今は違う仕事をしていても、いつかはセラピストになりたいと思っている人もいませんか?
人を癒す職業に就きたいと考えているなら、セラピストはおすすめの選択肢です。
転職に向いている職業でもあるので、これから目指しても遅くはありません!
そこで今回は、セラピストが転職に向いている理由について迫ります。
とはいえ、職業ごとに向き不向きはありますよね。
セラピストに向いている人の特徴も紹介するので、転職成功のためにもあらかじめチェックしておきましょう。
- 転職に最適!セラピストは将来性が高い
- 転職ならボディ系セラピストがおすすめ
- こんな人がセラピストに向いている!
- スムーズにセラピストへ転職するなら
- 安心して転職できる!セラピストへ転職するなら「パスキャリ」
転職に最適!セラピストは将来性が高い
転職をするときは、応募する企業や職種の将来性は気になりますよね。
その中でも、セラピストは将来性に期待できる仕事のひとつです。
現代社会はストレス社会といわれているため、何らかの癒しを求める人が増えています。
政府の後押しも影響して健康志向が高まっていること、体験型のサービスを求める人が増えていることなども影響しているでしょう。
今後もさまざまな場面でセラピストが求められるため、将来性を心配する必要はありません。
医療機関やサロン・スポーツジムなど、セラピストのタイプに応じて職場が選べるのも魅力ですよ。
転職に向いているセラピストの選び方
これからセラピストを目指すなら、転職に向いているセラピストを選ぶのがおすすめです。
どんなセラピストを目指せばいいのかわからない場合は、これから紹介する3つのポイントをチェックしてみましょう。
資格が必要かどうかチェックする
セラピストの中には、資格がなければなれないものもあります。
まずは、自分が目指すセラピストになるためには資格が必要なのかを確認しましょう。
セラピストの資格には以下のようなものがあります。
資格の種類 | 取得方法 | 取得にかかる期間 | 具体例 |
---|---|---|---|
国家資格 | 通学 | 3年以上 | 柔道整復師 あん摩マッサージ指圧師 鍼灸師 公認心理師 |
民間資格 | 通学 通信講座 独学 | 数日~数年(資格によって異なる) | AJESTHE認定エステティシャン 整体師 療術師 臨床心理士 |
国家資格を取得する場合は、専門学校や大学で学ぶ必要があり、3年以上の時間がかかります。
民間資格は運営している機関によってさまざまなので、事前にチェックしましょう。
資格によって難易度が大きく異なるので、自分がなりたいセラピストにどんな資格が求められ、取得難易度や必要な時間がどの程度なのかを確認することが大切ですよ。
未経験から始められるかチェックする
資格が不要なセラピストなら、未経験でも就職できます。
未経験で就職するなら、「未経験歓迎」と書かれている求人に応募しましょう。
そのような求人は研修制度が充実しているため、異業種から転職する人にもおすすめです。
求人条件をチェックする
セラピストの求人を探すときには、求人条件をもれなくチェックすることを忘れないようにしましょう。
求人をチェックする際に注目したいワードの一例は以下の通りです。
・未経験歓迎
・年齢不問
・女性歓迎
・育児との両立可
・ブランクOK
・資格取得サポートあり
せっかく転職するなら、自分にピッタリの職場を見つけて長く働くことを目指しましょう。
そのためにも、これらのワードが記載されているかをチェックし、自分にピッタリな働き方ができるところに就職するのがおすすめですよ。
転職ならボディ系セラピストがおすすめ
セラピストには「ボディ系」「医療系」「メンタル系」など、さまざまなタイプが存在します。
これから転職するなら、ボディ系セラピストを目指すのがいいでしょう。
ここからは、ボディ系セラピストの特徴や仕事内容とともに、なぜ転職におすすめなのかを見ていきます。
ボディ系セラピストとは?
ボディ系セラピストとは直接お客様の身体に触れて施術し、身体面の不調を癒すセラピストです。
これらの施術は、心身のリラクゼーションを目的として行われます。
ただし、一言でボディ系セラピストとしても、その中にはさまざまなものが存在するのが特徴です。
ボディ系セラピストを目指すなら、自分が何をしたいのかに応じて転職先を選ぶことが大切ですよ。
ボディ系セラピストの種類
ボディ系セラピストに分類される具体的なものをチェックしていきましょう。
ここでは、セラピストの名称と主な施術内容をご紹介します。
アロマテラピー | エッセンシャルオイルを使用した施術で心身の不調を改善する |
リフレクソロジー | 手足にある反射区を刺激して心身の不調を改善する |
リンパドレナージュ | リンパに沿ってマッサージを施し、老廃物の排出をサポートする |
いずれもボディ系セラピストに分類されるものですが、施術内容は全く違うことがわかるでしょう。
自分が何をしたいのかを明確にイメージすれば、なりたいセラピストが見つかりますよ。
ボディ系セラピストが働ける場所
ボディ系セラピストにはさまざまな種類があるため、どのセラピストになるかによって働ける場所も異なります。
ボディセラピストが働く場所をピックアップすると以下の通りなので、ぜひ参考にして就職先を選びましょう。
・アロマテラピーサロン
・整体院
・エステサロン
・リラクゼーションサロン
アロマセラピストになればアロマテラピーサロン、整体師になれば整体院で働くことになります。
自分がどのセラピストになるかによって、就職先がある程度決まります。
ラグジュアリーなところで働きたい、こじんまりしたところで働きたいなど条件を絞って選ぶことも可能ですよ。
セラピストの雇用形態や収入
セラピストの雇用形態は、固定給制とインセンティブ制の2つにわけられます。
固定給制の職場では、施術数などに関係なく毎月一定の賃金を受け取ることができるシステム。
一方、インセンティブ制が採用されている職場では、施術数や指名数などによってもらえる賃金に差が出ます。
どちらがいいとは一概にはいえないため、自分に合った報酬体系の職場を探しましょう。
固定給の職場でスキルを学び、インセンティブ制の職場に転職するというキャリアプランもありますよ。
セラピストの平均年収は200万円~300万円です。柔道整復師など、国家資格が必要なセラピストは300万円~400万円と高くなる傾向があります。
サロン勤務の1日の流れ
リラクゼーションサロンで働きたくてセラピストを目指す人もいるかもしれません。
そこで、サロンで働く場合の流れを詳しく見ていきましょう。
主な流れは以下の通りです。
開店前 | サロンの清掃や備品、消耗品のチェックと補充など開店前の準備をする |
営業時間(午前) | お客様に施術する |
休憩時間 | サロンの混雑状況や予約状況に応じて休憩に入る |
営業時間(午後) | お客様に施術する |
営業時間(空き時間) | 事務作業や足りなくなった備品の補充、洗濯などの雑用をする |
閉店後 | 売上の集計や清掃、翌日の準備などをする |
営業時間中は、予約しているお客様をメインに施術するのが中心です。
空いた時間で雑用を行う必要もあるので、1日でこなす業務量は少なくありません。
こんな人がセラピストに向いている!
セラピストになりたいと思っているものの、自分に向いている職種なのか不安ですよね。
ここでは、セラピストに向いている人の特徴を紹介します。
自分がセラピストに向いているかどうかチェックして自信をつけましょう。
人と接するのが好き
セラピストは施術するだけでなく、カウンセリングなどでお客様と会話する仕事です。
人と接する機会が多いので、人とコミュニケーションを取るのが好きな人に向いています。
悩みを打ち明けてもらうためにも、良好な関係を築いて信頼してもらうことが重要。
そのためにも、お客様のことをよく考えて、ヒューマンスキルの向上を意識する必要があります。
体力に自信がある
ボディ系セラピストは全身を使ってマッサージしたり、身体を支えたりしなければならないため、相応の体力が求められる仕事です。
ボディ系セラピストは、体力がなければ務まりません。
就職後に「思っていたより大変だった」「体力面できつくて続けられない」と感じてしまうこともあるので、体力を向上させる意識も大切ですよ。
メンタルが強い
セラピストとして働いていると、お客様のネガティブな言葉を聞くことがあったり、ほかのセラピストとの実力差を実感したりすることがあるでしょう。
インセンティブ制の職場であれば、なかなか指名が取れずに悩むかもしれません。
セラピストは体力面だけでなく、メンタル面でも強くなければ続けられない仕事です。
「人を癒す仕事なのに自分が疲れてしまった」ということもしばしば。
ネガティブな力に負けない、メンタルが強い人はセラピストでは求められます。
臨機応変に動ける
セラピストとして長く働くためには、臨機応変に対応する力が求められます。
施術するお客様によっては、急にメニューを変更することも。
そのようなときは、サロンが提供しているメニューの範囲内で最大限お客様の要望に答える必要があります。
臨機応変に対応して、お客様に満足してもらうことも大事な要素です。
相手の気持ちを汲み取るのが得意
お客様によって、セラピーに何を求めているのかは異なります。
カウンセリングするときには、お客様の言葉から要望を汲み取って求めている事柄を判断するスキルが必要です。
何気ない会話からお客様が求めているものを汲み取れれば、より適切な施術ができるようになりますよね。
お客様ひとりひとりに応じた癒しを提供するためにも大切なスキルです。
サービス業・営業職からの転職
サービス業や営業職の経験があれば、異業種からの転職でも経験を活かせます。
サービス業や営業職で多くの人に接してきた経験がある人もいませんか?
そこで培ったヒューマンスキルや相手の考えを汲み取る力、会話を発展させる能力などはセラピストとして働く上で大きな力になります。
サービス業や営業職の経験があるなら、積極的にアピールしましょう!
スムーズにセラピストへ転職するなら
「転職活動を長引かせたくない」「スムーズにセラピストになりたい」と思っている人もいるかもしれません。
早くセラピストになりたいと考えている人は、ここでご紹介する3つのポイントを意識して転職活動することをおすすめします。
資格を取って求人に応募する
なりたいセラピストに対応した資格を取得してから求人に応募すると、無資格で応募した場合に比べて有利です。
未経験から転職する場合などは、資格を取得していれば一定の知識やスキル、やる気をアピールできるでしょう。
勉強は何歳からでも始められます。
セラピストへの転職活動を有利に進めたいなら、ぜひ以下で紹介する資格取得をご検討ください。
ただし、中には未経験で就職して実務経験を積んでから資格を取得した方がいい場合もありますよ。
種類 | 資格 | 転職手順 |
---|---|---|
アロマセラピスト | アロマテラピー検定1級 アロマセラピスト | 1. アロマテラピー検定1級に合格する 2. AEAJに入会し、アロマテラピーアドバイザーを取得する 3. 認定スクールに通ってアロマセラピストを取得する 4. アロマセラピストの求人に応募する |
リンパマッサージ | 医療リンパドレナージセラピスト | 1. 未経験可のサロンに就職する 2. 講習会に参加し、修了試験に合格して医療リンパドレナージセラピストを取得する 3. 医療リンパドレナージセラピストとして転職する |
リフレクソロジー | JREC認定リフレクソロジスト | 1. 所定のスクールでカリキュラムを終了する 2. ライセンス認定試験に合格してJREC認定リフレクソロジストを取得する 3. リフレクソロジーサロンに就職する |
未経験者OKの求人に応募する
実務経験や特定の資格を必要としないセラピストなら、経験がなくてもいきなり就職できます。
民間資格系のセラピストに多いので、早く働きたいと考えているなら未経験者を積極的に採用しているサロンを探しましょう。
転職エージェントに相談する
自分だけで転職活動をしてもうまくいかないかもしれません。
より効率的に転職活動するなら、信頼できるエージェントに相談しましょう。
エージェントを利用するメリットは以下の通りです。
- 豊富な求人から自分にマッチする企業を探してくれる
- エージェントにしか公開していない求人に応募できる
- 書類の添削や面接対策ができ、選考突破率を向上させられる
- 転職に関する不安点を質問して解決できる
転職エージェントでは、これらのサービスを無料で受けられるため、利用しない手はありません。
最短ルートで転職を検討している人は、エージェントに相談しましょう。
安心して転職できる!セラピストへ転職するなら「パスキャリ」
人々が癒しを必要としている現代において、セラピストは癒しを与える存在として活躍できる職業です。
必要な知識やスキルを身につければ、生涯の仕事になるでしょう。
「セラピストになりたい!」と考えているなら、ぜひパスキャリをご利用ください。
パスキャリは女性向けの転職エージェントで、ここでしか出会えないセラピストの求人も豊富です。
求人を探すときから就職後までを総合的にサポートしているので、安心して転職できますよ。
「転職を成功させたい」「自分にマッチした企業を探したい」と考えているなら、パスキャリにご登録ください。