エステティシャンが活躍できる就職先は、エステティックサロン以外にもあるんですよ。
エステティシャンの技術や知識は、メディカルエステやブライダルサロンといったさまざまな場所で生かせます。
どんな就職先があるか知っておけば、就職や転職をする際の選択肢を増やせますよね。
そこで今回は、エステティシャンが活躍できる就職先を紹介します。
エステティシャンは資格が不要なので、技術や知識、やる気が重視される仕事です。
エステティシャンの就職先と就職状況をまとめたので、就職や転職の参考にしてくださいね。
- エステティシャンの就職先とは
- エステティシャンの就職状況
- エステティシャンの就職先探しはパスキャリで!
エステティシャンの就職先とは
「エステティシャン=エステサロンで働く人」というイメージがあるかもしれませんが、実際には、エステティシャンが活躍できる就職先はたくさんあります。
たとえば、リラクゼーションサロンやメディカルエステ、ブライダルサロンといった美容に関わる職場です。
ここでは、エステティシャンの就職先を紹介しましょう。
エステティックサロン
エステティックサロンは、美を追求する人のサポートをする施設です。
カウンセリングや施術のほかにも、来店したお客様の対応や清掃といった仕事があります。
シフト勤務が基本で、拘束時間は長いのが一般的です。
多くの指名を獲得できれば人気エステティシャンになれますが、予約が立て続けに入ってしまうと休憩時間が確保できないことも。
土日に予約が殺到することが多く、土日に休みを取るのが難しい点は理解しておきましょうね。
近年は未経験者を積極的に採用し、研修を重ねることで人材を育てるエステティックサロンが増えてきました。
スタッフのモチベーションを上げるため、インセンティブを取り入れ頑張りを評価するエステティックサロンもありますよ。
資格を取得すれば資格手当が付いて、給与がアップするといった好待遇を受けられるかもしれません。
リラクゼーションサロン
リラクゼーションサロンでは、リラックス効果を目的としているのが特徴です。
アロマオイルを使ったトリートメントや、足つぼ・ヘッドマッサージなど疲労に効くメニューが中心。
仕事帰りやショッピングの合間に利用できるので、エステティックサロンほど土日にお客様が集中しないようです。
ただし、駅やホテルに隣接するような場所では、深夜までシフトが設けられている場合があります。
メディカルエステ
美容に関する職場の中でも、より専門性が高い施術をメインに扱うのがメディカルエステです。
ボトックス注射やレーザー治療は医師免許が必要な医療行為なので、医師や看護師が行います。
エステティシャンが必要とされるのは、美白やアンチエイジングを目的とするハンドケアのときです。
勤務時間はクリニックの営業時間内。日曜日や祝日が休みだったり、終業時間が18時前後だったりと拘束時間が短いのが特徴ですよ。
化粧品メーカー直営サロン
人気化粧品メーカーの直営サロンには、美を求めるお客様が多く来店します。
サロンを運営するメーカーの化粧品を使用したフェイシャルエステにより、理想の肌を手に入れるのが目的です。
化粧品メーカーの直営サロンでは、施術の技術だけでなく商品の理解と営業力も求められるでしょう。
自社化粧品を購入してもらうために、体験施設としてサロン展開をしている場合もあります。
施術だけでなく営業ノルマもあると大変ですよね。
しかし、成果報酬で高い収入が見込めるタイプですよ。
ブライダルエステサロン
一生に一度といわれる結婚式に向けて、美を追求するのがブライダルエステサロンです。
ドレス映え・写真映えをよくするためのお手伝いをします。
ブライダルエステサロンでは、ドレスから露出する場所を主に施術。脱毛・痩身・美肌ケアがよくある施術メニューです。
式の準備をしながら仕事を続けている人もいるので、リラクゼーションも取り扱っているのが特徴です。
一般的なエステよりもメニューが豊富に揃っているので、それだけ知識や技術が求められます。
美容院や理容院
美容院や理容院でもエステティシャンとして働けます。最近「ヘッドスパ」や「まつげエクステ」「ネイル」など髪のケア以外のメニューも増えてきたためです。
「まつげエクステ」は眼球を傷つけるリスクもあるので美容師免許が必要ですが、ヘッドスパはハンドケアのためエステティシャンの専門分野です。
疲労回復や美髪のために「ヘッドスパ」だけを利用する人もいますよ。男性にも需要があるので、理容院での施術が増加傾向に。
一般的なサロンより施術メニューが少ないので、未経験でも挑戦しやすいかもしれません。
比較的ヘアスタイルが自由なところも魅力です。
エステティシャンの就職状況
「卒業後はエステティシャンとして働きたい」「異業種からエステティシャンに転職したい」と考えている人もいるでしょう。
ここでは、エステティシャンの就職状況について解説します。
エステティシャンの求人に応募する前に、就職状況をチェックしておくといいでしょう。
エステティシャンの求人数
エステのジャンルが細分化したり新しいジャンルが登場したりと、近年のエステ業界には目まぐるしい変化が見られます。
メンズエステがポピュラーになったのも、変化のひとつですよね。
年齢層もニキビに悩む若年層からエイジングケアに励むミセス層まで広く、利用者が増えたことでエステティシャンの求人数も増えているんですよ。
また、資格がなくてもサロンを開くことができることも起因しているかもしれません。
需要に合わせてサロンの数も増加傾向にあり、働き方改革によって未経験OKやブランクOK、短時間OKなど多くの人が挑戦できる環境の整ったサロンが多くなってきました。
エステティシャンの年齢制限
エステティシャンには資格がいらないことから、高卒から働き始める人もいます。
そのため、サロンで働く人の年齢は20代から30代と若くなりがちです。
サロンの中には、従業員の年齢層や経験値に合わせて年齢制限を設けていることもあります。
気になる求人を見つけたら、年齢制限がないかチェックしましょう。
年齢制限を設ける理由のひとつに、体力ややる気が必要だからというサロンも。
ただし、サロンの客層によっては若い人では接客に向いていない場合もあります。
体力勝負だとしても働き方で調整できます。
未経験だから、年がいっているからと諦める前に自分の条件に合うサロンを探しましょう。
未経験者OKの就職先も多数
エステティシャンの求人には、「未経験者OK」と書かれているものもたくさんあります。
「アルバイトをしながらエステティシャンとしての技術や知識を身に付けたい」「異業種からエステティシャンに転職して正社員で働きたい」という人は、未経験者OKの求人に応募しましょう。
ただし、未経験の人は慎重に就職先を選ぶことが重要です。
「制服が可愛いから」「誰もが名前を知っている有名な店だから」といった表面的な要素だけで応募するのは避けたほうがいいですよ。
チェックするべきなのは、「研修制度が充実しているか」「サポート体制はあるか」「キャリアアップは見込めるか」といった要素です。
未経験の人が働きやすい環境が整っているのかをチェックし、環境重視で応募する求人を選べば採用後も大きなギャップは生まれにくいでしょう。
やる気がある人が採用される
エステティシャンは体力勝負の仕事です。
基本的に立ちっぱなしで、拘束時間が長く不規則な仕事なので、離職率が高いという一面があります。
そのため、「ハードな仕事でも挑戦したい!」というやる気がある人が採用されやすいでしょう。
志望動機ややる気をしっかりとアピールできるよう、事前に準備をして面接に挑みましょう。
希望の就職先で働くには、「この人ならやる気を持って仕事を続けてくれるだろう」と採用担当者に認めてもらうことが大切です。
エステティシャンの就職先探しはパスキャリで!
エステティシャンの就職先は、エステティックサロンだけでなく、リラクゼーションサロンやメディカルエステ・化粧品メーカー直営サロンとたくさんあります。
エステティシャンの需要は高く求人数も増えているため、自分の働き方ややりたいことが叶えられる就職先を選ぶといいですよ。
就職や転職をしてエステティシャンとして働きたいと考えている人は、ぜひパスキャリをご利用ください。
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取り扱う求人は、未経験者OKから経験者向けまで幅広いのも特徴です。
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