「美容部員の仕事も楽しいけどエステ関係の仕事が気になってきた」
「勤務条件がもっといいところに変わりたい」
美容部員からの転職を考えている人にはさまざまな理由があるでしょう。
美容部員としてこれまで培ってきたスキルや経験を活かせる職業は、想像以上に幅広くあるんですよ。
そこで今回は、美容部員の転職に向いている職種や転職を成功させるポイントを紹介します。
転職を考えている人は、参考にしてみてくださいね。
- 美容部員からの転職!経験を活かせる職業は?
- 美容部員から美容部員への転職だってあり!
- 美容部員から転職するときの4つのポイント
- 美容部員から転職するときは自己PRが大事!
- 美容部員から転職するならパスキャリがおすすめ
美容部員からの転職!経験を活かせる職業は?
美容部員から転職をめざすとき、これまでの経験を活かせる職業であれば、採用に有利になったり就職後も慣れやすかったりとさまざまなメリットがありますよね。
美容系だけでなく、経験を活かせる幅広い業種を紹介しましょう。
販売業
販売業は、コミュニケーション力や提案力など美容部員と共通するスキルが多く必要なので、これまでの経験を活かせます。
販売するものについてはしっかりと学ぶ必要があるものの、適切な言葉遣いなどのマナーや対応力はすでに身についているため、仕事に慣れやすいというのもメリットのひとつです。
接客業
対面販売の経験を積んできた美容部員であれば、接客業へ転職してもコミュニケーションスキルなどを大いに活かせます。
接客業とひと口にいってもさまざまな分野があることから、これまでとは違って販売を目標としない業種・業態も選べます。
販売ノルマやスタッフ内での競争に少し疲れてしまったという人にもおすすめですよ。
エステティシャン
人を美しくするという仕事のひとつ、エステティシャンも美容部員の知識や技術を活かせます。
エステティシャンとして身体全体の知識や施術技術などは学ぶ必要があるものの、基礎知識があるので未経験の人よりも吸収しやすいでしょう。
また、エステティシャンならいずれは独立や経営者をめざせますよ。
美容関係のインストラクター
「美容部員として得た知識や経験をより多く活かしたい」という人におすすめなのが、美容関係のインストラクターです。
最近では美容部員のインストラクター業の募集もあり、これまでの知識や経験をそのまま活かすことも可能です。
また、将来の美容部員を育てるといった新たな目標ができることから、モチベーションの維持にも効果を期待できるでしょう。
事務仕事
異なる業種に転職したいという理由から、事務仕事を探す方人います。
キャリアチェンジであり美容部員とは大きく異なる分野であるものの、共通するところもあります。
小物やファイルを使いやすく整理したり、細やかな気遣いを発揮したりという美容部員の仕事スタイルは事務仕事にも活かせるスキルです。
営業職
美容部員は、メイクアップ技術だけでなく接客におけるスキルが磨かれる職種です。
美容部員として培った接客スキルや販売経験は、営業職でも活かせますよ。
お客様と1対1で信頼関係を築いてきた美容部員なら、営業職でも有利に働くような接客スキルが身についています。
営業職が未経験であっても、美容部員なら即戦力になる素質は十分でしょう。
ネイリスト
美容部員としてのキャリアを活かせる転職には、ネイリストもあります。
お客様の肌に直接触れる美容部員は、手と手が触れ合うネイリストの仕事にも慣れやすく、スマートにふるまえるでしょう。
また、お客様に美容部員であったことを伝えれば、ネイリストとしての信用も高まり信頼関係を築きやすくなりますよ。
カラーコーディネーター
カラフルなコスメを扱ってきた美容部員には、カラーコーディネーターもおすすめ。
美容部員として培った色彩感覚は色に関する仕事にスキルや経験を活かせますよ。
美容関連だけでなく、デザインやディスプレイの業務に携わることも可能でしょう。
美容部員として身につけたカラーセンスを、幅広い世界で活かしたい人に向いています。
美容部員から美容部員への転職だってあり!
華やかな印象のある美容部員ですが、実際には立ち仕事の時間が長く体力的にハードで、収入に見合わないと感じる人も。
美容部員が転職したくなる理由として、次のようなものが代表的です。
・収入や勤務条件への不満
・人間関係に対する不満
・ノルマが厳しい
・体力的につらい
ただし、収入や勤務条件をはじめ人間関係やノルマといった職場環境は、勤務先によって大きく異なります。
「やっぱりコスメが好き」「〇〇さえなければ美容部員を続けたい」という気持ちがあるなら、美容部員から美容部員への同業転職がおすすめ。
転職先をしっかり選んで職場を変えれば、悩みを解消でき、満足の行く結果につながります。
美容部員から転職するときの4つのポイント
いざ転職をした後で「こんなはずじゃなかったのに……」と後悔しないためには、転職時に備えて重要なポイントを押さえておくことが大切です。
ここでは、大きく4つのポイントに分けて解説します。
1:転職理由を明確にする
転職活動では、面接などで転職理由を伝える機会が出てきます。
印象よく相手に伝えるためには、まずは転職理由を明確にして自分自身できちんと理解しておくことが大切です。
「お客さまの悩みを聞くなかで、お肌をもとから健やかにするエステに興味を持つようになった」「メイクだけでなくファッションもトータルに提案したい」など、なぜ転職を考えたのかを掘り下げて整理しておきましょう。
美容部員のままで環境を変えたい場合でも収入などの条件面だけをあげるのではなく、意欲が伝わるようなポジティブな転職理由を伝えられるといいですね。
2:譲れない条件を明確にする
転職先を探す際には、なぜ転職したいのかといった理由とともに、仕事をするうえで譲れない条件も明確にしましょう。
自分なりの条件をリストアップしたら、それらに優先順位をつけておくのがポイントですよ。
優先順位ごとに並べて譲れない条件と妥協できるものに分けておけば、転職先の選択肢も広がります。
譲れない条件を明確化することは、転職後に「こんなはずじゃなかったのに……」と後悔するリスクを抑えることにもつながりますよ。
3:自分のスキルを確認する
転職を機に、自分のスキルを確認するのも大切なポイントのひとつです。
所有する資格はもちろん、専門的な知識や接客技術など、まずは自身が持つスキルを書き出してみましょう。
そうすれば、転職先でどのようなスキルを活かせるのかが見えてくるため、自己アピールにつながるようなスキルも発見できます。
次の転職先につながりがないようなスキルであっても、1度全て書き出してみるのがおすすめです。
美容部員には、さまざまな職種で活かせる技術がたくさんありますよ。
4:転職エージェントを利用する
転職する際には、転職のプロをうまく利用するのも押さえておきたいポイントのひとつです。
転職エージェントでは、転職サイトなどで一般に公開している求人だけでなく、非公開求人も豊富に扱っています。
仕事内容や入社後の待遇などを詳しく知ることができ、より好条件の求人に出会える可能性が高まるといったメリットがありますよ。
また、美容部員で培ったスキルを活かすのであれば、美容系に強いエージェントを選びましょう。
美容業界の知識が豊富なキャリア・アドバイザーが在籍しているエージェントなら、「美容部員の経験やスキルを活かしたい」という点を理解してもらいやすく、ぴったりの求人に出会えますよ。
美容部員から転職するときは自己PRが大事!
美容部員からの転職時には、これまでの経歴や達成できた事柄などを具体的に伝えましょう。
数字で示せる情報はしっかりと明記するなど、具体例をあげた自己PRは採用担当者の印象に残りやすくなります。
仕事内容は具体的に書く
転職する際に経歴をアピールするためには、仕事内容を具体的に伝えることが大切です。
特に異業種への転職の場合は、美容部員について知識がない人でもイメージしやすいよう心掛けましょう。
接客販売をはじめ、商品の提案や売り場レイアウトの管理など、どのような仕事をしていたのかを具体的に伝えます。
目標達成などの具体例を入れる
美容部員としての仕事内容はもちろん、売り上げへの努力は月間・年間達成額や伸長率といった具体的な数字を記載するのがポイント。
目標達成率やセールス順位などもイメージしやすくなる数値です。
ほかにリピーター率や指名数など、数字で説明できるものは具体的に伝えるとオリジナルの自己PRとなりますよ。
管理者の経験があれば明記する
店長やリーダー、チーフなど管理者の経験がある場合には、忘れずに明記して自己PRにつなげることが大切です。
管理者の経験は、美容部員としての技術だけでなく、リーダーシップやコミュニケーション力の高さの証明にもなります。
管理を任される人材であることは、採用時にプラスの評価につながりますよ。
美容部員から転職するならパスキャリがおすすめ
さまざまな理由で美容部員からの転職を考えている人は、後悔しないためのポイントをしっかりと押さえたうえで、美容系に強いエージェントを活用するのがおすすめです。
女性の正社員転職をサポートするパスキャリは、美容系に強く条件のいい求人が豊富にそろっていますよ。
求人数の多さに加えて、面接対策から就職後の相談まで、充実のサポート体制が整っているのもパスキャリの魅力です。
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