お客様と接する仕事であるエステティシャンにとって、身だしなみへの気遣いは必要不可欠。
サロンに来たお客様は、エステティシャンの接客態度だけでなく、メイクを含めた見た目もチェックしています。
少しでもよい印象を与えたいなら、目立ちやすい部分であるメイクに気を付けてみるといいですよ。
そこで今回は、エステティシャンにふさわしいメイクには何が大切なのか解説します。
肌トラブルを回避する方法や対処法を知れば、より美しい肌を保てますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
- エステティシャンに求められるメイクとは?
- エステティシャンの化粧品の選び方
- 困った肌トラブル!ニキビなどができたときの対処法
- エステティシャンは肌が命!肌荒れを回避する方法
- 1番重要なのはサロンに合ったメイクをすること!
- パスキャリでは面接の好感度メイクも伝授します!
エステティシャンに求められるメイクとは?
美を提供するエステティシャンの肌は、できるだけ美しくありたいですよね。
とはいえ、お客様に施術しているときは、メイクが崩れてもすぐに直せないのが悩みです。
ここでは、エステティシャンに求められるメイクについて見ていきましょう。
自然なメイク
エステティシャンのメイクは、お客様が一目見て「素肌がきれい」と思えるような自然なメイクが基本です。
ファンデーションを厚塗りしたメイクは、サロンで働くエステティシャンにはふさわしくありません。
化粧下地をきちんと塗って肌を整えてから、ファンデーションを軽く乗せて肌ツヤを出すとよいでしょう。
「美しい肌を手に入れたい」という目的でサロンに来たお客様は、エステティシャンの肌が美しいと感じれば身近な目標を設定しやすくなります。
崩れにくいメイク
エステティシャンの施術は見た目以上に力が必要で時間もかかります。
しかし、汗をかいたり時間が経ったりすることでメイクが崩れても、施術中はメイク直しができません。
化粧下地はテカリ防止や皮脂崩れ防止の効果があるものを選びましょう。
化粧下地を丁寧に塗ってファンデーションをフィットさせれば、崩れにくいメイクができますよ。
避けたほうがいいのが、アイプチやつけまつげです。
いずれも汗をかくと取れてしまう恐れがあります。
施術中につけまつげが落ちたら、お客様に不快な思いをさせてしまいます。
清潔感があるメイク
派手なメイクや個性が強いメイクは、サロンには不向きです。
さまざまな世代のお客様が利用するサロンでは、清潔感があるメイクのほうが受け入れてもらえるでしょう。
目立つシミや毛穴は、コンシーラーを使ってカバーします。
清潔感のあるきれいな肌をメイクで実現すれば、お客様にとって憧れのエステティシャンになれますよ。
エステティシャンの化粧品の選び方
サロンで働くエステティシャンの毎日は忙しいですが、美容のプロとして自分磨きに手は抜けません。
毎日メイクが必要な仕事なので、自分の肌に合った化粧品を選んで使用しましょう。
ここでは、エステティシャンの化粧品の選び方を紹介します。
肌質に合わせる
化粧品は自分の肌に合ったものを選ぶのが鉄則です。
エステティシャンは勤務時間が長く、メイクを落とすのが遅い時間になることも珍しくありません。
毎日のメイクが必須の仕事だからこそ、肌は大切にしてあげてくださいね。
化粧品は「普通肌」「脂性肌」「乾燥肌」「混合肌」といった肌質に合わせないと、肌トラブルの引き金になってしまいます。
自分の肌質がどれなのか迷う場合には、オンラインの肌診断や携帯アプリを利用してみるといいですよ。
携帯アプリの「肌パシャ」は、肌の状態もチェックしてくれるのでおすすめです。
参考: 『ビューティーチェック(スキンケア)|ワタシプラス/資生堂』
香りやテクスチャにも注意
コスメは、好みのテクスチャやリラックス効果がある香りを選ぶといいでしょう。
ただし、エステティシャンはお客様との距離が近くなることが多いため、特に香りには注意が必要です。
香りは人によっては好き嫌いが分かれるので、香りが強い化粧品は避けましょう。
「化粧品の香りが気になって、リラックスできなかった……」とお客様に思われると、固定客獲得への道も遠のいてしまいます。
施術を受けるお客様の気持ちを考えた化粧品選びを心がけましょう。
年齢に合わせて使用する化粧品を変える
肌トラブルや肌質は年齢を重ねるにつれて変化します。
20代のうちは普通の化粧品を使っていた人も、30代になると小じわや毛穴の開きが気になって物足りなくなるかもしれません。
40代になれば、ほうれい線や肌のたるみといった悩みがさらに増えて、効果が期待できる化粧品が必要になるでしょう。
20代は肌に負担をかけない低刺激の化粧品を、30代以降はアンチエイジングの化粧品を使用するといった年齢に応じた化粧品選びが大切です。
コストパフォーマンスも厳選
エステティシャンは毎日メイクをする必要があるので、化粧品はコストパフォーマンスを重視して厳選しましょう。
毎日使い続けても財布の負担にならない価格かどうかに加えて、品質もチェックします。
化粧品は肌に直接触れるものなので、品質は妥協できませんよね。
お手軽価格のプチプラコスメも選択肢のひとつですよ。
職場の人のアドバイスや口コミを参考にして、品質が確かなものを探してみてくださいね。
困った肌トラブル!ニキビなどができたときの対処法
ときにはお客様の憧れの対象にもなるエステティシャンにとって、ニキビやくまといった肌トラブルは大敵ですよね。
目立ちやすい肌トラブルが起きたときのために、対処法を学びましょう。
ここでは、肌トラブル別にそれぞれの対処法を解説します。
目立つ毛穴対策
目立つ毛穴におすすめの対処法は2つあります。
ひとつ目は、ファンデーションの塗り方を変えることです!厚塗りすると毛穴の開きが目立ちやすくなるので、薄く塗りましょう。
下地は皮脂吸収タイプを選ぶといいですよ。
2つ目は、毛穴を意識したスキンケアをすることです。
毛穴の汚れをきれいに取り除くには、毛穴を開いてクレンジングする必要があります。
開いた毛穴を閉じる仕上げのスキンケアも忘れないようにしましょう。
ニキビができたときの対策
しつこく繰り返すニキビは、病院や薬で治療するのが一番の対処法です。
しかし、食生活の乱れや寝不足でうっかりできてしまったニキビは、見た目だけでもカバーしたいですよね。
そんなときに役立つのが、コントロールカラーやコンシーラーです。
肌の赤みをカバーするグリーンのコントロールカラーを使用すれば、ニキビが目立ちにくくなります。
さらに、コンシーラーを使って肌の色となじませると効果的です。
赤みやくすみの対策
赤みやくすみといった肌トラブルがあると、きちんとメイクをしたつもりでも仕上がりがイマイチですよね。
肌のトーンに悩みがある人は、化粧下地を使い分けるとよいでしょう。
肌の赤みが気になるならグリーン系、くすみ対策にはイエロー系の化粧下地がおすすめです。
肌の悩みに合わせた下地を使えば、自然で透明感のある肌に仕上がりますよ。
くまの対策
目の下にできるくまには、青いくまや茶色のくまがあります。
くまの種類に応じて、適切な化粧下地を使用すれば、上手にカバーできるでしょう。
不規則な食事や運動不足が原因でできる青いくまは、オレンジのコントロールカラーでカバーできます。
一方、メイクオフが足りないと起こりやすい茶色のくまには、イエロー系のコントロールカラーを使用するといいでしょう。
ただし、くまをしっかりと隠そうと厚塗りすると、不自然な仕上がりになるので注意してくださいね。
エステティシャンは肌が命!肌荒れを回避する方法
美しくなりたいというお客様の希望を叶えるのが、エステティシャンの仕事です。
エステティシャンの肌が美しくなければ、「このサロンに通っても効果がなさそう……」と思われてしまい、お客様の信頼を得るのが難しくなるでしょう。
ここでは、肌荒れを回避する方法について解説します。
食生活に気を付ける
肌は正直なので、普段の食生活が肌の状態にそのまま現れます。
栄養バランスに気を付けた食事をとることで、内側から輝くようなきれいな肌を保てるでしょう。
エステティシャンの仕事はハードで不規則です。
忙しさのあまり、朝食を抜いてしまう人もいるかもしれません。
肌荒れを回避するために、まずは朝食を食べることから始めてみるといいでしょう。
睡眠をしっかりとる
肌の健康のためには、睡眠時間をきちんと確保しましょう。
眠っている間に受けたダメージを修復したり新陳代謝が行われたりするのが肌のメカニズムです。
さらに、肌に必要な成長ホルモンは深い眠りのときに分泌されるので、質のいい睡眠がとれないと肌荒れにつながります。
忙しい毎日の中でも、睡眠はしっかりととることを意識しましょう。
紫外線は肌の大敵!
肌トラブルの多くは外的刺激によるものです。
中でも紫外線には2つの悩ましい作用があります。
ひとつは、保湿力を奪ってシワやたるみを招く肌トラブル。
2つ目は、メラニンを生成してくすみやシミといった肌トラブル。
トラブルを少しでも減らすには、若いときからの日常的な紫外線対策が重要です!
外に出るときは日傘を差したり、日焼け止めを塗ったりして紫外線から肌を守りましょう。
日焼け止めを選ぶ際には、SPFとPA「+」の数値をチェックします。
数値が高ければ高いほど、防止力が高くなりますよ。
1番重要なのはサロンに合ったメイクをすること!
エステティシャンは、サロンの雰囲気に合ったメイクを心がけましょう。
たとえば、フェイシャルエステがメインのサロンなら、肌ツヤのよさや肌荒れをチェックするお客様が多いでしょう。
また、まつげエクステを行っているサロン場合は、目元の肌の状態やアイメイクを見られるかもしれません。
サロンが求めるメイクが合わずに、自分の好みや雰囲気に合ったメイクをしたいと考えている人は、転職を検討してみましょう。
美容業界に精通したスタッフが在籍するパスキャリなら、自分好みのメイクができる新たな職場が探せますよ。
パスキャリでは面接の好感度メイクも伝授します!
エステティシャンには、自然で清潔感のある崩れにくいメイクが求められます。
毎日メイクすることを考えると、コスパや肌質に合うかどうかといったポイントも重要ですよね。
また、サロンによっては自分の思い通りのメイクができないかもしれません。
「もっと働きやすいサロンがあるはず」と考えている人は、転職もひとつの選択肢ですよ。
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