お客様の肌の状況にあった化粧品をすすめてくれたり、きれいにメイクしたりする美容部員の仕事、憧れますよね。
美容や化粧品に興味や知識のある人の中には、美容部員への転職を考えている人もいるでしょう。
美容部員は、未経験でも目指せる職業です。
美容部員に転職するなら、仕事内容や美容部員の転職事情も把握しておくといいですよ。
そこで今回は、美容部員に転職するために必要な情報を紹介します。
- 美容業界は右肩上がり!まだまだ続く転職のチャンス!
- 美容部員に転職するときに必要な経験値
- 美容部員の仕事は「好き」だけでは続かない
- イキイキと働ける職場を見つけるには
- 美容部員への転職成功のコツ
- 美容部員への転職なら断然パスキャリ!
美容業界は右肩上がり!まだまだ続く転職のチャンス!
美容に興味のある女性は、若年層から高齢まで幅広い世代です。
また、最近では男性も美容に対する関心が強くなっていますよね。
海外でメイドインジャパンの化粧品の需要が高くなっているのも、美容業界が右肩上がりになっている要因のひとつです。
経済産業省の生産動態統計によると2019年の化粧品出荷額は、過去最高となっています。
化粧品の生産量は2012年から増加しており市場も拡大しているため、美容部員が活躍できる職場も増えているといえるでしょう。
美容部員への転職を考えているのであれば、今がチャンスですよ。
美容部員に転職するときに必要な経験値
美容部員への転職を考えている人の中には、未経験者もいるでしょう。
具体的にどのような経験やスキル、資格があれば美容部員として働けるのか気になりますよね。
ここでは、美容部員に必要な経験について見ていきましょう。
美容部員は未経験でもチャレンジできる!
美容部員になるには特別な資格は必要なく、未経験でも転職できる職種です。
ただし、カラーセラピストや日本化粧品検定などの美容に関係する民間の資格、美容師や理容師などの国家資格は持っていると就職が有利になる可能性もあります。
また、転職を考える際には年齢や学歴を気にする人もいるでしょう。
美容部員は、基本的に高卒以上であれば就職可能です。
美容やコスメに興味があれば、美容部員にチャレンジできますよ。
美容部員の転職先はメーカーだけじゃない
美容部員へ転職しようと考えたときに化粧品メーカーを考える人も多いでしょう。
しかし、それ以外にも美容部員の活躍する場所はたくさんあります。
たとえば以下のようなものが挙げられるでしょう。
・化粧品メーカー会社
・百貨店
・セレクトショップ
・ドラッグストア
・美容系メディア
など
働く場所に関係なく、未経験の方が就職できる先はたくさんあります。
自分がどういった環境で、どのように働きたいかという視点で決めてもいいでしょう。
美容部員としての経験がある人は、美容関連のスクールで指導者という職業にも就ける可能性がありますよ。
美容部員になれる転職スタイルとは
美容部員には正社員採用のほかにも契約社員や派遣社員・アルバイトなど複数の雇用形態があるので、自分のライフスタイルにあわせて選びやすい職業ですよ。
また、美容部員は未経験でも転職できますが、求人内容によっては経験者のみの募集もあります。
求人内容を確認するときは、雇用形態の詳細まで把握するようにしましょう。
子育て中の人はパートやアルバイトの形態で働くことも多い傾向です。
また、正社員や契約社員として実績を重ねつつ、キャリアアップするという人もいますよね。
将来の自分がどのような環境で美容部員として働きたいかということも考えておきましょう。
美容部員の仕事は「好き」だけでは続かない
美容部員の仕事は化粧品が好きという理由だけでは続きづらいでしょう。
自分の中に明確な目標をつくったほうが働きやすくなりますよ。
憧れだけで美容部員になってしまった人は、現実とのギャップから辞めてしまう人も多い傾向にあります。
理由1.仕事のプレッシャー
美容部員はお客様にカウンセリングを行い、悩みやコンプレックスを改善したり理想を叶えたりできる化粧品をおすすめする仕事がメインです。
職場によっては、売り上げのノルマや化粧品についてのテストを実施する店舗もあります。
売り上げが思うように伸びない場合などは、プレッシャーに耐えきれずに辞めてしまう人もいるようです。
理由2.人間関係の問題
女性の多い職場なので、人間関係に悩んで辞めてしまう人もいます。
性格的に合わない人がいた場合も、長時間近い距離で働かなければならない場合が多いので、強いストレスを感じてしまうでしょう。
新人の美容部員に厳しい職場環境だった場合は、耐えきれずすぐに辞めてしまう場合もあるようです。
理由3.体力的な問題
美容部員は化粧品に関われる「キラキラとした職場」という印象をもっている人もいるでしょう。
しかし、美容部員は、基本的に長時間立ちっぱなしの職業です。
体力勝負のハードな仕事。
化粧品に囲まれながら働けるためキラキラとした職場に見えやすいですが、体力重視のハードさに強いギャップを感じて辞めてしまう人もいるようです。
美容部員への転職が向いている人とは
美容部員への転職を考えている人は、自分が美容部員に向いているかどうか気になるでしょう。
美容部員に向いているのは、以下のような人です。
・美に対する探究心や学ぶ意欲が強い人
化粧品はシーズンによって新商品が出るため、新しい情報を得ることが必要です。
移り変わりが激しい美容に関する知識も、日々学んでいく必要があります。
美容への関心が高く、常に学ぶ姿勢や探求心をもっている人は美容部員に向いているでしょう。
・人に教えたり、アドバイスをしたりするのが上手な人
美容部員はお客様に合った化粧品を見極め、おすすめするのがメインの仕事です。
どのような化粧品を使えばお客様の悩みを解決できるのか、どのような点に気をつけて化粧をすればいいのかなどを丁寧でわかりやすく説明ができなくてはなりません。
説明上手で、アドバイスが好きな人は美容部員に向いていますよ。
・お客様の悩みを的確に聞き出せるコミュニケーション能力が高い人
美容に関係する悩みは、お客様の数だけあるといってもいいでしょう。
正しく悩みを聞き出さなければ、お客様の商品購入にはつながりません。
お客様に合ったものをおすすめするには、悩みを的確に聞き出せるコミュニケーションが重要といえるでしょう。
・体力のある人
美容部員は基本的に長時間立ちっぱなしのため、体力勝負の面もあります。
さらに、その状況でにこやかな接客をしなければなりません。
そのため、体力に自信のある人は向いていますよ。
イキイキと働ける職場を見つけるには
せっかく美容部員として働くのであれば、イキイキと働ける職場を選びたいですよね。
そのような職場を見つけるには、押さえておきたいポイントがいくつかあります。
ここでは、美容部員へ転職するときに気を付けるべき点について見ていきましょう。
憧れブランドに飛びつかないこと
美容部員として働くのであれば、憧れのブランドで働きたいと考える人もいますよね。
ただし、憧れだけで職場を決めるには注意が必要です。
多くの人が憧れをもつ人気のブランドでは、高い接客スキルに加えて「商品知識」や「技術力」を求められます。
ブランド独自のルールが存在するケースもあり、求められるスキルは高い傾向ですよ。
求められるスキルが高い場合、未経験で働ける職場であってもついていくことに必死になり、ストレスを感じてしまうかもしれません。
好きなブランドで働けるというモチベーションを保ちつつ、化粧品の知識やメイク技術などのスキルを常に習得できる人は無理なく働けるでしょう。
未経験で技術や知識がまったくない場合は、美容部員として働きながらスキルアップできるような職場や、研修制度が整った会社を選びましょう。
条件や人間関係を吟味する
未経験で就職・転職活動をする人は、職場の人間関係を吟味することも重要です。
人間関係が良好な職場であれば、わからないことを気兼ねなく質問できる環境が整っていたり無駄なストレスを感じる必要がなかったりするため、美容部員としての経験やスキルを習得しやすいですよ。
未経験の場合、どのような条件で働くのがいいのか判断に困るときもありますよね。
極端に労働時間が長かったり、給料が安かったりすると仕事を続けるモチベーションが上がりません。
イキイキと働くためには、労働時間や給与などの条件がきちんと整っている職場を選ぶことが重要です。
転職サイトで探さず転職エージェントに相談する
求人サイトなどで転職先を探すという人もいるでしょう。
未経験の職種の場合どのような職場環境なのか、自分にあっているのか判断しづらいこともあります。
「美容部員に転職したけれど、職場環境が厳しくて耐えられない……」とミスマッチを起こしてしまう可能性も考えられますよね。
美容部員へ転職するのであれば、美容関係に強い転職エージェントの利用がおすすめです。
自分にあった求人の紹介や会社の情報を教えてくれるので、転職失敗のリスクを軽減できますよ。
美容部員への転職成功のコツ
美容部員への転職成功のコツを押さえておけば、自分の希望する職場で美容部員として働ける可能性が高くなります。
きちんとポイントを押さえて、自分の理想とする美容部員を目指しましょう。
転職に有利になる資格や経験
美容部員は、未経験でも目指せる職業です。
未経験の場合は、転職で有利になる資格や経験を得ておくと安心ですよ。
【美容部員の転職に有利になる資格の例】
・日本化粧品検定
・美肌検定
・美容師
・接客心理検定
・色彩検定
美容部員はお客様をきれいにする仕事なので、メイクやお肌に関わる資格はもちろん髪や色彩、接客に関する資格をもっていると転職に有利になるようです。
民間の資格の中には、美容関係の資格も数多くありますよ。
また美容部員の転職に有利になる職務経歴には、販売系の職業やサービス業などが挙げられます。
販売職やサービス業務で重要な気配りやお客様への接し方、表情などは美容部員として働く際も活かせるスキルです。
このような経験がある人は、履歴書や面接などでアピールすることをおすすめします。
転職理由や志望動機
転職理由や志望動機は、採用で重視されるものです。
特に未経験から美容部員へ転職する場合、美容に関わる仕事がたくさんある中で、「なぜ美容部員になりたいのか」という点を具体的に話せるようにしておきましょう。
美容部員はお客様と接する仕事なので、きちんとした受け答えができるかも面接で見られていますよ。
面接官の顔をみて、笑顔ではきはきと話しましょう。
面接時の自己PR
自己PRでは、自分が美容部員として働くにあたってどのような強みをもっているのかをアピールします。
未経験の場合はこれまでの経験や資格取得のエピソードで、美容部員としての適性やモチベーションがあることをしっかりとアピールしましょう。
これまでの職務経験で身につけたスキルや、高く評価されたことなどを自己PRに盛り込みます。
美容部員になったあとにそのスキルや経験などをどのように活かしていくのか、できるだけ明確に伝えましょう。
面接時の身だしなみ
面接時は企業のブランドイメージとあうスタイルのほうが、いい印象を与えられますよ。
面接までに企業のブランドイメージを研究しておきましょう。
たとえば、企業の美容部員が着ている制服と似たような着こなしでスーツを着ると、ブランドイメージと合うという印象をもってもらえるかもしれません。
美容部員は化粧品を販売する仕事です。
化粧に気合が入ってしまうかもしれませんが、濃すぎるメイクは面接には向きません。
接客にも向いているナチュラルメイクで面接に挑みましょう。
リモートWeb面接
最近では、リモートWeb面接を実施している企業がたくさん出てきました。
Web面接の対策も転職では重要な課題といえるでしょう。
ここでは、リモートWeb面接を受ける際に気をつけたいポイントについてまとめました。
・インターネット環境が安定した場所を選ぶ
インターネットが不安定な場所で面接を行うと、面接の途中で通信が切れてしまうこともあります。
インターネット環境に不安のある人は、面接前に整えておくといいですよ。
・面接を受ける場所選び
Web面接を受ける際は、場所選びにも注意が必要です。
静かで落ち着きのある場所を選びましょう。
自宅での面接は、映る範囲や背景に気をつけなければ生活感が出てしまいます。
壁やカーテンを背景にするなどの対策をとりましょう。
・緊急の連絡先を控えておく
使用するWeb会議アプリが停止するなどのトラブルが起こった場合、すぐに面接官へ連絡しなければなりません。]
緊急の連絡先がすぐわかるようにしておきましょう。
・カメラ目線で話す
Web面接は、画面に面接官が映るので、そちらへ目線が向きがちになります。
面接官から見るとずっと視線をそらされているようにみえるため、カメラ目線で話すようにしましょう。
・身だしなみは、対面式の面接と同じ
Web面接も対面式の面接と変わりません。
きちんと見えるよう、指定がなければスーツを着て面接を受けましょう。
美容部員への転職なら断然パスキャリ!
美容部員になるために必須の資格はありません。
未経験でも転職ができます。
美容に関係する資格や接客経験などがあると、転職に有利になるでしょう。
パスキャリでは、キャリア・アドバイザーが、転職を考えている企業や気になっている企業の細かな情報をお伝えするので、就職後のミスマッチが防げますよ。
また、未経験でも働ける案件がパスキャリには、豊富にあります。
美容部員の経験がなくても、自分にあった職場でイキイキと働くことができるでしょう。
美容部員への転職を考えている人は、パスキャリへぜひ登録ください。