「美容部員になりたいけど、休みが取りにくそうなので心配……」と、感じている人もいるかもしれません。
美容部員は接客業で土日出勤が多い職業なので、お休みが取りにくそうだと感じてしまうのは無理もないでしょう。
しかし、最近では健康問題やワークライフバランスを重視している企業も多く、お休みが取れることがほとんどです。
そこでこの今回は、美容部員のお休みに関する疑問点を詳しく紹介します。
美容部員のお休み事情について理解しておけば、転職後に後悔することを防げますよ。
- 美容部員の休みの日っていつ?土日は休める?
- 美容部員が希望の日にお休みを取る方法
- 美容部員のお休みは少ない?
- 美容部員は長期休暇や有休を取れる?
- 気になる!百貨店の美容部員お休み事情
- お休み条件にこだわるならパスキャリにおまかせ!
美容部員のお休みの日っていつ?土日は休める?
「ショップ自体のお休みはほとんどないけど、美容部員っていつ休んでいるのだろう?」と思っている人もいるかもしれません。
美容部員の休日は、平日になることがほとんどです。
具体的にはどのようになっているのかチェックしていきましょう。
美容部員のお休みは基本平日
美容部員が働くコスメショップや百貨店の稼ぎ時は、一般企業がお休みになる土日祝日です。
そのため、土日祝日は出勤しなければならないことが多いでしょう。
夏休みの時期や年末年始なども稼ぎ時なので、出勤するのが基本です。
その一方で、比較的余裕がある平日に交代してお休みを取ることが多くなっています。
美容部員として働くなら、平日休みが基本だと覚えておきましょう。
土日にお休みが取れる職場もある
職場によってはアルバイトやパートも働いており、土日に出勤する人が十分そろっていることもあります。
そのような職場の場合、事前に相談すれば土日にお休みを取ることも可能になるでしょう。
アルバイトやパートには土日や長期休暇の時期しか働けない人も多く、そのような人が多ければ交代で土日にお休みを取れるかもしれません。
家庭の事情や冠婚葬祭などで土日に休まなければならないときは、前もって相談することが大切ですよ。
シフト制でお休み希望が出せる職場も多い
勤務時間やお休みが固定ではなく、希望によって変動するシフト制を採用している職場が多くなっています。
シフト制はお休み希望を事前に提出し、提出された希望を基にして誰がいつ休むかを調整するものです。
そのため、職場がシフト制を採用している場合は、固定制の場合より休み希望が通りやすいでしょう。
できるだけ希望通りに休みを取りたいと考えている場合は、シフト制を採用している職場を選ぶのがおすすめですよ。
平日休みにはメリットもある!
一般的な土日祝休みとは違い、平日休みならではのメリットもたくさんあります。
土日祝休みの職場から転職したい人はあらかじめチェックしておきましょう。
・テーマパークや観光地が空いているときに旅行にいける
・混雑を避けてデパートやショッピングモールなどの商業施設を利用できる
・金融機関や役所など、平日営業の施設に行きやすい
平日休みの美容部員として働くなら、上記のメリットを最大限活かすことができますよ。
美容部員が希望の日にお休みを取る方法
さまざまな事情で、どうしても希望通りの休みを取りたいと思うこともあるものです。
そのようなときは、ここで紹介する3つのポイントをチェックしておくことをおすすめします。
前もって相談しておく
どうしても希望の日にお休みを取りたい場合は、できるだけ早く相談することが大切です。
休みを取らなければいけない日が決まったら、すぐに職場の責任者に伝えましょう。
早く伝えれば伝えるほどシフトの調整がしやすくなりますよ。
直前で伝えると調整が難しくなると考えられるため、「連絡するのは後でいいや」と先延ばしにしないように注意しましょう。
応募前にお休みの条件を確認しておく
希望通りにお休みが取れることを重視する人は、応募前に条件を確認することをおすすめします。
休日に関する仕組みやシフトの組み方、土日出勤のルールがどうなっているかなどをチェックするといいでしょう。
健康問題を意識してお休みが取りやすいことをアピールしている職場もあるので、お休み事情を重視する人はそのような職場を選ぶと満足できるかもしれません。
急なお休みはどうなる?
何らかの事情で急に休まなければならないこともありますよね。身内の不幸なら忌引き休暇、インフルエンザの病気なら病気休暇など、一般的な休みとは別の制度が用意されている職場もあります。やむを得ない事情で急に休まなければならなくなったときも、休暇制度が充実していれば心配する必要はないでしょう。
美容部員のお休みは少ない?
「お店に定休日がないから美容部員のお休みも少なそう」と、思っている人もいるかもしれません。
転職する前にお休み事情を詳しく知りたい人は、どのような職場の条件があるのかチェックしてみましょう。
お休みの日数は会社による
年間休日日数や1週間あたりの休日日数は、会社によって異なります。
しかし、労働基準法によって「毎週1日の休日か4週間に4日以上の休日を与えなければならない」と定められているため、このルールに従って休日をとらなければなりません。
法令はあくまでも最低限の休日日数を定めたものなので、基本的にはシフト制で1週間に2日のお休みが設定されていることが多いでしょう。
他業種と比べてお休みが少ないといわれていますが、そこまで心配する必要はありません。
休日120日以上の美容部員のお仕事も多い
労働基準法のルールに従った最低限の年間休日日数は52日程度、完全週休2日の場合は104日前後です。
しかし、実際は年間休日日数が120日以上の求人も多数存在します。
一般企業で土日祝日休みの場合、年間休日日数は約120日なので、同等水準で休めることが分かりますね。
美容部員は長期休暇や有休を取れる?
「土日祝日の出勤が多いけど、長期休暇はとれるのだろうか?」と、不安になる人もいるでしょう。
美容部員でも長期休暇や有給は問題なく取れるので、心配は不要です。
ただし、注意点もあるので事前にチェックしておくと安心ですよ。
美容部員だって長期休暇はとれる
美容部員は忙しいというイメージがあるかもしれませんが、長期休暇も問題なく取れます。
付与された有給休暇を活用したり、元から割り当てられている休日を必要に応じて割り振ったりして長期休暇を設定しましょう。
職場によって長期休暇に関するルールが異なるので、事前に確認してルールに従う必要があります。
もちろん有休もとれる
日本においては、労働基準法によって「6か月以上継続して勤務し、全出勤日の80%以上出勤した場合に10日の有給休暇を付与しなければならない」と定められています。
その後は継続勤務期間1年につき1日ずつ、3年6か月以降は1年につき2日ずつ加算しなければならないというルールです。
法令によって定められているため、美容部員でも同様に有給休暇が付与されます。
長期休暇が必要な場合は、この有給休暇をうまく活用して連休を作ることになるでしょう。
(参考: 『厚生労働省|労働時間・休日に関する主な制度』)
大型連休やイベント前は難しいかも……
美容部員が働く職場は、GWや年末年始などの大型連休は忙しいものです。
クリスマスシーズンのイベント期間中は、限定ギフトなどを出すほど各企業の競争が激しくなります。
そのような時期に長期休暇を取るのは難しいので、よほどの用事がない限り企業に貢献する方がいいでしょう。
長期休暇を取るときは、大型連休やイベントシーズンを外すのが無難ですよ。
気になる!百貨店の美容部員お休み事情
「実際に現場で働いている美容部員のお休み事情を知りたい!」と思っていませんか。
ここでは、百貨店で働く美容部員のお休み事情を詳しく見ていきましょう。
もっと具体的に知っておきたいと考えている方は要チェックですよ。
DHCの美容部員のお休み
DHCの美容部員は、年間休日123日で1か月あたりの休日は8日以上と労働基準法の範囲内で設定されています。
1か月あたりの休日が8日ということは、週休2日制が基本といえるでしょう。
年間休日も多く、無理なく働ける環境ですよ。
さらに、DHCでは年1回の6連休が取得できるのも見逃せません。
長期休暇が取りやすいので、「年1回は旅行に行きたい!」と考えている人にもピッタリです。
資生堂の美容部員のお休み
資生堂の美容部員は、労働基準法による変形労働時間制を採用したシフト制になっています。
休日は週休2日制で、美容部員同士でお休みが均等になるように考慮されているのもポイント。
シフトに応じてお休みが決められますが、1週間に2日は休めると覚えておきましょう。
また、1日の勤務時間(標準労働時間)は7時間45分で、こちらも一般的な水準です。
資生堂の美容部員は長時間労働だったり、休日が少なかったりすることはありません。
アルビオンの美容部員のお休み
アルビオンの美容部員として働く場合、年間休日日数は121日です。
週休2日に加えて16日程度の休みが取れるでしょう。
ほかにも、育児休暇や介護休暇・看護休暇などの制度もきちんと整備されています。
家庭の事情によって、お休みを取らなければならないことが多い人にとってもうれしい制度ですね。
計画有給取得制度もあるので、うまく活用すれば長期休暇を取りやすくなりますよ。
休日日数が多く、さまざまな制度も充実していておすすめの企業です。
コーセーの美容部員のお休み
コーセーの美容部員は、1か月あたり9日~11日でシフト制になっています。
週休2日にプラスして月に1日~2日程度の休みが設定されているといえるでしょう。
有給休暇も含め、産前・産後休暇や育児休暇、介護休暇や慶弔休暇もきちんと用意されているのもうれしいですね。
特別休暇制度もあるため、長期休暇を取って旅行に行きたいときに活用するといいかもしれませんよ。
お休み条件にこだわるならパスキャリにおまかせ!
美容部員は個人のお客様を対象にした接客業なので、土日祝日や大型連休などは出勤するのが基本です。
しかし、その分平日にお休みがあり、休日日数が少ないわけでもありません。
「美容部員になりたいけど、お休み条件にもこだわりたい」と考えている人もいるでしょう。
そのような人は、ぜひパスキャリの利用をご検討ください。
パスキャリは美容業界の転職に強くさまざまな求人があるので、希望のお休み条件に沿った求人を見つけやすくなっていますよ。
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「美容部員になりたい」「希望条件は譲れないけど転職を成功させたい」と考えている人は、ぜひパスキャリに登録してキャリアアドバイザーに希望をお聞かせください!