エステティシャンというと、きれいでスマートなイメージをもつ人が多いでしょう。
お客様をきれいにしながら自分も美しくある、美意識高い系の仕事であることは間違いありません。
でも、お金事情はどうなんでしょうか。
サラリーマンが受け取る収入には、毎月のお給料のほかにボーナスや各種手当など、いろいろありますよね。
エステサロンに勤めるエステティシャンも同じように報酬がもらえるのでしょうか?
そこで今回は、なかなか聞けないエステティシャンのお金事情を徹底解明します。
収入に関することがはっきり分かれば、エステティシャンへの就職という道も見えてくるかもしれませんよ。
- エステティシャンの平均月給と年収
- エステティシャンのボーナス事情とは
- エステティシャンは昇給もある
- 給料やボーナスをUPさせる方法
- エステティシャンにはお得なこともある!
- 条件にマッチしたサロンを探す方法
- 美容も収入もゆずれない!欲張り求人なら「パスキャリ」
エステティシャンの平均月給と年収
資格や学歴がなくてもなれるエステティシャンですが、その分収入面は厳しいのでしょうか?
美容やおしゃれに興味があるから好きなことを仕事にしたいけど、生活していける給料なのか気になりますよね。
先輩エステティシャン達がどのくらいの収入を得ているのか、実際のところを見てみましょう。
年齢別にみた平均月収と年収
都市部だとエステサロンの初任給は平均18万円ほどです。
このことを念頭におきながら、年齢別の平均月収・平均年収を比べてみましょう。
年齢 | 平均月収(ボーナス除く) | 平均年収(ボーナス含む) |
---|---|---|
20代 | 13万8,000円 | 201万3,000円 |
30代 | 18万8,500円 | 275万円 |
40代 | 21万9,000円 | 318万7,500円 |
50代 | 23万2,500円 | 338万8,500円 |
60代 | 17万3,000円 | 252万2000円 |
20代の平均月収が初任給の18万円に届いていないのは、試用期間に初任給より安い給料設定をしているサロンがあるからです。
また、月収は地域によっても異なります。
役職で変わる平均月収と年収
役職によってももらえる給料は変わってきます。
年齢などの条件を気にせず統計を出すと、役職がないエステティシャンの平均月収は25万円です。
それに対して、主任クラスは33万円、店長だと41万円ほどとなります。
単純にこの金額から年収を算出すると、役職なしが平均300万円、主任クラスが平均396万円、店長が平均492万円となります。
エステティシャンとして経験を積んでいけば、キャリアアップとともに給料を増やしていくことができますよ。
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独立開業した人の平均年収
「経験を積んで一人前のエステティシャンになったら、ゆくゆくは自分のサロンをもちたい」という人もいるかもしれませんね。
独立したエステティシャンの平均年収は500万円から数千万円といわれています。
実際、独立して起業するエステティシャンは大勢います。
でも、その半数が1年以内に、90%は3年以内に廃業するといわれているんです。
そんな中で生き残ったひと握りのエステティシャンが高い収入をゲットしています。
夢膨らむ反面、かなり厳しい世界です。
ほかの美容系職種と平均すると低い?
美容系の職種にはほかにも美容師・理容師・メイクアップアーティスト・ネイリストなどがあります。
どれも技術職ですが、全国の平均年収を比べてみると一番安いのは美容師です。
次がネイリスト、エステティシャンの順で高くなります。
次が理容師、一番高いのはメイクアップアーティストです。
とはいえ、全国平均で単純に比較することはできません。
たとえば、メイクアップアーティストはその多くが平均給与の高い大都市で仕事をしています。
地方と大都市ではお客様の需要の数だけでなく、基本給も違うため平均年収に差がでてしまうのです。
エステティシャンのボーナス事情とは
サロンに勤めるエステティシャンであれば、給与のほかにボーナスが支給されます。
「月収は高くないけれど、ボーナスがあるから頑張れる」という人だっています。
けっして楽ではないエステティシャンとしての仕事を続けていく上で、モチベーションを上げてくれるのがボーナスです。
エステティシャンが受け取るボーナスはいったいどれくらいなのでしょうか。
ボーナスの平均額と回数
ボーナスをいくら払うか、何回支給するのかはサロンによって違います。
ですから、仕事を探すときは、ボーナスの金額や回数などもきちんと確認しておきましょう。
エステ業界全体では年2回、1か月分の給与くらいのボーナスが支給されるというのが一般的です。
でも、これも決まりではないので年5回支給するところもあれば、1か月分の給与の2倍を出すところも。
また、ボーナスのないサロンだってあるので、しっかり確認しておきましょう。
お店によって異なるボーナスの種類
社員のやる気を引き出すために、ボーナスの支給方法を工夫しているサロンもあります。
たとえば、「店長ボーナス」のように役職に伴う責任の大きさに合わせたボーナスを用意するサロンがあります。
責任が重くなれば時間では測れない苦労や努力もあるので、そこへの評価を強調できますよね。
また、「目標達成ボーナス」や「指名獲得ボーナス」など、「頑張れば特別ボーナスがもらえる」というモチベーションアップを狙ったものもあります。
歩合制だとボーナスがないところもある
ボーナス支給には法律上の義務がありません。
。
そのかわり、あらかじめそのことを計算に入れて月給を多くしているサロンもあるため、ボーナスのあるなしだけでなく内容もしっかりと確認しておくことが必要ですよ。
実力次第で高収入が狙える歩合制にもボーナスがつかないことがあります。
とはいえ、毎月の収入には頑張りがそのまま反映されるため、。
エステティシャンは昇給もある
都市部で働くエステティシャンの初任給平均は18万円といわれていますが、ほとんどのサロンでは昇給制度を取り入れているため、経験を積んでいくにつれお給料も上がっていきます。
昇給の目的は、「あなたの頑張りをきちんと見ていますよ、評価していますよ」というメッセージを伝えることです。
金額に表れると、やる気も出てきますよね。
昇給は定期的に行われるサロンもあれば不定期なサロンもあります。
チェックされる項目は、勤務態度やスキルアップ・施術人数・売り上げ実績などです。
給料やボーナスをUPさせる方法
昇給やボーナスなど、自分の頑張りに対する評価は給料に表れます。
では、エステティシャンとしてどのように頑張りを見せたらいいのでしょうか?
頑張りのポイントを押さえて努力すれば、効率よく収入をアップさせられますよ。
中には特別手当を準備しているサロンもあります。
そのような制度も上手に利用して、収入アップを目指しましょう。
目標を達成させる
経営のしっかりしているサロンでは、売り上げ目標を立てているものです。
中には目標を達成できた月の給与に、「目標達成手当」を上乗せしてくれるサロンだってあります。
目標達成に貢献したかどうかは、昇給やボーナスに大きく影響します。
お客様にサロン化粧品をすすめてみる、新しいコースをご提案するなど、目標を達成するための具体策を考えてみましょう。
きっと手ごたえを感じられるはずです。
キャリアアップを目指す
昇給やボーナスには、年数や技術のレベルだけでなく役職も大きくかかわってきます。
収入アップのためにもキャリアアップを目指しましょう。
チーフや主任・店長になると、エステティシャンとしての経験を積むだけでなく、サロンの売り上げや人材育成などにも目を向けなければなりません。
「自分にはとても無理」と、あきらめないでください。
多くのサロンにはキャリアアップを支援するさまざまな研修制度があります。
そんな制度を活用すれば、キャリアアップも夢ではありませんよ。
指名客を増やす
指名客は「あなたに施術してもらいたいからこのサロンに来る」お客様です。
指名客の多さはサロンの売り上げに直結するので、昇給やボーナスなどあなたへの評価にもつながります。
「個人業績ボーナス」など、自分の成果次第で支給されるボーナスもあります。
エステティシャンとしての実力の見せどころですね。
指名客を増やすには、エステ技術の高さに加え接客技術が欠かせません。
「またこの人に施術してもらいたい」と思ってもらえる雰囲気づくりも考えてみましょう。
資格をとる
多くのサロンでは、質の高いエステティシャンを確保するために「資格手当」を支給しています。
エステティシャンそのものは資格を必要としない職業です。
でも、そのレベルを表す検定資格をもっていれば、お客様への説得力が違います。
エステティシャンの資格には「AEA」や「AJESTHE」など、各エステ協会主催の資格があります。
認定資格・上級資格・国際資格とレベルが上がり、そのレベルに合わせて手当も上がるのが一般的です。
どれも実務経験が必要ですから、サロンで経験を積みながら資格取得にも挑戦してみましょう。
エステティシャンにはお得なこともある!
エステティシャンを志す人は、自分自身も美意識高くなければなりませんよね。
お客様のお手本になるようなスタッフは、サロン全体の評判も上げてくれます。
そのため、ほとんどのサロンでは従業員割引で施術を受けたり化粧品を購入したりすることができます。
割引率はサロンによってかなり差があります。
一般的には20%~50%割引といったところです。
中には「全身脱毛無料」なんてところも! これこそエステサロンに勤めるうま味ですよね。
なお、初心者がエステ技術を磨くためには練習が必要です。
積極的に練習台になってあげれば、無料でケアができますよ。
条件にマッチしたサロンを探す方法
エステティシャンは離職率が高い職業のひとつです。
大好きな仕事のはずなのに長続きしない……。
「自分にあったサロンを見つけるのは簡単ではない」ということですよね。
お給料がよくて働きやすいエステサロンを見つけるにはどうすればいいのでしょうか?大切なのは探し方です。
自分にあった職場を見つける方法をご紹介しましょう。
求人サイトでリサーチする
インターネット上にエステティシャンの求人はあふれています。
いくつかの求人サイトには同じサロンの情報が載せられていますが、内容にはばらつきがあるため、それぞれを比べて確認しなければなりません。
たとえば、「ボーナスあり」で検索条件を絞ったとしましょう。
ひとつのサロンがヒットします。
ところが、別のサイトでは同じサロンの情報に「毎月プチボーナスあり」と載せられています。
つまり、年2回のまとまったボーナスではないということです。
各求人サイトの情報を比較検討しながら真実にたどり着くのはなかなか大変です。
パスキャリのカウンセラーに相談する
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他のエージェントと違い、担当カウンセラーがあなたのポテンシャルや希望条件をしっかりと見極めます。
そして、ぴったりのサロンを紹介してくれるというシステムです。
紹介するサロンの情報をしっかり把握しているので、なんでも質問できます。
「ボーナスは年何回?」「だいたいいくらくらいもらえるの?」「昇給はあるの?」「どんな手当があるの?」お金のことも遠慮せずに尋ねられるため、納得した仕事探しができますよ。
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お金のことも職場の裏事情も気になることはお気軽にご相談ください。
美容業界に太いパイプがあることで、各種手当や福利厚生が充実した働きやすいサロンを多数取り揃えていることも強みです。
専任アドバイザーの中には美容業界経験者が多く在籍していますよ。
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