリにご相談ください。
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転職に苦手意識を持っている人は、ぜひパスキャリにご登録ください。