【想像している不安って、9割は起こらない。】【今が一番、大事】キャリアアドバイザーが語るその真意とは|パスキャリインタビュー

パスキャリインタビュー!

様々な分野で活躍する社会人にフォーカスして、価値観やキャリアの積み方を根掘り葉掘り聞いちゃおう☆というコーナーです。

第2弾となる今回は、今までに4回の転職を経験し、現在キャリアアドバイザーとして活躍する池上亮さん。


高校生のときには芸能活動を経験し、そこから社会に飛び出した池上さんの仕事観・プライベートとの考え方を、根掘り葉掘り聞いてきました。

自分では向いていると確信していた、営業職時代

ヤマシタヤマシタ

今日は宜しくお願いします!

実は池上さんには、パスキャリのマイページで、動画のインタビューをしたことがあるんですよね。
今日は、その時とはちょっと違った観点でお話を伺えると嬉しいです。

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池上さん池上さん

宜しくお願いします!
そうですね、新鮮な気持ちで臨みたいと思います(笑)

新鮮な気持ちで、宜しくお願いします!新鮮な気持ちで、宜しくお願いします!


ヤマシタヤマシタ

ではさっそく!

池上さんは高校生のときに芸能活動をされていて…それで、引退後は営業職からスタートされたんですよね。

プロフィールに4回転職した、とあったのですが、ずっと営業だったんですか?

池上さん池上さん

そうそう、ずっと営業です。

自分はルーティンワークを繰り返すよりも、日々変化が欲しいタイプなんですよ。

客観的にどうかは分からなかったけど、自分では向いているなと思っていて。
楽しかったんですよね。

成果が数字でハッキリするのも、モチベーションになってよかったな。

ヤマシタヤマシタ

なるほど…業種もずっと一緒で?

池上さん池上さん

ちょっとずつ変わってました!

最初がエンジニアさんを統括する会社でソリューション営業、そのあと自社アプリの飛び込み営業…って感じで。
大枠で言うと、ITになるのかな。

記憶にめちゃくちゃ残っている会社は、めちゃくちゃしんどかった

ヤマシタヤマシタ

そのなかで記憶に残っている会社ってありますか?

池上さん池上さん

今言った二つはめちゃくちゃ覚えてる…
めちゃくちゃしんどくて…

めちゃくちゃ覚えてる…めちゃくちゃしんどくて…
めちゃくちゃ覚えてる…めちゃくちゃしんどくて…


ヤマシタヤマシタ

た、た、た、例えば…

池上さん池上さん

はじめの会社はフルコミッションでね。

成果を出さないともらえないんですよ。
会社員なのに、お給料の保証がなくて。

未経験OKで入社したはずなんですけどね(笑)

きつかった~
でも、芸能界とフリーターしかやってなかったから、ここくらいしか働けないって思ってたんですよね。

まあ今思えば、あれよりきついことは、もうないだろうからやってて良かったけど。

ヤマシタヤマシタ

前回の入ヶ町さんと言い、このシリーズ、ヘビー過ぎない???)

池上さん池上さん

で、次の飛び込み営業も…

美容院や飲食店に飛び込んで、「このポイントアプリ使ってください!」って言うんですよ。

でもなかなか、それじゃ契約取れなくて。

今はもうそのサービスないから、たぶん消えたんだろうねえ…

今はもうそのサービスないから、たぶん消えたんだろうねえ…今はもうそのサービスないから、たぶん消えたんだろうねえ…


ヤマシタヤマシタ

ヤマシタヤマシタ

営業職は、どれくらいしてたんでしょうか。

池上さん池上さん

トータル6年くらいかな…それで、違う職種に転職しました。

同じようにWEB系だったんですけど、運営側に回って。

電話対応したりライターしたり、中の人になりましたね。

ヤマシタヤマシタ

そこからどうやってキャリアアドバイザーに…?

あらゆるタイミングが重なって、キャリアアドバイザーに

池上さん池上さん

もともと、パスキャリの経営者と知り合いだったんですよ。

で、声をかけてもらって。
パスキャリのスタートアップに参加した感じです。

「困っている人を助けたい」って想いをすごく感じたから、やるしかないなと思って。

ちょうど、そのタイミングで妻も就職に悩んでいたんです。

ヤマシタヤマシタ

すごいタイミング…

池上さん池上さん

ね。
結婚したあとだったんですけど、その時、妻に仕事のブランクがあって。

でも今から正社員は無理かなって悩んでいたんですよ。
派遣にしようか、でもそれならどの派遣会社がいいのかな…って。

その様子を目の当たりにしていたときに、声がかかったんです。

ヤマシタヤマシタ

奥様、という身近な方が悩んでいたからこそ、やってみようと思った。

池上さん池上さん

そうですね。
あとは、これまでの仕事で関わった取引先の女性たちを見ていたのも大きいです。

色んな方がいらっしゃって、「働きたいけどネイルもしたい」「アルバイトしかしたことないけど本当は正社員になりたい」「なんとなく働いているけ将来が見えない」みたいな、一人ひとりに悩みがあって。

状況も違ってて。
なぜか、自分の周りに就職で困っている女性が多かったんですよ。

それが、自分のキャリアアドバイザーの原点。
だからパスキャリも、どちらかというと女性の就職に強いのかなって思ってます。

想像している不安って、9割は起こらない。

ヤマシタヤマシタ

なんだか導かれているみたいですよね。
そんな女性たちを見ていて、何か思うことってありましたか?

池上さん池上さん

「踏み出すこと」でしょうか。

ヤマシタヤマシタ

踏み出す、こと?

池上さん池上さん

そうです。あと諦めないこと。
…大事MANブラザーズみたいになっちゃった。笑

今の若い人分かるかな…

ヤマシタヤマシタ

たぶん…(笑)

池上さん池上さん

「私なんか」って言う人がね、すごく多いんですよ。
はなから、「正社員は無理だ」って諦めちゃってるんです。
できない、って思いこんでる。
初めから可能性を狭めているんですよね。

ヤマシタヤマシタ

たしかに…
私も、正社員というハードルを高く捉えすぎている人、多いなって思います。

池上さん池上さん

本当にその通りで。特に女性に多いんですけど。

ヤマシタヤマシタ

なんで女性ほどそう思っちゃうんでしょう。
まだ独身の人も、正社員のハードル高いって思っている人、結構多くないですか。

池上さん池上さん

うーん…ちょっとカタい話になっちゃうんですけど。

男女雇用機会均等法ができて、もう30年以上になるじゃないですか。

でも、まだまだ浸透率が低いんですよね。

最近でも、女性の正社員って全体の4割くらいなんですよ。

やっと法律ができて、整備されて、それでもこの数字。
暗黙の了解で、女性が社会で活躍しづらい現状っていうのが残っている。

そういうのを感じ取る女性が、なかなか踏み出せないのかなって思います。

ヤマシタヤマシタ

なるほど…

池上さん池上さん

実際、管理職は全員男性という会社もありますからね。

そういうのを見たことがある人、友達からそういう話を聞いた人が、踏み出す前にシャッター閉めちゃうのかなって。

ヤマシタヤマシタ

そうか…
実は私、あんまりそれを感じたことがないんですよ。


女性だから働きにくいなって思ったことなくて。
意見を言う性格だからかもしれないんですけど(笑)

実際、どうなんでしょう。

池上さん池上さん

女性が働きやすい、少なくとも男性と対等に働けるような会社は、ありますよ。

求人も、結構出てます。
でも、もう「正社員は無理」って思ってるとその求人も目に入らないから…

そういうことですよね。

ヤマシタヤマシタ

根深いな…

女性が働きやすい、少なくとも男性と対等に働けるような会社は、ありますよ。女性が働きやすい、少なくとも男性と対等に働けるような会社は、ありますよ。


池上さん池上さん

まあ、キャリアカウンセリングに来ている方は、少なくともちょっと可能性を見出しているんですけど。

でもね、まだみんな怖いんだと思うんです。

誰かから聞いた話とか、どこかで見た情報を不安に思って、それを増幅させてしまう。

ヤマシタヤマシタ

あるあるかも…

池上さん池上さん

だけど、思うんですよ。

想像している不安って、9割は起こらない。
…こういうと、1割は起こるじゃんって言われそうだけど。

ただ、不安って話すだけで解消されたり軽くなることもあるから。
僕たちは、そのためにいるのかな、とも思いますね。

ヤマシタヤマシタ

具体的に、どんな不安が多いですか?

池上さん池上さん

人間関係とか…多いのはブラックかどうか、ですね。

「この会社、本当はブラックなんじゃないの?」「求人票に残業なしって書いてるけど本当?」とか。

ヤマシタヤマシタ

意外と…女性というのが関係ないところですね。それ、男性でも思いそう。

池上さん池上さん

そうなんですよね。
総じていえば、「求人票の情報を鵜呑みにしていいの?」というのが多いです。

ヤマシタヤマシタ

やっぱり気になるところですよね。

想像している不安って、9割は起こらない想像している不安って、9割は起こらない。

池上さん池上さん

転職って、今はあんまりマイナスイメージないですけど。
それでも、「これを最後の転職にしたい」って思っている方はすごく多いんです。

ヤマシタヤマシタ

できれば同じ会社に長くいたい、と。

池上さん池上さん

そうそう。

ヤマシタヤマシタ

だからこそ、パスキャリの企業調査は心強いのかも。

※パスキャリの企業調査
→パスキャリでは、アドバイザーが実際に職場へ足を運んだり既存社員にヒアリングをしたりして企業の内情を調べているそうです。

池上さん池上さん

そう言われることは、多いですね。
自分たちも、なるべくありのままの会社の姿をお伝えしたいなって思ってます。

入社後のフォローを続けているのも、そういった思いから。
不安って、そんな急になくならないと思うんですよ

ヤマシタヤマシタ

入社後、ずっと相談できるのってパスキャリ以外で見つからないです。

池上さん池上さん

ないですよねえ。

ヤマシタヤマシタ

池上さんが転職したときは、エージェント経由ではなかったんですよね。

池上さん池上さん

そうですね。この仕事に就いたときみたいに紹介とか、自分で探して面接受けて…って感じです。

転職を決める一番のポイントは、自分が成長し続けられるかどうか

ヤマシタヤマシタ

エージェントだと、辞めるかどうかの相談もできたりするじゃないですか。
一人で転職を決めたとき、その決断ってどんなポイントでしてましたか?

池上さん池上さん

給与未払いを除くと…

ヤマシタヤマシタ

(さらっとすごいの入れてくる…)

給与未払いを除くと…給与未払いを除くと…(エピソードが基本強い。)

池上さん池上さん

自分のキャリアアップとか、成長をしたいときかな。

池上さん池上さん

もうここで学ぶことはないな、業務の幅に限界があるな、と思ったら会社を移ってますね。

辞めるときは、はじめは相談ベースで上司に言うんですけど。

そこでやっぱり意思が変わらなかったら、辞める。

ヤマシタヤマシタ

相談ベースで上司に言うと辞めにくいって聞いたことあるんですが…

池上さん池上さん

あー…たしかに、「辞めたいんですけど」から入ると、「お給料上げるから!」とは言われましたね。

でも、そこじゃないんですよね~ってかわせば、辞められますよ。

ただね、自分の場合はもし本当に「この会社で成長できるかも」って変化があったら続けようと思ってたんですよ。

ヤマシタヤマシタ

「会社を辞めるのが目的」ではない、と。

池上さん池上さん

そう!
ただ、相談したら変わるのって基本的に労働条件なんですよ。

給料とか部署とか。
なかなか、自分の成長につながるかはどうかは変わらない。

だからさくっと辞められたというのはありますね。
お給料の額が上がっても、そんなの全然意味がなかった。

ヤマシタヤマシタ

転職する理由がブレない、というのは大切かも。

ヤマシタヤマシタ

では池上さんは、複数回転職を繰り返すことには、賛成でしょうか。

池上さん池上さん

そこに前向きな理由があるなら、何回してもいいと思います。
今よりも自分が活躍できる会社があるのであれば、積極的に転職した方がいいんじゃないかな。

ヤマシタヤマシタ

積極的に、何回でも。

池上さん池上さん

よく、何回も繰り返すのは良くない、っていう人がいるけどそんなことないですよ。

ちゃんとした理由があって、実際に自分がステップアップできているなら5回でも6回でも。
それで次の就職に不利なんてことないんです。

反対に、転職回数だけで判断するような会社は、おすすめできないですね。

ヤマシタヤマシタ

言い切りましたね…

池上さん池上さん

実際、自分が担当するときは転職「理由」も含めてその人だと思ってやってますね。

3年は続けて…っていうのも、みんな3年の意味分かってないでしょ。

もったいないなって思いますけどねぇ。

ヤマシタヤマシタ

それは、確かに。

池上さん池上さん

なんとなくで続けるより、意思を持って移っていった方が、日本の経済も良くなるはずなんですよ。

日本の経済も、良くなるはずなんですよ。(目力。)日本の経済も、良くなるはずなんですよ。(目力。)

ヤマシタヤマシタ

というのは…?

池上さん池上さん

できる人を籠の中に閉じ込めておくのは、とてももったいない。

より活躍できる人が、より活躍できるところで働く方が絶対いいじゃないですか。

これだけ色んな情報が溢れているんだし、どんどんチャレンジすればいいんですよ。

ヤマシタヤマシタ

一つの会社の人事異動を、日本全体で捉えている感じがしますね。

社会全体での、適材適所。

みたいな感じでしょうか。

池上さん池上さん

おおおおお!

ヤマシタヤマシタ

(びっくりした!なに!?)

池上さん池上さん

そういうこと!!!!!!!です!!!
上手いこと言うね。

ヤマシタヤマシタ


ヤマシタヤマシタ

ありがとうございます。笑

「仕事はプライベートを輝かせるもの。」その真意とは

ヤマシタヤマシタ

ではそろそろ〆に入ろうかと思うんですが…
今日は、お話ありがとうございました。

池上さん池上さん

こちらこそ。こんな感じで良かったですかね…

ヤマシタヤマシタ

もちろんです。
日本全体での適材適所、この言葉で心がふっと軽くなれた人もいると思います。

そんな池上さんにとって、「仕事」ってなんでしょうか。

池上さん池上さん

プライベートを輝かせるもの、じゃないかな。(即答)

仕事は、プライベートを輝かせるもの。仕事は、プライベートを輝かせるもの。

ヤマシタヤマシタ

プライベート…ちょっと意外かも。
てっきり「日本の発展!」とか言われるのかと思いました。

池上さん池上さん

まあ、それもありますけど…

自分は家族大好き人間なんですよ。

ヤマシタヤマシタ

(どうしたどうした…!?)

池上さん池上さん

妻といる時間がとても大切なんですよね。

だから、その時間を守るためにどうやって仕事をしたらいいかな、と考えることも多くて。

ヤマシタヤマシタ

(素敵…奥様嬉しいだろうな…でも…突然どうした!?



池上さん池上さん

だから、プライベートを充実させるための仕事、じゃないかなって。

あとは…
一人の人間として、仕事ができないよりできる人の方がかっこいいじゃないですか。


だから、プライベート、つまり自分自身を輝かせるための仕事、って考えてます。

ヤマシタヤマシタ

(そう繋がるのか…!)
プライベートが大切、と聞くと仕事はそこそこで…と考えられがちですけど、そうじゃないんですよね。

池上さん池上さん

人によって優先順位は違うと思うので、「残業したくない」っていうのも、もちろんありです。

でも、それはサボることではないですからね。
密度の濃い仕事を、定時までにすればいい話。

ヤマシタヤマシタ

めちゃくちゃ分かります…!

ビジネスにおける「頑張る」の定義は「謙虚に吸収する」こと

ヤマシタヤマシタ

では、今の若い人には、どんなアドバイスをしましょうか。

池上さん池上さん

「今が一番大事」ということを、伝えたいですね。

今の時間を無駄にすると、将来痛い目をみます。


20代前半で頑張っている人は、30代で活躍しますから。

ヤマシタヤマシタ

頑張る、の定義ってなんでしょう。

池上さん池上さん

学ぶということですね。

謙虚に、吸収する、ということ。

歳を重ねると、どんどんみんな教えてくれなくなるし、ある程度のキャリアを積めば「知らない=できない」人だと思われてしまうんです。

無能だとみなされる。
これって、辛くないですか。
転職するにも、市場価値が下がっているから幅が狭まってしまいます。

ヤマシタヤマシタ

キャリアップや成長のための転職、が叶わなくなるということですね。

池上さん池上さん

まさしく。

今頑張って学んで、吸収して…って自分をレベルアップさせることが、将来の選択肢を増やすことになるんです。

ヤマシタヤマシタ

身にしみるお言葉…
「踏み出すこと、チャレンジすること」を実現するためにも、今吸収して選択肢を広げよう、ということですね!

インタビューを終えて…

  • 日本全体での適材適所を考える
  • 仕事はプライベートを輝かせるもの
  • 今、学んで吸収することが将来の選択肢を増やす

今回のインタビューでは、こんな力強い言葉をくれた、池上さん。

プライベート優先、ワークライフバランスなど、働き方を見なおす動きとそれに対する色んな考えが飛び交う現在。

こんなふうに、プライベートと仕事が相乗効果をもたらせたら、素敵です。

池上さん、ありがとうございました!