一見華やかに見えるエステティシャンの世界ですが、実はノルマが厳しかったり、仕事後には勉強会などで定時に帰れなかったりと、舞台裏は体力勝負の職業です。
職場だけでなくエステティシャンだからこその日常生活もありますので、エステティシャンの生声から実情を見てみましょう。
「ニンニクは我慢する……」などエステティシャンなら思わず笑ってしまうネタからシビアな本音まで、エステティシャンの「あるある」話をまとめました。
- 【職場編】エステティシャンのちょっと笑えるあるある
- 【日常編】エステティシャンのちょっと笑えるあるある
- 【待遇編】エステティシャンの本音・不満のあるある
- 【人間関係編】エステティシャンの本音・不満のあるある
- パスキャリなら裏事情もしっかりチェックできるから安心!
エステティシャンの仕事とは
エステティシャンのちょっと笑えるあるあるとして、まずは職場編をご紹介します。
ほとんどが女性というエステティシャンの職場は、まるで女子校のような環境。
そのため、エステティシャン同士では下ネタなどの赤裸々な会話が多いほか、お客様からは人生相談を受けることが多いのも、エステティシャンによくある話です。
髪型は「お団子」だらけ
エステティシャンは清潔感がカギ。
そのため、エステティシャンの髪型はスッキリとまとめたシニヨン率が高くなっています。
シニヨンとはお団子ヘアのことで、お客様に清潔感のある印象を与えるとともに、崩れにくくて施術中に邪魔にならない髪型です。
サロンによっては、髪型はシニヨンと決まっているところもあるほどエステティシャンの髪型として定着しています。
会話は下ネタ多め?
ほぼ女性だけの職場環境だからこそ、エステティシャンたちの会話は赤裸々なものが多くなりがちです。
まさに女子校のようなイメージで、男性がいるとできないような下ネタでつい盛り上がってしまうのも、エステティシャンの間ではよくあります。
サロンでは、下ネタ以外にも生理痛のツラさや女性ならではの悩みも相談しやすい環境ですよ。
ついつい人生相談に乗ってしまう
赤裸々に語り合うのは、エステティシャン同士だけではありません。
個室で施術を行うこともあり、お客様からプライベートな相談を受けることもよくあります。
お客様から悩みを引き出すカウンセラーとしての気質から、時には人生相談に乗ってしまうほど聞き上手な人が多いのもエステティシャンの特徴です。
お客様が寝てくれるとうれしい
「サロンで寝てしまったことがある」という人も多いのではないでしょうか。
見た目だけでなく、リラクゼーションで内面からもきれいにするのがエステティシャンです。
そのため、眠ってしまったお客様の姿で自信につなげるエステティシャンは少なくありません。
「眠りに落とせるくらいの施術力を得た!」「自分の施術が気持ちいい証拠!」と、心の中でガッツポーズするエステティシャンもいます。
【日常編】エステティシャンのちょっと笑えるあるある
職場編に続いて、今度はエステティシャンの日常におけるちょっと笑えるあるあるをのぞいてみましょう。
職業柄からつい周りを見渡してしまったり、美容情報に敏感になってしまったりとオフのときでも仕事モードになってしまう人もいます。
また、美を維持するためのルーティンにもこだわってしまうのもエステティシャンならではの話です。
すれ違う人に施術したくなる
職場から離れて街を歩いているときでも、すれ違う女性をエステティシャン目線でチェックしてしまうのが職業柄の癖となっているエステティシャンは多くいます。
「姿勢を正せばもっときれいに見えるのに」や「ここに○○の施術をしたらもっとよくなる」など、勝手に妄想を膨らませていることも……。
一方で、きれいな人を見かけたときは、「何か特別なケアをしているのだろうか」「どこのサロンを利用しているのだろう」など、休日であっても美に対する探究心があるのがエステティシャンです。
芸能人のアラが気になる
街中ですれ違う人だけでなく、テレビなどで目にする芸能人についても勝手に美容チェックをしてしまうのもエステティシャンの職業病かもしれませんね。
プロのメイクアップアーティストによってきれいにメイクをしている芸能人であっても、顔の歪みや肌荒れなどは隠せていないと、どうしてもアラが気になってしまいます。
一方、メイクなども含めて美に抜け目ない芸能人を見ると、「どんな施術を受けているのかな」と気になってしまうのもエステティシャンのあるあるです。
ニンニクは我慢する
においの強い食べ物を避けるなど、エステティシャンはお客様が不快に感じることのないように細心の注意を払っています。
「ニンニクたっぷりのギョーザを食べたい!」そんな日もあるけれど、次の日に施術が入っていれば我慢するのがエステティシャンの日常です。
お客様が心地よく過ごせる施術だけでなく、環境づくりもエステティシャンの仕事のひとつ。
焼肉もにおいが全身に染みついてしまうので避けています。
食べない・行かない・触らないで清涼感を維持するのがエステティシャンです。
エステティシャンは手が命!
お客様に直接触れるエステティシャンは、手が命。
日常生活のなかでさまざまなルールを決めながら、手を守っています。
例えば、料理を作るときはなるべく包丁を使わない、重いものは持たないなどケガのリスクを避ける生活です。
また、爪は常に短く切っておく必要があることから、「爪を短く切り過ぎてしまった……」という経験が多いのもエステティシャンのあるある。
保湿をしたり手袋をしたり、スキンケアよりもハンケアを入念に行っているのも特徴的です。
【待遇編】エステティシャンの本音・不満のあるある
ここからは、エステティシャンの不満や本音のあるあるをご紹介しましょう。
ノルマやお給料・勉強会などの待遇に対する不満だけでなく、「メニューの追加は嬉しいけれど……」といった複雑なエステティシャンたちの本音もあります。
これからエステティシャンを目指す人は、リアルな現場を知ることができるチャンスですよ!
ノルマが厳しくお給料も安め
最近ではノルマを設けないサロンも増えつつあるものの、お客様がいなければ利益にならないため厳しいノルマを設けているサロンもあります。
ノルマ達成のボーナスを狙う人にとってはモチベーションとなる一方、ノルマがプレッシャーにつながってしまうことも少なくありません。
また、エステティシャンは未経験でのアルバイトからスタートできることから、月収基準がほかの業界よりも低い傾向にあります。
資格取得などで給料アップを目指せますが、ノルマとお給料が釣り合わないと感じやすい職業です。
仕事の後に勉強会!?
技術職であるエステティシャンにとって、定時に帰れる日はなかなかありません。
なぜなら、仕事の後やサロンの定休日などを利用した勉強会に参加する必要があるためです。
技術を向上させる機会が豊富にあることはプラスである一方、仕事が終わっても帰れないことがストレスになることもあります。
仕事後の勉強会をストレスなく参加するためには、事前にサロンの待遇や条件を確認しておくことが大切です。
手当てやキャリアアップにつながるのであれば、勉強会もモチベーションにつながります。
メニュー追加は嬉しいけれど……
施術中にメニューの追加があった場合、「自分の施術を気に入ってもらえた!」という喜びがある反面、複雑な気持ちを抱えているのがエステティシャンのあるあるです。
多くのサロンではシフト制でエステティシャンは働いているため、メニューが追加される時間によっては残業となってしまいます。
また、時間が押してしまい次のお客様を対応できなかったり、休憩をとらず連続対応になったりと正直に喜べないのが本音です。
【人間関係編】エステティシャンの本音・不満のあるある
人間関係の問題はどの環境でも起こることですが、エステティシャンの場合は「マンツーマンでの接客」「指名制」などがさらに複雑化させています。
さらに、女性同士の職場のため派閥ができることもあります。
エステティシャンになると起こりうる、人間関係の問題を見てみましょう。ほかの職業とは違う特徴があるかもしれませんよ。
お客様を取られてしまう
お客様の取り合いは、エステティシャン同士の人間関係に亀裂が入る原因のひとつです。
しかし、お客様に施術を担当してもらいたいエステティシャンを選べる「指名制度」を多くのサロンで導入しています。
そのため、経験が豊富で技術力も高いベテランスタッフが指名されやすい傾向にあり、新人スタッフにお客様が流れていかないことがしばしば。
対策としては、技術力を磨くのはもちろん、接客対応で印象よくする必要があります。
派閥争いが面倒!
サロンによっては、面倒な派閥争いが起こることもあります。
ほとんど女性の職場だからこそ派閥ができやすく、面倒な人間関係に悩みを抱えることも珍しくありません。
ただし、最近のエステ業界では平均年齢が下がってきて、働くエステティシャンたちの年齢も幅が小さくなってきたことから派閥は減ってきています。
とはいえ、ギスギスした仕事環境では長く続けづらいですよね。
自分の実力も発揮できない場合も。
体力勝負のエステティシャンだからこそ、精神的ストレスは退職につながってしまいます。
理不尽なお客様も多い
サロン内には派閥などもなく楽しく働いている場合でも、お客様の理不尽なクレームに悩むエステティシャンもいます。
例えば、きちんと説明した内容に対して「聞いていない」と否定するケースは多く聞く案件です。
エステティシャンは接客業のため、お客様を逆なでしないように対応するしかありません。
また、サロンでクレームを言うだけでは物足りずに、悪評を口コミとして投稿するケースもあります。
エステティシャンは、ほかの常連のお客様やお店のイメージを守ためにも、真摯に対応する精神力が求められるのです。
パスキャリなら裏事情もしっかりチェックできるから安心!
エステティシャンになったあとは、楽しいことばかりではありません。
女性の転職をサポートするパスキャリでは、入社後に「こんなはずじゃなかったのに……」と後悔することのないように充実したサポートを用意しています。
美容業界経験者がアドバイザーとして在籍しているので、現場のリアルな裏事情を聞くことができますよ。
また、パスキャリでは入社後のフォローも無料継続!職場の人には言いづらいことなども、気軽に相談できるとあって安心です。
会員登録も無料。
いますぐ登録して、1,000件以上ある求人から優良企業にアプローチしてみましょう!