憧れて入社した不動産営業。実際にやってみたら「自分とは合わなかった」「違う業界の営業に挑戦してみたくなった」「他にやりたいことができた」と感じて転職を考える人もいるでしょう。
年齢を重ねていくにつれ、キャリアやプライベートの両立に不安を持つ人も多いかもしれません。
今回の記事は、これまで不動産営業として頑張ってきた女性におすすめの業界や、転職を成功させるポイントについて解説します。不動産営業から転職を考え始めた女性は、ぜひ最後までご覧ください。
- 女性が不動産業界を辞めたいと思った理由
- 不動産営業から転職!女性におすすめの業界
- 不動産営業からの転職を成功させるための3つのポイント
- 不動産業界から転職したい女性にパスキャリのすすめ
- まとめ
女性が不動産業界を辞めたいと思った理由
不動産業界で営業として働いている女性はどのような理由から辞めたいと感じるのでしょうか。よく聞かれる理由を4つ紹介します。もし今あなたも同じように思っているならば、転職を視野に入れてもよいかもしれません。
長い拘束時間で心身が疲れた
不動産営業はお客様の都合に合わせて動くことが多くあります。営業時間外でもお客様と商談したり、夜も遅くまで事務作業が続いたりと残業も多い業界です。
ノルマが達成できなければ、休日返上して営業活動しなければならないこともあるでしょう。売れている営業は仕事量も増え、プライベートがないという話も聞きます。
このような日々が長く続くうちに、精神的にも体力的にも負担がかかり、このまま続けていけるのかと不安を抱く女性は多いようです。
ライフスタイルが変わった
結婚や出産などでライフスタイルが変わったことにより、転職を考える女性も多くいます。配偶者の転勤により退職せざるを得ない人もいるでしょう。
最近では福利厚生が充実している不動産会社も増えてきてはいますが、まだまだ弱いところも多いです。
不動産営業は長時間労働や休日返上といった環境も多いので、家事や育児と完璧に両立しようとするのは会社によっては厳しいかもしれません。
若いうちのほうが転職に有利になるかもと、ライフスタイルの変化を見越して早めに転職を決める女性もいます。
セクハラやパワハラがひどかった
会社によりますが、不動産業界はノルマが厳しいことでも有名です。ノルマが達成できない期間が続くと叱責されることもあるでしょう。
「契約を取ってほしい」「将来のリーダーとして成長してほしい」という思いからの叱責であれば良いのですが、仕事のやり方も教えてくれず、ただ暴言を浴びせる上司もいます。
また嫌がらせで「彼氏いるの?」「その歳でまだ結婚していないの?」などセクハラ的発言してくる上司もいます。
パワハラやセクハラが横行しているのは、いわゆるブラックと呼ばれる会社に多いのですが、このような上司がいると精神的に追い詰められてしまうことも多く、辞めたいと感じてしまうようです。
今後のキャリアを考えた
自分のキャリアを考えた時に「このままでよいのだろうか」と悩み、転職を視野に入れる女性もいます。
このまま不動産業界でキャリアを積んでいきたい場合は良いのですが、働いているうちに別のやりたいことが見つかる人もいるでしょう。20代のうちに他業界や他職種での経験を積んで、将来の選択肢を増やしたいという女性もいます。
キャリアに悩んだら、おすすめなのが「プロに聞く」ことです。例えば転職エージェントならば業界に精通したプロがいるので、不動産営業のスキルを活かしたキャリアの相談にも親身にのってくれます。
不動産営業から転職!女性におすすめの業界
不動産業界の営業から転職した人は、どのような業界で活躍しているのでしょうか。おすすめの業界について解説します。
人材業界
一つ目は人材業界の営業です。不動産業界と違い、商品は目に見えない無形商材となるので、初めは戸惑うことも多いかもしれません。しかし不動産営業と考え方は似ています。
例えば人材紹介の営業の場合、相手の希望や状況をヒアリングし、ぴったりの仕事を見つけるのが仕事です。仕事選びは人生を大きく左右することも多く、お客様に寄り添いながら関わっていくことが求められます。
これはお客様に寄り添いながらニーズを把握し、ぴったりの家を提案する不動産営業と通ずるものがあるのではないでしょうか。つまり不動産営業で培った考え方は、人材業界にも活かせます。
また一般的に女性は共感力が高いと言われているので、このような寄り添い型の営業は合っているといえるでしょう。
金融業界
金融業界も不動産業界からの転職におすすめです。金融業界といっても保険や銀行、証券など様々な種類があり、どれも幅広い知識が求められますが、実は金融業界と不動産業界は共通点が多くあります。
金融業界でも不動産ローンの知識が必要な場合や、契約書作成・立ち合いなどがあり、不動産時代に学んだお金の知識や営業スキルを活かせるでしょう。
金融業界も提案するプランにより、お客様の人生の豊かさや貢献度が変わってくるので不動産業界と同様、知識を活かしてお客様の人生に貢献したいという思いが強い女性はおすすめです。
収入についてですが、不動産業界に比べると収入は安定している会社も多く、特に大手であれば高い給与水準が期待できます。
不動産業界の別会社
「不動産業界はやりがいがあるから続けたいけれど、今の会社はブラックで続けられない!」という場合は、同業界の別会社への転職するのも一つの方法です。
すでに不動産営業としての経験や知識があるので優遇されやすいですし、条件や福利厚生、労働環境などこれまでの経験を踏まえた会社選びができるでしょう。
不動産営業からの転職を成功させるための3つのポイント
不動産営業からの転職を成功させるためには、いくつかポイントがあります。転職活動を行なう上での参考にしてください。
辞めたい理由を明確にする
なぜ今の仕事を辞めたいのか理由を明確にしましょう。
「とりあえず辞めたい」「もう会社行きたくない」という曖昧な考えのまま辞めてしまうと、
次の職場でも同じような思いをする可能性が高くなってしまいます。
- ・ 人間関係がつらい
- ・ 労働と給料が見合っていない
- ・ 労働環境が厳しい
- ・ 他にやりたいことができた
- ・ 結婚を視野に入れて働く理想条件が変わった
など、辞めたいと感じたら理由を挙げられるだけ挙げてみましょう。辞めたい理由が明確になれば、自然と次の仕事選びの条件も明確になり、転職失敗のリスクを減らせます。
興味がある業界のリサーチを徹底的にする
不動産以外の業界に興味を持ったら、その業界を徹底的にリサーチしましょう。
「稼げるって聞いたから」「求人情報を見たらアットホームそうだったから」「不動産業界よりもラクそうだから」など、良い部分だけを見てリサーチをろくにせず決めてしまうと、転職失敗する可能性が高くなります。
- ・ 業界で営業として働くメリットとデメリット
- ・ やりがいや楽しさ
- ・ つらさや厳しさ
- ・ 給与体系
- ・ 業界の実態
- ・ 離職率
転職サイト以外にも、四季報や口コミサイトなどを調べると上記のような情報を調べることができます。
年収が高そうに見えても福利厚生が全くなく、総合的に見たら年収ダウンしてしまったということもあるので、しっかりと調べることが大切です。
将来のライフスタイルを明確にする
将来どのようなライフスタイルにしたいか明確にしてみてください。
女性が転職を考える理由の一つにライフスタイルの変化がよく聞かれますが、将来のライフスタイルが変わることを前提に仕事を選ぶのも選び方の一つです。
転職後に妊娠が判明し、すぐ辞めることになってしまったということもあります。そうなると転職歴も増えてしまいますし、また最初から仕事探しをしなければならならず、手間が増えてしまいます。
育児休暇などの福利厚生、休みが取りやすい環境など生活スタイルが変わっても続けやすい会社を選ぶことで、転職して良かったと思えるでしょう。
不動産業界から転職したい女性にパスキャリのすすめ
不動産業界から転職したいけれど、一人では不安という女性は転職エージェントの利用がおすすめです。ここではパスキャリの特徴について解説します。
女性視点で親身にサポート
パスキャリは正社員を目指す女性のための転職エージェントです。担当するキャリアアドバイザーは全員女性となっており、女性特有の悩みを相談しやすい環境を作っています。
仕事選びに関しても女性ならではの視点で一緒に考えるので、働きやすい職場に出会えたと好評です。
面接対策サポートや、企業との交渉や調整も代行するので、不動産営業の仕事が忙しく転職活動の時間が取れない場合でも安心です。
非公開求人も多数取り扱い
パスキャリでは非公開求人も多数取り扱っています。非公開求人とは通常の転職サイトでは公開されない求人のことです。
専門的なスキルを持っている人を求めている、欠員が出たので急いで補充したいという場合も多く、通常おもてには出てこないような有名企業や大手企業の案件があることも多いです。
パスキャリでは他の転職エージェントにはない独自の案件が多数あります。なぜなら徹底的な転職サポートを行なっているため、企業様から厚い信頼を頂いているからです。
良い条件の仕事が中々見つからないという人は、ぜひパスキャリに登録してみてください。
パスキャリ利用の流れ
パスキャリで転職活動を行なう場合、次のような流れになります。
- 1. ホームページから登録申込
- 2. カウンセリング
- 3. 求人紹介
- 4. 書類添削・面接対策
- 5. 面接
- 6. 内定・入社
- 7. 入社後フォロー
カウンセリングでは要望や経歴をじっくりヒアリングし、あなたの強みを見つけます。どのような悩みでも気軽にご相談ください。
「不動産業界以外の営業にチャレンジしたい」「育児と両立できる営業職はあるの?」「ホワイトな不動産業界が知りたい」「○○会社の雰囲気が知りたい」など、どのような疑問や質問も大丈夫です!
また入社した後もしっかりフォローするので、困ったことがあればすぐ相談できるのもパスキャリの強みです。
まとめ
不動産営業から転職可能な業界と選ぶポイントについて解説しました。不動産営業を辞めたいと思う理由は色々ありますが、転職を考えたら辞めたい理由を明確にしてみましょう。
不動産業界で得た経験や知識は様々な業界で活かせますが、共感力が高く貢献意識が強い女性は不動産業界と共通する考え方や、知識が活かせる金融業界・人材業界がおすすめです。仕事選びをする際は、しっかりと業界をリサーチしましょう。
よりぴったりな仕事に出会いたい女性は、パスキャリをご活用ください。女性に特化したサポートで、非公開求人も多数取り扱っています。
現在の仕事が忙しくて転職活動する時間がないという女性も、パスキャリ側が全力でフォローするので、スムーズに転職活動を進められます。女性ならではの悩みにも親身に対応する環境が整っているので、安心してご活用ください。