人を癒したり、悩みを解消したりするセラピスト。
人気のアロマテラピーやボディ系セラピーでは、施術時にお客様の身体に直接触れたりすることも。
その場合、セラピストはネイルできるか気になりませんか?
そこで今回は、セラピストがするべき手元や爪のケアについて紹介します。
セラピストとはいえ、女子なら手先までおしゃれがしたいですよね。
セラピストの爪事情を知っていれば、職場の方針に合わせたネイルができるかもしれませんよ。
- セラピストの爪は商売道具!
- セラピストの手や爪のケアのポイント
- セラピストの手元ケアのやり方【爪の場合】
- セラピストの手元ケアのやり方【手の場合】
- セラピストは爪以外の身だしなみも大切!
- セラピストの身だしなみ対策はパスキャリにお任せ!
セラピストの爪は商売道具!
派手でなければネイルして問題ないでしょ!と考える人もいるかもしれません。
マッサージやエステ以外にも、セラピストには整体師などさまざまなジャンルが存在します。
ネイルができるかどうかは働く場所や職種によるでしょう。
セラピストは手技だけではない
セラピストと聞くと、サロンなどで働くマッサージメインのスタッフをイメージする人も多いかもしれませんね。
実は、セラピストはいくつかのジャンルに分けられます。
療法士や治療士として働く人もセラピストです。
表に分かりやすくセラピストの種類をまとめています。
手技メイン | あん摩マッサージ指圧師 セラピスト |
専用道具を用いた施術 | カイロプラクター エステティシャン |
服の上から身体に触れる施術 | 理学療法士 |
会話メインで身体に全く触れない | 臨床心理士 産業カウンセラー ハーブセラピスト カラーセラピスト |
清潔感のあるきれいな手元を維持しよう
お客様は、施術空間だけでなくセラピストの手元までしっかりチェックしています。
手元からきれいにすれば、お客様に与える印象も良くなりますよ。
伸びきった爪や整えていない爪は、お客様に不快感を与えてしまったり、肌などを傷つけたりする可能性があるので、注意しましょう。
ネイルOKな場合もある
職場によってはネイルOKとしている場合もあります。
以前であれば、セラピストは「ネイルと長い爪はNG」と厳しいルールが基本でした。
ネイルの普及に伴い、セラピストが働く職場のルールも変化しつつあります。
とはいえ、接客業なので派手なものはNG。
お客様の身体に直接触らないセラピストはビジネス向けのネイルを楽しむことができます。
手技が多いマッサージ系のセラピストの場合は、指先に気をつける必要があるためネイルは難しいのが実情です。
お客様に支障がないペディキュアで我慢しましょう。
セラピストの手や爪のケアのポイント
清潔感のある手元を維持するためには、どのようなケアが必要なのでしょうか?
施術でお客様の身体に触れる機会が多い場合は、保湿と爪の滑らかな仕上がりを意識する必要があります。
ここからは、ケアのポイントをチェックしましょう。
適度な保湿をしよう
保湿不足は、手や爪のあらゆるところに現れます。
爪の縦じま、ささくれなどひと目見ただけで保湿されていないとすぐに分かってしまうことも……。
適度な保湿ができていれば、ツヤがあるキレイな手元になりますよ。
簡単なのがハンドクリームの使用です。
手の甲や掌だけでなく、爪の周囲を含めた指先まで丁寧に塗りましょう。
生活習慣の見直しをしよう
夜更かしや偏食など、生活習慣が乱れている場合も爪に現れます。
爪の横じまが分かりやすいかもしれませんね。
ビタミンやミネラル豊富な食事を心がけ、十分な睡眠時間をとることが正しいケアです。
早めに生活習慣の見直しをすれば、爪だけでなくお肌や健康状態も整ってきますよ。
滑らかな仕上がりを目指そう
ザラザラな爪・カサカサの手はお客様に不快感を与えたり、肌などを傷つけてしまったりするかもしれません。
やすりと保湿をこまめにして、滑らかな仕上がりを意識しましょう。
皮膚との境界線から1mmくらい残した爪の長さが仕上がりの理想です。
清潔感を追い求めすぎて深爪すると、施術できなくなってしまうので注意してくださいね。
セラピストの手元ケアのやり方【爪の場合】
お客様が安心してリラックスできる環境づくりに大切なのは、サロンの雰囲気だけではありません。
セラピストの爪や手のケアも重要です。
ここからは、爪の適切なケアのやり方をチェックしましょう。
爪を切る
爪が長いとお客様に不快感を与えるだけでなく、お肌に当たって傷つけてしまったりする危険性があります。
日頃から適切な長さに爪を切るよう心がけましょう。
短めの爪が基本ですよ!
爪のカーブに沿って角がないよう切りましょう。
ネイリストが使うニッパー型だと切れ味・断面が◎
やすりをかける
爪を切ったら、爪の形と断面をやすりで整えます。
お湯を入れた洗面器に手を数分浸すまたは入浴後にやすりをかけるのがベストなタイミング!
ネイルファイル・シャイナー・バッファーのいずれかを使用するといいですよ。
角や凸凹をキレイに削り、触り心地のいい爪を手に入れましょう。
クリームやオイルを塗る
ツヤのあるキレイな爪に仕上げるには、クリームやオイルを塗るひと手間が欠かせません。
保湿目的でクリームを塗るのですが、そのときは指先まで塗りましょう。
二枚爪対策にもなります。
乾燥対策が足りないようであれば、オイルやエッセンスを塗るといいでしょう。
仕上げにベースコートでコーティングすれば、見た目もよりキレイに!
セラピストの手元ケアのやり方【手の場合】
手のかさつきや、手技の疲労負担を和らげるのにも手元ケアはおすすめです。
保湿しながら手をマッサージしてほぐすと、腱鞘炎を防ぐ効果も?!
爪だけでなく、手のケアにきちんと取り組みましょう。
ストレッチをする
全身マッサージなど手に力を入れる施術を続けると、たくさんの力を使うことから疲れも溜まりやすくなります。
手を握る動作がどうしても多くなるため、ストレッチで指を反らす動きも取り入れましょう。
続けると関節を動かせる幅が広くなるため、ケガ防止ができたり、手の動きが良くなったりなどの効果が期待できます。
腱鞘炎の予防にもなりますよ。
日頃から気に掛ける
手のかさつきに乾燥は大敵!
日頃から乾燥対策としてハンドクリームを塗っておくと安心です。
また、掌にマメができてしまうと施術もしにくくなるだけでなく、お客様に不快感を与えてしまいます。
重たい物を持つときなどは、手袋でマメができないような配慮をしましょう。
セラピストは爪以外の身だしなみも大切!
爪や手の清潔感は重要視されますが、髪型・メイク・服装などの身だしなみにも気を付けましょう。
どんなに施術の満足度が高くても、清潔感が感じられないセラピストはリピートの獲得も難しくなってしまいますよ。
髪形やメイク
前髪が目や鼻にかかって顔がハッキリ見えない、髪の毛が垂れてお客様の顔に付くといったトラブルは、スタッフだけでなくお店全体のイメージをダウンさせてしまう原因になります。
前髪は長ければピンで止めるまたは目にかからない長さに切る、それ以外の髪は束ねて結んだり、まとめたりするのが適切です。
メイクは明らかに職場に合わないようなものはNG。
つけまつげやアイプチは、施術中に取れてしまう恐れがあるため避けます。
メイクは、働くサロンの雰囲気に合わせるのがベスト!
お客様が快適に施術を受けるためにも、セラピストは清潔感のある髪形やメイクを心掛けることが大切です。
服装
サロンによっては制服支給の場合もありますが、個人店などの場合は特に指定がないことも珍しくありません。
自由だからと施術しにくいデザインのものや、サロンの雰囲気に合わない服装は避けましょう。
清潔感があり動きやすい服装がいいですよ。
汗をかくことも考えて、汗が目立ちにくくヘビロテしても丈夫な生地を選ぶのがおすすめ。
デザインのおしゃれさよりも、機能性を重視して選ぶのがポイントとなります。
セラピストの身だしなみ対策はパスキャリにお任せ!
セラピストはお客様の身体に触れない場合でも、清潔感が欠かせない仕事です。
日頃から爪や手のケアをこまめにして、髪型・メイク・服装にも気を付けましょう。
セラピストになるなら、細かい条件でもあなたにピッタリな職場を提案できるパスキャリがおすすめですよ。
応募書類の準備から就職後のアドバイスまで、きちんとサポートするため挫折しにくいのが魅力。
面接当日の身だしなみに不安があっても、業界に精通したスタッフが多数在籍しているため注意点を教えてもらえます。
セラピストとして満足して働ける職場なら、パスキャリに登録して探してみてくださいね。
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